自作PCにケースファンをなんとなく取り付けようと思いたったので、取り付け講座を書きたいと思います。
ケースファンの取り付けは非常に簡単で、どのケースファンでも方法としては基本的に同じなので参考にしやすいかと思います。
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参考自作PC初心者講座 組み立て編【パーツ紹介~CPUクーラー取り付け】
続きを見る
結論
手順
- ケースにファンが取り付けられるかの確認
- ケースを解体
- 試運転
- CHA_FANを分岐
- ファンの取り付け
- ファンの接続
- 本起動
手順としては、このようになります。
手順が多く見えますが、難しいところはありません。
ケースにファンが取り付けられるかの確認
一番最初に行うことは、自分のケースにどの程度のファンが取り付けられるかの確認が必要です。
ケースにファンをつけるときに確認する部分
- 取り付け可能なファンのサイズ
- 何個まで取り付けられるのか
この2項目は必ず確認することが必要です。
僕が今回ケースファンを取り付けるのは、Thermaltake S100 TG Snow Editionです。
リンク
ケースファンがどこに何個取り付けられるかは、ケースの取扱説明書もしくは、公式HPに記載されています。
Thermaltake S100 TG Snow Editionは
- 上面:200mm×1または140/120mm×2
- 前面:140/120mm×2
- 背面:120mm×1
最大5個まで取り付けが可能です。
今回、取り付けるケースファンは"EZDIY-FAB 120mm 白色"です。
リンク
これを3つ入りを1セット購入しました。
イメージでは、背面1つ・上面2つ取り付けようと考えています。
EZDIY-FAB 120mm 白色レビューはこちらです。
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参考EZDIY-FAB 120mm PWM白色レビュー【格安だが性能良い】
続きを見る
ケースに最初から120mmの光らないファンが搭載されており、それは取り外して前面に移動させます。
(前面は見えないため光らなくても良いと考えました。)
ケースを解体
まず、電源をOFFにします。
できれば、電源を完全にコンセントから抜いて2~3分待ち放電します。
マザーボードに帯電していることがあったり、コードを抜き差しするので必ず電源をオフにしておく必要があります。
電源をオフにしたあと、ケースを解体します。
ケースの前面部分と側面(両方)を取り外します。
試運転
ケースの外で不良品でないかの確認です。
今回使用するファンが、格安なので不良品もある可能性があると思い、試運転を実施しました。
すべてのファンが無事に作動しました。
光り方も落ち着いて色で光っています。
もっと七色にピカピカ光るゲーミング感の欲しい方には物足りないかもしれません。
少しだけ光らせたいなと思う方にはちょうど良い光加減かと思います。
CHA_FANを分岐
リンク
この作業はマザーボードによって不必要な場合もあります。
今回、取り付けるマザーボードは、B460 M-AというASUSのマザーボードで、ケースファンのコネクタが2つしかありません。
CHA_FAN1とCHA_FAN2です。
そのため、合計4つのファンと取り付けるのには足りません。
ポイント
ケースのファンのコネクタは、マザーボードのメーカーにより"CHA_FAN"と書かれたものと"SYS_FAN"と書かれたものがあります。
そのような場合は、ファン用電源延長ケーブルを使用します。
今回は、この分岐延長ケーブルを使用します。
これは、4ピンから3つに分かれており、1つは4ピン・2つは3ピンとなっています。
4ピンでファンの回転数を感知して、3ピン・4ピンでファンの回転数をコントロールします。
そのため、回転数のコントロールをするために、延長ケーブルには同じファンを繋ぐ必要があります。
この分岐延長ケーブルはCHA_FANに差し込むだけで簡単にFANのコネクタを増やせるので非常に便利です。
いくつまで分岐できるのか
ケーブルの分岐に関してですが、ケーブルの分岐は理論上、電源容量が足りている範囲内であればいくつでも可能です。
おおよそですが6~12cmのファンであれば1つ当たり約3W程度の計算になります。
電源容量以外の部分の負荷としては、マザーボードの負荷です。
マザーボードへの負荷を考えると1つのCHA_FANコネクタから3個程度までの分岐かと思います。
しかし、分岐ケーブルから、さらに分岐というのはあまりよくありません。
CHA_FANが少ないマザーボードを使用し、多く分岐したい場合は分岐数の多いケーブルを購入しましょう。
リンク
このケーブルであれば5個まで分岐可能です。
ファンの分岐などでファンを何個までつけれるのか?ですが、ファンのつけられる数は電源容量によって変わりますが、電源容量がギリギリでなければ大抵、ケースの許容範囲いっぱいまでつけても大丈夫です。
分岐ケーブルを差し込む
マザーボードによってCHA_FANの位置は異なります。
マザーボードの説明書にCHA_FANの位置は書いてあります。
もしくは、マザーボード自体にCHA_FANと書いてあるのですぐに見つかるかと思います。
CHA_FANから分岐するようにケーブルを刺します。
1つのCHA_FANが分岐ケーブルによって3つに分かれたかと思います。
分岐した先に、ケースファンのコネクタを接続しましょう。
ファンの取り付け
次にファンの取り付けをしていきます。
ここで注意しないといけないのが、ファンの向きです。
ファンの向きが反対になってしまうと熱が逃げなくなりPCに熱が溜まりやすくなります。
今回のファンは、光る方が吸気・光らない方が排気となりますので、基本的には光る側を内側に向けて装着します。
この時に、配線のことも考えながら取り付けると配線整理が楽にできます。
ケースファンの風向きについて
ケースファンの風向きは、ティッシュペーパーを近づけることで確認もできます。
他には、ケースファンの形状で風向きが簡単にわかります。
ケースファンの風向き確認についてはこちらの記事で確認方法を書いていますのでご覧ください。
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参考【ファンの向きは?】ケースファンの向きの確認方法・取り付け場所解説【エアフロー解説】
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ファンの接続
ケースファンを取り付けたらファンのケーブルを分岐ケーブルに接続します。
CHA_FANがたくさんある方は、直接マザーボードに差し込むことになります。
僕は今回、ファンのケーブと分岐ケーブルを背面に持っていき背面(裏配線)で接続しました。
裏配線はこのような感じです。
ぐちゃぐちゃですが、ある程度納まっていますし、カバーをしたら見えないのでよし。
本起動
最後にPCを起動させ、ファンがちゃんと回っているか、ファンは光っているか、配線は絡んでいないかなどを確認します。
今回は上の写真ような感じに仕上がりました。
ホワイトカラーのケースにホワイトで光るファンを取り付けたので、なんとなくいい感じに仕上がっています。
光り方も抑え気味でゲーミング感が強く出すぎていないので個人的には良い仕上がりです。
まとめ
PCファンの取り付け方を解説しました。
どのようなケース・ファンであっても大体は今回説明した手順で問題なく取り付けることができます。
もっと高価なファンであれば、ファン同士を連結できるなど配線面の管理が簡単になります。
今回は格安ファンなので、一番配線も面倒なパターンで解説したので、このパターンのファンが取り付けることができればどのファンでも取り付けはできると思います。
ファンの取り付けは簡単で、なおかつ見た目も良くなり熱も逃がすことができるので、是非やってみていただきたいです。
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PC
【丁寧に解説】PCケースファンの取り付け方【初心者向け】
2021年12月20日
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ケースファンの取り付けは非常に簡単で、どのケースファンでも方法としては基本的に同じなので参考にしやすいかと思います。
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結論
手順
手順としては、このようになります。
手順が多く見えますが、難しいところはありません。
ケースにファンが取り付けられるかの確認
一番最初に行うことは、自分のケースにどの程度のファンが取り付けられるかの確認が必要です。
ケースにファンをつけるときに確認する部分
この2項目は必ず確認することが必要です。
僕が今回ケースファンを取り付けるのは、Thermaltake S100 TG Snow Editionです。
ケースファンがどこに何個取り付けられるかは、ケースの取扱説明書もしくは、公式HPに記載されています。
Thermaltake S100 TG Snow Editionは
最大5個まで取り付けが可能です。
今回、取り付けるケースファンは"EZDIY-FAB 120mm 白色"です。
これを3つ入りを1セット購入しました。
イメージでは、背面1つ・上面2つ取り付けようと考えています。
EZDIY-FAB 120mm 白色レビューはこちらです。
参考EZDIY-FAB 120mm PWM白色レビュー【格安だが性能良い】
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ケースに最初から120mmの光らないファンが搭載されており、それは取り外して前面に移動させます。
(前面は見えないため光らなくても良いと考えました。)
ケースを解体
まず、電源をOFFにします。
できれば、電源を完全にコンセントから抜いて2~3分待ち放電します。
マザーボードに帯電していることがあったり、コードを抜き差しするので必ず電源をオフにしておく必要があります。
電源をオフにしたあと、ケースを解体します。
ケースの前面部分と側面(両方)を取り外します。
試運転
ケースの外で不良品でないかの確認です。
今回使用するファンが、格安なので不良品もある可能性があると思い、試運転を実施しました。
すべてのファンが無事に作動しました。
光り方も落ち着いて色で光っています。
もっと七色にピカピカ光るゲーミング感の欲しい方には物足りないかもしれません。
少しだけ光らせたいなと思う方にはちょうど良い光加減かと思います。
CHA_FANを分岐
この作業はマザーボードによって不必要な場合もあります。
今回、取り付けるマザーボードは、B460 M-AというASUSのマザーボードで、ケースファンのコネクタが2つしかありません。
CHA_FAN1とCHA_FAN2です。
そのため、合計4つのファンと取り付けるのには足りません。
ポイント
ケースのファンのコネクタは、マザーボードのメーカーにより"CHA_FAN"と書かれたものと"SYS_FAN"と書かれたものがあります。
そのような場合は、ファン用電源延長ケーブルを使用します。
今回は、この分岐延長ケーブルを使用します。
これは、4ピンから3つに分かれており、1つは4ピン・2つは3ピンとなっています。
4ピンでファンの回転数を感知して、3ピン・4ピンでファンの回転数をコントロールします。
そのため、回転数のコントロールをするために、延長ケーブルには同じファンを繋ぐ必要があります。
この分岐延長ケーブルはCHA_FANに差し込むだけで簡単にFANのコネクタを増やせるので非常に便利です。
いくつまで分岐できるのか
ケーブルの分岐に関してですが、ケーブルの分岐は理論上、電源容量が足りている範囲内であればいくつでも可能です。
おおよそですが6~12cmのファンであれば1つ当たり約3W程度の計算になります。
電源容量以外の部分の負荷としては、マザーボードの負荷です。
マザーボードへの負荷を考えると1つのCHA_FANコネクタから3個程度までの分岐かと思います。
しかし、分岐ケーブルから、さらに分岐というのはあまりよくありません。
CHA_FANが少ないマザーボードを使用し、多く分岐したい場合は分岐数の多いケーブルを購入しましょう。
このケーブルであれば5個まで分岐可能です。
ファンの分岐などでファンを何個までつけれるのか?ですが、ファンのつけられる数は電源容量によって変わりますが、電源容量がギリギリでなければ大抵、ケースの許容範囲いっぱいまでつけても大丈夫です。
分岐ケーブルを差し込む
マザーボードによってCHA_FANの位置は異なります。
マザーボードの説明書にCHA_FANの位置は書いてあります。
もしくは、マザーボード自体にCHA_FANと書いてあるのですぐに見つかるかと思います。
CHA_FANから分岐するようにケーブルを刺します。
1つのCHA_FANが分岐ケーブルによって3つに分かれたかと思います。
分岐した先に、ケースファンのコネクタを接続しましょう。
ファンの取り付け
次にファンの取り付けをしていきます。
ここで注意しないといけないのが、ファンの向きです。
ファンの向きが反対になってしまうと熱が逃げなくなりPCに熱が溜まりやすくなります。
今回のファンは、光る方が吸気・光らない方が排気となりますので、基本的には光る側を内側に向けて装着します。
この時に、配線のことも考えながら取り付けると配線整理が楽にできます。
ケースファンの風向きについて
ケースファンの風向きは、ティッシュペーパーを近づけることで確認もできます。
他には、ケースファンの形状で風向きが簡単にわかります。
ケースファンの風向き確認についてはこちらの記事で確認方法を書いていますのでご覧ください。
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ファンの接続
ケースファンを取り付けたらファンのケーブルを分岐ケーブルに接続します。
CHA_FANがたくさんある方は、直接マザーボードに差し込むことになります。
僕は今回、ファンのケーブと分岐ケーブルを背面に持っていき背面(裏配線)で接続しました。
裏配線はこのような感じです。
ぐちゃぐちゃですが、ある程度納まっていますし、カバーをしたら見えないのでよし。
本起動
最後にPCを起動させ、ファンがちゃんと回っているか、ファンは光っているか、配線は絡んでいないかなどを確認します。
今回は上の写真ような感じに仕上がりました。
ホワイトカラーのケースにホワイトで光るファンを取り付けたので、なんとなくいい感じに仕上がっています。
光り方も抑え気味でゲーミング感が強く出すぎていないので個人的には良い仕上がりです。
まとめ
PCファンの取り付け方を解説しました。
どのようなケース・ファンであっても大体は今回説明した手順で問題なく取り付けることができます。
もっと高価なファンであれば、ファン同士を連結できるなど配線面の管理が簡単になります。
今回は格安ファンなので、一番配線も面倒なパターンで解説したので、このパターンのファンが取り付けることができればどのファンでも取り付けはできると思います。
ファンの取り付けは簡単で、なおかつ見た目も良くなり熱も逃がすことができるので、是非やってみていただきたいです。
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