自作PC初心者講座 組み立て編です。
初心者向けにわかりやすく自作PCの組み立て方を解説していきます。
最初は、パーツ紹介~CPUクーラーの取り付けまでの解説になります。
各パーツの役割など知識編・組み立て編はこちらで解説しています。
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参考自作パソコン初心者講座一覧
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パーツ紹介
各パーツの紹介をします。
今回は、すべて中古品で揃えました。
中古ではありますが、組み立て方・機能は新品と同じですので特に気にする必要はないです。
CPU | Ryzen 3100 |
CPUクーラー | AMD純正 Wraith Stealth |
グラフィックボード | POWERCOLOR RX560 2GB |
マザーボード | MSI A520M-A pro |
メモリ | CFD Panram DDR4-2133 W4U2133PS-8G |
M.2 SSD | TS120GMTS820S 120GB |
電源 | 玄人志向 KRPW-BK-450W/85+ |
ケース | Thermaltake Versa H18 |
ざっとこのようなパーツ構成になっています。
ゲーミングPCではありますが、そこまで高性能ではありません。
ゲームを普通に楽しむ程度の方におすすめのスペックです。
PS4よりも高性能ですが、PS5よりは下です。
すべて中古パーツで購入し33430円と破格の値段でPCを完成させます。(OS代は除く)
初心者におすすめなのは、MSI A520M-A proです。
安価なマザーボードですが、エラーランプが搭載されています。
テスト起動の時に、エラーの原因を光って教えてくれるため初心者には便利な機能かと思います。
用意するもの
用意するもの
- プラスドライバー(小さめと大きめがあれば便利)
- ラジオペンチ
最低限はこれがあれば十分です。
ラジオペンチも必要ない場合もあります。
あると便利な物
- 結束バンド
- ネジを入れる入れ物
- ハサミ・カッターナイフ・ニッパー
- 帯電防止手袋
- PCマザーボード用 スイッチ
これらはあると便利ですが、なくでも問題ないです。
僕はこの中では、結束バンドはいつも用意しています。
リンク
ネジを入れる入れ物は取り外したネジを再度付ける際にわからなくなるので、あった方が良いです。
ハサミなどの切る工具は一つで十分です。
僕は帯電防止手袋を使用したことはありません。
PCパーツは静電気で故障することがあるので、PCを触る前に手を洗って、大きめの金属に触れて静電気を逃がせば問題ありません。
PCマザーボード用 スイッチは、自作PCを複数作る方や中古のパーツを使用する方はある方が良いです。
テスト起動の際に便利です。
400円弱なので、持っておいて損はないと思います。
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CPUをマザーボードに取り付け
ここから自作PCの作業に移ります。
まずCPUをマザーボードに取り付けます。
ここが一番緊張するポイントです。
CPUのピン(intelだとマザーボード側のピン)は、折れ曲がりやすいので注意が必要です。
まずマザーボードを取り出します。
マザーボードは箱の上など少し柔らかいものの上において作業しましょう。
次に、CPUソケットのレバーを上げます。
intel CPU用のマザーボードの場合は、カバーもあるのでレバーと一緒に上がるかと思います。
次に、CPUを取り出します。
CPUの左下に三角形のマークがあります。
マザーボード側にも三角形のマークがあります。
この三角形のマークの場所を合わせてCPUをセットしていきます。
ピンが折れやすいのでゆっくりとCPUを置きましょう。
うまくCPUがセットされたら、スコッと音がすると思います。
CPUを軽く揺らしてしっかりとセットされているか確認しましょう。
CPUのセットが確認できたらレバーをおろします。
インテルの場合は、黒いカバーも付いていると思いますが、黒いカバーはレバーを下げるときに勝手に外れますので自分で取らなくても大丈夫です。
このレバーは少し硬いのですので怖さはあると思いますが思い切ってレバーを下げましょう。
CPUクーラーの取り付け
次にCPUを取り付けていきます。
今回は、Ryzen純正ですのでバックプレートなどはありません。
Intelの純正CPUクーラーは一番取り付けが簡単です。
社外品のCPUクーラーを取り付ける場合は、購入されたCPUクーラーに取り付け方法が書いておりますので、そちらを参考にしてください。
マザーボードのCPUクーラーを取り付ける場所についてあるリテンションを取り外します。
リテンションとは、赤丸の黒いパーツのことです。
ネジを回すだけなので簡単です。
リテンションを取り外した後についてある黒いネジ穴のような部分にCPUクーラーを取り付けます。
グリス
Ryzen・Intelの純正CPUクーラーには、最初からグリスが塗ってあります。
このグリスでも問題ないのですが、グリスが乾燥しやすいなどのデメリットがあります。
僕のおすすめはグリスは別途購入し、塗ることをおすすめします。
純正CPUクーラーのに付いているグリスを拭き取ります。
今回は、MX-4というグリスを使用しました。
容量も多く、性能も良いコスパ重視のグリスです。
リンク
新しいグリスはCPU側に塗ります。
グリスをきれいに伸ばす・そのままCPUクーラーで押しつぶして伸ばすのはどちらでも大丈夫です。
CPUクーラーねじ止め
Ryzenの純正CPUクーラーはAMDのロゴの部分が出っ張っています。
この部分がメモリースロット側に来るとメモリーの取り付けができない場合はあるので、CPUクーラーの向きには気を付けましょう。
このような向きで取り付けていきます。
RyzenのCPUクーラーの取り付けは、4つのネジを回すだけです。
少し硬いのでしっかりとCPUクーラーをCPUに押し付けてネジを回しましょう。
ポイント
対角線上にネジを回した方が均等に力が加わるので良いです。
Intel純正CPUクーラーの場合は、ピンロックになっているので、マザーボードの穴に合わせてピンを押し込むだけなのでめちゃくちゃ簡単です。
CPUファン用コネクタの取り付け
CPUファンには、CPUファンに電力を送るためのコネクタが付いてあります。
このコネクタをマザーボードに接続します。
マザーボードのCPU_FAN1と書かれた場所に差し込みます。
差し込み方向は、CPUファンコネクタに出っ張りがあるので、それに合わせて差し込みます。
反対方向には差し込めないようになっているので心配は不要です。
CPUファンにケーブルが当たらないように注意しましょう。
まとめ
今回は、パーツ紹介~CPUクーラーの取り付けまでを解説しました。
初心者向けに細かく解説していますが、わかりにくい場所があれば問い合わせから質問していただいても大丈夫です。
CPUの取り付けは少し緊張しますが、それ以外は故障などの心配のない作業ですので、力まずに行いましょう。
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PC
自作PC初心者講座 組み立て編【パーツ紹介~CPUクーラー取り付け】
2022年5月29日
自作PC初心者講座 組み立て編です。
初心者向けにわかりやすく自作PCの組み立て方を解説していきます。
最初は、パーツ紹介~CPUクーラーの取り付けまでの解説になります。
各パーツの役割など知識編・組み立て編はこちらで解説しています。
参考自作パソコン初心者講座一覧
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パーツ紹介
各パーツの紹介をします。
今回は、すべて中古品で揃えました。
中古ではありますが、組み立て方・機能は新品と同じですので特に気にする必要はないです。
ざっとこのようなパーツ構成になっています。
ゲーミングPCではありますが、そこまで高性能ではありません。
ゲームを普通に楽しむ程度の方におすすめのスペックです。
PS4よりも高性能ですが、PS5よりは下です。
すべて中古パーツで購入し33430円と破格の値段でPCを完成させます。(OS代は除く)
初心者におすすめなのは、MSI A520M-A proです。
安価なマザーボードですが、エラーランプが搭載されています。
テスト起動の時に、エラーの原因を光って教えてくれるため初心者には便利な機能かと思います。
用意するもの
用意するもの
最低限はこれがあれば十分です。
ラジオペンチも必要ない場合もあります。
あると便利な物
これらはあると便利ですが、なくでも問題ないです。
僕はこの中では、結束バンドはいつも用意しています。
ネジを入れる入れ物は取り外したネジを再度付ける際にわからなくなるので、あった方が良いです。
ハサミなどの切る工具は一つで十分です。
僕は帯電防止手袋を使用したことはありません。
PCパーツは静電気で故障することがあるので、PCを触る前に手を洗って、大きめの金属に触れて静電気を逃がせば問題ありません。
PCマザーボード用 スイッチは、自作PCを複数作る方や中古のパーツを使用する方はある方が良いです。
テスト起動の際に便利です。
400円弱なので、持っておいて損はないと思います。
CPUをマザーボードに取り付け
ここから自作PCの作業に移ります。
まずCPUをマザーボードに取り付けます。
ここが一番緊張するポイントです。
CPUのピン(intelだとマザーボード側のピン)は、折れ曲がりやすいので注意が必要です。
まずマザーボードを取り出します。
マザーボードは箱の上など少し柔らかいものの上において作業しましょう。
次に、CPUソケットのレバーを上げます。
intel CPU用のマザーボードの場合は、カバーもあるのでレバーと一緒に上がるかと思います。
次に、CPUを取り出します。
CPUの左下に三角形のマークがあります。
マザーボード側にも三角形のマークがあります。
この三角形のマークの場所を合わせてCPUをセットしていきます。
ピンが折れやすいのでゆっくりとCPUを置きましょう。
うまくCPUがセットされたら、スコッと音がすると思います。
CPUを軽く揺らしてしっかりとセットされているか確認しましょう。
CPUのセットが確認できたらレバーをおろします。
インテルの場合は、黒いカバーも付いていると思いますが、黒いカバーはレバーを下げるときに勝手に外れますので自分で取らなくても大丈夫です。
このレバーは少し硬いのですので怖さはあると思いますが思い切ってレバーを下げましょう。
CPUクーラーの取り付け
次にCPUを取り付けていきます。
今回は、Ryzen純正ですのでバックプレートなどはありません。
Intelの純正CPUクーラーは一番取り付けが簡単です。
社外品のCPUクーラーを取り付ける場合は、購入されたCPUクーラーに取り付け方法が書いておりますので、そちらを参考にしてください。
マザーボードのCPUクーラーを取り付ける場所についてあるリテンションを取り外します。
リテンションとは、赤丸の黒いパーツのことです。
ネジを回すだけなので簡単です。
リテンションを取り外した後についてある黒いネジ穴のような部分にCPUクーラーを取り付けます。
グリス
Ryzen・Intelの純正CPUクーラーには、最初からグリスが塗ってあります。
このグリスでも問題ないのですが、グリスが乾燥しやすいなどのデメリットがあります。
僕のおすすめはグリスは別途購入し、塗ることをおすすめします。
純正CPUクーラーのに付いているグリスを拭き取ります。
今回は、MX-4というグリスを使用しました。
容量も多く、性能も良いコスパ重視のグリスです。
新しいグリスはCPU側に塗ります。
グリスをきれいに伸ばす・そのままCPUクーラーで押しつぶして伸ばすのはどちらでも大丈夫です。
CPUクーラーねじ止め
Ryzenの純正CPUクーラーはAMDのロゴの部分が出っ張っています。
この部分がメモリースロット側に来るとメモリーの取り付けができない場合はあるので、CPUクーラーの向きには気を付けましょう。
このような向きで取り付けていきます。
RyzenのCPUクーラーの取り付けは、4つのネジを回すだけです。
少し硬いのでしっかりとCPUクーラーをCPUに押し付けてネジを回しましょう。
ポイント
対角線上にネジを回した方が均等に力が加わるので良いです。
Intel純正CPUクーラーの場合は、ピンロックになっているので、マザーボードの穴に合わせてピンを押し込むだけなのでめちゃくちゃ簡単です。
CPUファン用コネクタの取り付け
CPUファンには、CPUファンに電力を送るためのコネクタが付いてあります。
このコネクタをマザーボードに接続します。
マザーボードのCPU_FAN1と書かれた場所に差し込みます。
差し込み方向は、CPUファンコネクタに出っ張りがあるので、それに合わせて差し込みます。
反対方向には差し込めないようになっているので心配は不要です。
CPUファンにケーブルが当たらないように注意しましょう。
まとめ
今回は、パーツ紹介~CPUクーラーの取り付けまでを解説しました。
初心者向けに細かく解説していますが、わかりにくい場所があれば問い合わせから質問していただいても大丈夫です。
CPUの取り付けは少し緊張しますが、それ以外は故障などの心配のない作業ですので、力まずに行いましょう。
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