本ページは広告が含まれています。
ヘッドフォンの音の広がりが好きで良く使用していたのですが、やっぱり長時間は重さが首・肩への負担になるのでイヤホンを探していました。
今回、KZ AS16 PRO というイヤホンが低価格でバランスの良い+定位感が良いという噂のイヤホンを見つけたので、購入したのでレビューしていきます。
-

参考【2025最新版】AliExpress完全ガイド|安全な買い方・支払い方法・偽物対策・配送まで全部解説【最新クーポン付き】
続きを見る
結論
良い点
- 中高音の解像感がかなり良い
- 定位感がとんでもなく良い
- リケーブル可能な設計
- コスパが高い
悪い点
- 付属ケーブルの質感がチープ
- USB DACやサウンドカードがないと本領発揮しない
KZとは?

KZ(Knowledge Zenith)は中国・深センを拠点とするイヤホンメーカーで、特に低価格帯で高音質を実現する「コスパ最強の中華イヤホン」として世界中で人気を集めています。
数千円〜1万円台の価格帯で、マルチBA(バランスド・アーマチュア)構成やハイブリッド構成のモデルを多く展開しており、オーディオ初心者からマニアまで幅広く支持されています。
製品の特徴は、高解像度・豊富なラインナップ・リケーブル対応。また、CIEM風の美しいシェルデザインや透明シェルなど、見た目の満足感も非常に高いです。
今回レビューする「AS16 Pro」も、そんなKZ製品の中でも上位モデルに位置づけられる多BAイヤホンで、解像度・定位感に優れた名機です。
FPSをメインに使うイヤホンを探してたどり着いたKZAS16Pro
FPSゲームをより楽しみたい、勝率を上げたいと考える中で、「音による情報把握(定位感)」がどれほど重要かを痛感するようになりました。
音楽でもいろんな音がそれぞれの方向から聞こえる方が臨場感も出ます。
そんな中で見つけたのがKZ AS16 Proです。
元々は音楽用として設計されたイヤホンですが、レビューを調べていくうちに定位の正確さや解像感の高さが注目されていることを知り、試しに導入し、結果は大正解でした。
実際にAS16 Proを使い込んで感じたリアルな感想をもとに、ゲームだけでなく音楽・映画と幅広い視点でレビューしていきます。
KZ AS16Pro外観とビルドクオリティ
CIEM風のシェルで装着感は良好

KZ AS16 Proは「CIEM(カスタムIEM)風」のシェルデザインを採用しており、耳の形に沿ってしっかりフィットします。

シェルは透明度が高く、内部のBAドライバーが視認できるデザインでかっこいいです。
見た目の質感は価格以上です。

リケーブル可能な設計なので、コードが破損した場合でもケーブルを変えるだけなので安心です。
装着感も快適で、長時間使用しても耳への負担は少なく、遮音性も高めです。
ゲームや音楽鑑賞など、集中して使うシーンにぴったりです。

イヤーピースは普通~安物感があります。
なので、イヤーピースをサードパーティ製などに変える方が見た目の高級感も出ると思います。
付属品は特になし
- ケーブル
- 変えのイヤーピース
- 説明書カード
付属品は特記するようなものはありません。
他のイヤホン購入時と変わりなく普通です。
KZ AS16Pro音質レビュー

中高音の透明感と定位感がすごい
AS16 Pro最大の魅力は、やはり中高音の透明感と解像度の高さです。
16基のバランスド・アーマチュア(BA)ドライバーが搭載されており、それぞれが異なる帯域を担当しているため、情報量の多い音源でも分離が良いです。
音が粒立っているというのか、ボーカルやギター音が重なっても「それぞれの音がどこにいるか」がはっきりわかり、音楽の立体感や空間の広がりを強く感じました。
高音域は伸びが良く、耳に刺さらない程度でかなり好みでした。
中音域はやや前に出ており、ボーカル重視の楽曲では声が自然に響きます。
低音は強調されている感じはないですが、ベースラインの動きも十分に追えます。
音全体としては「ややモニター寄りのリスニング向け」という印象です。
ゲームでの使用感|定位と距離感のリアルさが勝率を変える

FPSタイトル(VALORANTやAPEX Legendsなど)で使ったときの感動しました。
足音やリロード音、ジャンプの着地音などが「どの方向から、どれくらいの距離で鳴っているか」が驚くほど正確に分かるため、索敵が非常にしやすいです。
今までは、ヘッドフォンでないと定位感出すのは物理的に難しいのかな。と思っていましたが、僕の概念が覆りました。
これまでなんとなく聞き逃していた情報がすべて「見えるように聴こえる」感覚になります。
また、敵の上下の位置まで判別しやすく、「階段の上から来てる」「2階の部屋でリロードしてる」といった判断ができるようになりました。
特に競技系のゲームでは、この“音の可視化”が勝率にも大きく影響すると実感しました。
G3との相性が最高|より高音質で定位感アップ

僕はこのAS16 Proを、Sound Blaster G3と組み合わせて使用しています。
-

参考【FPSに必須】Sound Blaster G3レビュー【敵の場所がわかる】
続きを見る
G3は手軽なポータブルUSB DACとして人気ですが、AS16 Proとの相性がとても良く、より高音質になり定位感もしっかり感じられます。
このようなサウンドDACやサウンドカードをAS16 Pro一緒に使用する方がよりAS16 Proの性能を引き出せるのでおすすめです。
音楽・映画での使用感|リスニングでも満足できるバランス

AS16 Proは、ゲーム用途での性能(特に定位感)も突出していると感じますが、音楽・映画でも大活躍します。
クラシックではホールの空間再現が見事で、音が左右だけでなく奥行きにも広がります。
映画でもセリフと効果音が混ざらず、爆発音や環境音が自然に広がるので、低音強調が強すぎるのが好みでない方の方が特に好まれると思います。
NetflixやPrime Videoなどの視聴が「音の違い」で、かなり印象も変わったと感じました。
KZ AS16 Pro気になった点

リケーブル前提。低音の厚みは好みが分かれる
正直なところ、付属ケーブルの質は"低い"という印象です。
ちゃちい感じで取り回しにくく、タッチノイズも拾いやすいため、快適に使うならリケーブルはほぼ必須です。
ケーブルを交換するだけで、装着感や音質が大きく変わるため、最初からリケーブル前提で購入するのが良いと思います。
リケーブルはまた別の記事でレビューします。
イヤーピースでさらに化ける
イヤーピースは純正でも使えますが、音質や装着感をさらに高めたいなら交換をおすすめします。
低音強化タイプのイヤピ(AZLA SednaEarfit XELASTEC、final Eタイプなど)を使えば、低域の厚みが自然に補強されます。
フォーム系(コンプライなど)を使えば遮音性も向上し、没入感がさらに増します。
僕はFinal Eタイプのイヤーピースのような長時間の使用でも疲れにくいのが好みなので、付け替えて使用しています。
音質の大きな改善はないですが、使用して疲れないのはかなり重要だと思います。
KZ AS16 Pro購入はAliexpressがおすすめ

KZ AS16 Proは、国内でもAmazonなどを通じて手軽に購入できますが、価格面で最もおすすめなのはAliexpressです。
Amazonではおおよそ6,000円前後で販売されており、それでも十分にコストパフォーマンスは高いのですが、Aliexpressでは4,000円を切る価格で出ていることもあります。
もちろん、Amazonには「翌日配送」や「返品保証」などの安心感がありますが、価格を最重視するならAliexpress一択です。
とくにKZはAliexpress内に公式ストアを持っており、正規品を確実に安く入手できるのも大きなポイントです。
多少配送に時間はかかりますが、品質に妥協せずに少しでも安くAS16 Proを手に入れたい方には、Aliexpressでの購入を強くおすすめします。
-

参考【2025最新版】AliExpress完全ガイド|安全な買い方・支払い方法・偽物対策・配送まで全部解説【最新クーポン付き】
続きを見る
Amazonリンクはこちら
まとめ|KZ AS16 Proがこの価格なら絶対に買い

KZ AS16 Proは、音質・定位・音場・装着感の全てにおいて、価格を超えるパフォーマンスを発揮する有線イヤホンです。
FPSゲーマーにとっては「音で勝てる武器」、リスニング派にとっては「疲れず、長く聴ける音」として優秀だと思います。
特にUSB DACなどとの組み合わせでより性能を発揮します。
ケーブルやイヤーピースを交換すればさらに化けるポテンシャルもあり、リケーブルのイヤホンなので、故障リスクも少なく長く付き合えるイヤホンです。
「この価格でこの音が鳴るのか」という驚きがすごかったので、間違いなくおすすめできます。
コスパを重視しつつ、音質に妥協したくない方には、KZ AS16 Proは絶対に良いと思います。
-

参考【2025最新版】AliExpress完全ガイド|安全な買い方・支払い方法・偽物対策・配送まで全部解説【最新クーポン付き】
続きを見る
-

参考【ラピッドトリガーキーボード】IROK ND63 PRO レビュー【最安だが品質・性能良い】
続きを見る




