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今回は、XTARさんから「MX8」をご提供頂いたのでレビューしてきます。
充電池の便利さを理解してから、充電池も色々と買ったりしているので、種類も増えまとめて充電できたら便利だなと思っていたところまとめて充電できるMX8をご提供頂いたので、めちゃくちゃうれしいです。（笑）
レビュー自体は忖度なく、正直にしていきます。
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参考【徹底比較レビュー】XTAR L4 Proは放電・容量測定・USB-C対応の万能充電器 | 他充電器との違いも解説
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結論
良い点
- 電池の種類を気にせずまとめて充電できるのがめちゃくちゃラク
- USB-C（PD/QC）対応で、スマホ充電器をそのまま使える
- 満充電になったら自動でストップしてくれる安心設計
- スロットごとに独立制御されていて、混在でも安定して充電できる
悪い点
- 1本あたりの充電速度は“速い”というより標準（0.5A×8）
- 本体サイズはやや大きめで持ち運びには向かない
- 「家族でエネループを回している」
- 「乾電池系ガジェットが多くて管理が面倒」
- 「まとめて充電して寝てる間に終わってて欲しい」
という人には相性がかなり良いと思います。
逆に、“1本を爆速で充電したい”という用途なら別モデルの方が向いていると思います。
MX8の外観
XTAR MX8の外観は、かなりシンプルです。
今までのXTARさんの充電池の充電器と大きくデザインは変わりません。
前面にデジタルモニターがあります。
USB type C の差し込み口は、上面にあります。
サイズ感は結構大きめで、電池を入れる場所が隣同士キツキツになっていないので、電池の入れ外しもやりやすいです。
重さは304gです。
重さよりも大きさ面で持ち運びには向いていないサイズ感です。
付属品
XTAR MX8の付属品は必要最低限です。
- 説明書
- USB type C to Cケーブル
説明書は日本語記載もありますので安心です。
スペック・仕様（公式情報まとめ）
公式ページの仕様をざっくり表にまとめました。
Ni-MH（1.2V）／1.5Vリチウム／3.6/3.7Vリチウムに対応し、8スロット独立・混在充電ができます。
入力はUSB-CでPD 12V または QC 9Vです。
| モデル | MX8 |
|---|---|
| 対応バッテリー | 1.2V Ni-MH（エネループ等）／1.5V Li-ion（AA/AAA）／3.6/3.7V Li-ion（10440/14500/16340/18500/18650/21700 など） |
| スロット | 8スロット独立制御（異なる種類を同時充電可） |
| 入力 | USB-C：PD（12V ⎓ 1.67A）／QC（9V ⎓ 2A） |
| 定格充電電流 | 3.6/3.7V Li-ion：1A×4 または 0.5A×8／1.5V Li-ion：0.5A×8／1.2V Ni-MH：0.5A×8 |
| 1A対応スロット | スロット番号 1・2・7・8番のみ が1A充電に対応 |
| 充電カット条件 | Li-ion（3.6/3.7V）：4.20 ± 0.05V／Ni-MH（1.2V）：1.45 ± 0.1V |
| カット電流 | Li-ion（3.6/3.7V）：≤150mA／1.5V Li-ion：50mA／Ni-MH：― |
| 動作温度 | 0〜40℃ |
| サイズ・重量 | 200 × 142 × 31.5 mm／304g（実測） |
出典：XTAR公式製品ページ（仕様）
1Aでの急速充電に対応しているのはスロット1・2・7・8のみです。
8本同時に挿すと各スロット0.5Aになりますが、4本以下なら1Aでより早く充電できます。
PD 12Vアダプターの使用が推奨です。
XTAR MX8ってどんな充電器？
XTAR「MX8」は、8本同時に違う種類の電池をまとめて充電できるUSB-type Cタイプの充電器です。
対応しているのは、エネループなどのNi-MH（1.2V）、1.5Vリチウム電池、そして18650や21700などの3.6/3.7Vリチウムイオン電池です。
ひとつの充電器で全部カバーできるのが、なにより便利です。
スロットが横一列に8本で、それぞれ独立制御されているので、1本ずつ勝手に判定して最適な充電をしてくれるのがポイントです。
種類を気にせず“とりあえず挿すだけ”でOKなのが本当にラクだと思います。
接続はUSB-type Cなので、PD対応のスマホ充電器やモバイルバッテリーでも動作します。
電源ケーブルもUSB type C なのが、地味にうれしいところです。
また、XTARはリチウム系充電器で有名なメーカーで、MXシリーズの中でもMX8は「多本数・多種類対応」に特化したモデルです。
家庭用の“電池ステーション”的なポジションだと思います。
実際に使ってみた感想【良かったところ】
良い点
- 電池の種類を気にせずまとめて充電できるのがめちゃくちゃラク
- USB-C（PD/QC）対応で、スマホ充電器をそのまま使える
- 満充電になったら自動でストップしてくれる安心設計
- スロットごとに独立制御されていて、混在でも安定して充電できる
実際に使ってみてまず感じたのは、「これ1台で全部済む」これが一番良い点だと思います。
電池の種類であるエネループも、リチウム電池もそうですが、それに加えて、同時に8本まとめて充電できるのは地味に革命的です。
今まで充電器を1台で2回~3回充電したいたところを完全に1台で完結しました。
デジタルモニターに何の種類を充電しているのか出てくれるのもうれしいポイントです。
スロットごとに判定してくれるので、違う電圧の電池を挿しても勝手に最適化してくれます。
しかも自動停止なので、夜に挿しておいて朝には全部完了しますし、安心して放置できるのも良いです。
あと意外と便利だったのが、USB-Cで動作するという点です。
専用ACアダプタじゃないので、手持ちのPD充電器を流用できるのが最高に良いです。
本体もXTARらしいシンプルな仕上がりで、スロット間隔が広めなのも使い勝手が良いです。
セル同士が干渉しないので、18650と単三エネループを混ぜてもスムーズに抜き差しできます。
気になったところ・注意点
悪い点
- 1本あたりの充電速度は速くない（0.5A×8）
- 本体サイズが大きめで、設置スペースはやや必要
- PD/QC対応じゃない充電器だとパワー不足になる
気になる点としては、やっぱり1本あたりの充電速度は控えめです。
8本同時充電だと各スロットは0.5Aになるので、例えばエネループ（1900mAh）だとおおよそ4時間前後かかります。
とはいえ、夜差して朝には終わっているので実用上は問題ないです。
サイズ感もけっこうしっかりしていて、横幅20cmちょっとある据え置きサイズです。
机の上やテレビ台の横など、ある程度スペースを確保しておくと使いやすいです。
あと、電源まわりは注意ポイントです。
公称入力がPD 12V⎓1.67A / QC 9V⎓2Aなので、スマホ用の急速充電器クラスが必須になります。
5Vしか出ない普通のアダプタを使うと電流が足りず、充電が遅くなったり安定しません。
このあたりは理解して使う必要があります。
つまり「速さよりも安定と同時充電重視」の人向けのモデルだと思います。
使い方とセットアップ（初心者向け）
MX8の使い方はとてもシンプルで、基本的には「挿すだけでOK」です。
難しい設定は一切ありません。
電池を入れると自動で種類を判定して、最適な電流で充電をスタートしてくれます。
実際のセットアップ手順はこんな感じです。
ポイント
- USB-CケーブルをMX8本体に接続（付属または手持ちのケーブルでOK）
- PD 12V or QC 9V対応のUSB充電器を電源に接続（スマホの急速充電器でもOK）
- スロットに電池を入れる（種類はバラバラでもOK）
- あとは自動で充電が始まり、満充電で自動ストップ
MX8のいいところは、電池を混ぜても勝手に識別してくれることです。
エネループ（Ni-MH）と3.6Vのリチウムを一緒に挿しても問題ありません。
8本全部別の種類でもOKですし、デジタルモニターに何の種類を充電しているのか出てくれるのも助かります。
注意点としては、PD/QC対応の電源を使うこと。普通の5V出力の充電器だと電流が足りず、全スロット同時に充電できないことがあります。
迷ったら「スマホの急速充電器」と同じやつを使えば間違いなしです。
また、MX8は0〜40℃での動作が推奨されているので、夏場に直射日光が当たる場所や冬場の寒い倉庫などは避けて使うのが良いです。
よくある質問（FAQ）
Q：エネループは充電できますか？
問題なく充電できます。MX8は1.2Vのニッケル水素電池（Ni-MH）に対応しているので、エネループや他社のNi-MH電池もOKです。速度は0.5A×8なので標準的な充電時間になります。
Q：1Aで8本同時に充電できますか？
できないです。MX8の仕様上、1Aは最大4スロットまでで、8スロット同時の場合は0.5A×8になります。速さよりも安定重視の設計になっていると思います。
Q：PDやQC対応じゃない充電器でも動きますか？
公称入力がPD 12V⎓1.67A または QC 9V⎓2Aなので、普通の5V出力のアダプタだと電力が足りず、充電が遅くなったり安定しない場合があります。スマホの急速充電器クラスを使うのが安心です。
Q：18650や21700のような大きめの電池も使えますか？
はい、対応しています。スロットの長さは十分あり、10440〜21700サイズのリチウムイオン電池を装着可能です。
Q：発熱はどのくらい？安全面は大丈夫？
長時間充電してもほんのり暖かい程度で、過熱や過充電保護もしっかり入っています。世界でも販売台数の多いXTAR製らしく安全面は信頼できます。
どんな人におすすめ？どんな人には向かない？
MX8はとにかく「いろんな電池をまとめて管理したい人、1台で充電池の充電を済ませたい人」にピッタリです。
家に乾電池を使うガジェットが多かったり、エネループや18650を常用している人には、ばっちりだと思います。
“差して放置するだけで全部終わる”という手軽さは、便利すぎます。
逆に向かないのは、「1本をできるだけ速く充電したい人」や「持ち運びを重視する人」です。
1スロットあたり0.5Aの設計なので、スピード重視派には少し物足りないかもしれません。
サイズも20cmほどあるので、据え置き前提の充電ステーションという感じです。
持ち運びに向かないです。
とはいえ、安定性や使い勝手、電池種類の柔軟さを考えると、家庭用と考えれば気になる点は特にないです。
“まとめて面倒を見てくれる万能充電器”という表現が一番しっくりきます。
まとめ
今回、XTAR MX8をレビューしました。
XTAR MX8は、Ni-MH／1.5Vリチウム／3.6/3.7Vリチウムを混ぜて8本同時に充電できる万能USB-C充電器です。
PD/QC対応の電源を使えば安定して動作し、夜のうちに差しておくだけで翌朝には全て完了です。
僕の使用用途は、子供のおもちゃに使用しているので、夜に充電して、朝に満タンになっていてくれればOKですし、8本も同時にできるのはかなり便利だと思いました。
速さよりも“まとめて楽に”を重視する人には本当に便利だと思います。
家族や趣味で充電池をよく使う人、ガジェット好きにはおすすめの充電器です。
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