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以前からオーディオミキサーが欲しいなと思っており、いろいろと検討していたところ、FIFINE AmpliGame SC3 オーディオミキサーが人気もあり、良さそうだったのでレビューしていきます。
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結論
良い点
- 通話・録音音質が良い
- 7000円程度で本格的なオーディオミキサー
- 使用方法も簡単
- 配信や動画作成を始めたい人にはかなりおすすめ
悪い点
- 本体が軽く操作時に少し動くこともある
- ラインアウトの音質は微妙
FIFINE AmpliGame SC3とは?
FIFINE AmpliGame SC3は、ゲーミングデバイスで人気のFIFINEから登場した、コスパ抜群のUSBオーディオミキサーです。
価格帯は7000円程度ながら、XLRマイク対応、48Vファンタム電源、ループバック機能、RGBライティングといった、配信者や動画投稿者が使用する機能をしっかりと搭載しています。
初心者でもすぐに使いこなせるシンプルな操作性と、コンパクトなサイズ感が魅力で、在宅配信やゲーム実況、リモートワークの音声品質向上など、幅広い用途に対応可能です。
特に、USB-C接続でドライバ不要なので、初めてオーディオインターフェースを使うという人にも簡単に使うことができます。
ここでは、SC3の基本スペックから実際の使用感、そして競合製品であるYAMAHA AG03との比較を通して、どんな人にこのミキサーが向いているのかを詳しくレビューしていきます。
7000円程度で手に入る本格派ミキサー
FIFINE AmpliGame SC3の一番良いところと思ったのは、7000円程度という手に取りやすい価格でありながら、配信に必要な基本機能がすべて備わっている点です。
通常、XLR端子を備えたミキサーは1万~2万円以上するのが一般的ですが、FIFINE AmpliGame SC3は価格を抑えつつも48Vファンタム電源やループバック機能を搭載し、ゲーム実況や雑談配信に必要な機能を備えています。
これから配信を始めたい方の“最初の一台”として非常におすすめできます。
配信が軌道に乗ったり、もっと良いオーディオミキサーが欲しいと思ったら、FIFINE AmpliGame SC3からランクアップするのも良いと思います。
USB接続で簡単セットアップ
FIFINE AmpliGame SC3はUSB-C接続に対応しており、付属のケーブルでPCやノートパソコンに接続するだけで使用可能です。
ドライバのインストールも不要で、WindowsでもMacでも即座に認識され、OBSやDiscord、Zoomなどのアプリケーションで簡単に利用できます。
さらに、USBバスパワーで駆動するため、外部電源を用意する必要もなく、省スペースかつスッキリとした配線が可能なので非常に便利です。
付属品
FIFINE AmpliGame SC3の付属品は
付属品
- 説明書
- USBtype C to C ケーブル(C to A変換アダプタ付)
- イヤホンジャックケーブル
この3つになっており、他に買い足すものは特に必要ありません。
FIFINE AmpliGame SC3の外観
FIFINE AmpliGame SC3の外観はシンプルなデザインです。
真ん中に音量調整ノブがあり、周囲にそれぞれのボタンが付いています。
音量調整ノブの下にはミュートボタンが付いています。
左から3番目はマイクモニターボタンとなっています。
左側には、48Vに切り替えるボタン(コンデンサーマイク時に使用)と、エレクトリックボタンがあります。
その下にカスタムボタンが2つあります。
右側には、ライティングボタンとボイスチェンジャーボタン、カスタムボタン2つがあります。
FIFINE AmpliGame SC3の上部には
- XLR/6.35mm入力
- ダイナミック/コンデンサー切り替えスイッチ
- ラインイン
- ヘッドフォン
- ラインアウト
- USB電源差し込み口(USB type C)
があります。
それぞれのボタン解説
ボタンは全部で12個ありますので、それぞれ簡単に解説していきます。
48ファンタム電源
コンデンサーマイクを使用する際に押すボタンです。
電圧などの調整をする必要があります。
エレクトリック(キーチェンジャー)ボタン
自分の話声のキーを変えるボタンになります。
配信や動画撮影時に声を変えるために使うかと思います。
ライティングボタン
FIFINE AmpliGame SC3の光り方を変えるためのボタンです。
長押しでライトを消すこともできます。
ボイスチェンジャーボタン
文字通り、ボイスチェンジするためのボタンです。
全部で6種類の変換が可能で、これも長押しでオフになります。
カスタムボタン4つ
これは、それぞれ自分で登録した音をワンボタンで流すためのボタンです。
配信などで良く使う効果音などを登録しておくと便利かと思います。
ミュートボタン
文字通りミュートするためのボタンです。
ワンタッチでミュートにできるので便利です。
マイクモニターボタン
自分のマイクの音をモニターするためのボタンで声の確認などに使用します。
配信や動画録画時に使用するボタンです。
FIFINE AmpliGame SC3のスペックと主な特徴
XLRマイク対応&48Vファンタム電源
FIFINE AmpliGame SC3は、一般的な3.5mmジャック接続のマイクだけでなく、XLR端子を採用した本格派のマイクにも対応しています。
XLR端子のマイクを使用することで、よりクリアでノイズの少ない音声を配信や録音に取り入れることができます。
また、コンデンサーマイクに必要な48Vのファンタム電源も搭載されており、Audio-TechnicaやRODEなどの人気マイクも問題なく動作します。
ループバック・ミュートスイッチ搭載
FIFINE AmpliGame SC3はループバック機能に対応しており、PCの音声とマイク音声を同時に配信に載せることが可能です。
ゲーム配信においては、ゲーム音と実況音をひとつの音声として扱えるため、OBSなどの配信ソフトでの設定も非常に簡単です。
また、マイクのミュートスイッチも物理ボタンで用意されており、咄嗟にマイクを切りたい場面でも安心です。
ボタンを押すとLEDが消える仕様で、視覚的にも分かりやすくなっています。
RGBライティングでデスク周りも映える
本体中央のノブ周辺にはRGBライティングが施されており、ゲーミングデバイス感がかなりあるオーディオミキサーです。
カラーは時間の経過と共にゆっくりと変化し、夜間の配信や暗めの部屋での使用でもはっきりと見えます。
また、RGBの光は演出だけでなく、状態表示の役割も持っています。
ミュート時には消灯するなど、視覚的にもわかりやすくなってます。
実際に使ってみたレビュー
音質チェック(配信・通話・録音)
FIFINE AmpliGame SC3にマイク(FIFINE K488)接続したところ、ホワイトノイズは非常に少なく、明瞭な中高域と温かみのある低音が印象的でした。(マイクにもよると思いますが…)
ディスコードなどのボイスチャットでも高評価を得られ、動画収録時のナレーション用途でもノイズリダクションをほぼ使わずに済むほどのクリアな音質を実現しています。
音質テスト
試しに、音質テストをしてみました。
FIFINE AmpliGame SC3に、マイクを繋いだものと、USBに直接挿すマイクとを比較します。
こちらがFIFINE AmpliGame SC3にXLR端子で接続したマイクです。
こちらはUSB接続のマイクです。
どちらのマイクも1万円クラスのマイクなのでマイク音質は両方良いですが、FIFINE AmpliGame SC3に接続した方がコンプレッサーなどがなく、自然な感じの音に聞こえます。
使いやすさとUIの工夫
ボリュームノブやマイクミュートスイッチの配置が直感的で、慣れなくても簡単に操作できるようになっていると感じました。
特に中央のノブは大きめで操作性に優れ、配信中などでも音量をスムーズに調整できます。
このわかりやすさは、かなり好印象でした。
気になった点
本体が軽いので動く場合がある
本体が非常に軽いため、ボタンを押す際やケーブルを抜き差しする時にわずかに動いてしまうことがあります。
裏面には滑り止めもありますが、安定感が欲しい場合は、追加で滑り止めシートなどを使って安定させるのが良いと思います。
操作感自体には問題ありませんが、安定性を求める方はこの点に注意が必要です。
イヤホン音質は劇的に改善するほどではない
FIFINE AmpliGame SC3は、マイク音質は劇的に良くなりますが、イヤホン音質はそこまで良くはなりません。
あくまで軽度の音質改善です。
しかし、PCに直接イヤホンジャックで挿すよりは、キレイな音質にはなります。
FIFINE AmpliGame SC3は、出力よりも入力を良くするものと思っていただくのが良いかと思います。
YAMAHA AG03とFIFINE SC3の違い
大人気オーディオミキサーのYAMAHA AG03と比較してみたいと思います。
価格帯と機能性のバランス
YAMAHA AG03は配信業界で定番のオーディオミキサーで、約2〜3万円と高価ですが、スタジオグレードの音質と豊富な入出力端子、エフェクト処理機能が搭載されています。
対してFIFINE AmpliGame SC3は、7000円台と非常にリーズナブルで、基本的な配信・録音機能に特化しているため、「必要なものを必要なだけ欲しい」「低価格で配信したい」というユーザーにはFIFINE AmpliGame SC3が向いています。
どっちが初心者向け?おすすめの選び方
初心者にとっては、FIFINE AmpliGame SC3のシンプルなUIと少ない接続端子が扱いやすいと感じられるはずです。
AG03は多機能である反面、設定項目や物理的なスイッチが多く、初心者にはやや敷居が高いかもしれません。
まずはFIFINE AmpliGame SC3で配信に慣れてから、物足りなくなったタイミングでAG03に移行するというステップアップの流れもおすすめです。
ゲーム配信・動画投稿に向いているのは?
簡単さと省スペースを重視するならFIFINE AmpliGame SC3、音質と細かな調整を重視するならAG03がおすすめです。
FIFINE AmpliGame SC3はOBSの設定とも相性が良く、ループバック機能でゲーム音とマイク音を一括で扱えるため、特にPC1台での配信には最適だと思います。
AG03はモニターアウトやライン入力などが充実しており、音楽配信や複数人での配信にも対応できます。
FIFINE AmpliGame SC3はこんな人におすすめ
はじめての配信ミキサーに
SC3は配信初心者にとって非常に優秀なエントリーモデルです。
マイク音質を向上させたい、XLRマイクを使ってみたい、でも高価なインターフェースは手が出しにくい…そんな方にはぴったりのオーディオミキサーです。
とにかく操作もシンプルで、操作に困るこはないかと思います。
コスパ重視・コンパクト環境向け
限られたデスクスペースで、最小限の機材で最大限の成果を出したい人にもFIFINE AmpliGame SC3はおすすめです。
見た目もシンプルかつおしゃれで、他のゲーミングデバイスとの見た目の相性も良いと思います。
予算を抑えつつ、音質や機能には妥協したくない人におすすめです。
安く買うコツ
「Amazonプライムデー」などのセール、楽天の「お買い物マラソン」や「スーパーセール」などのタイミングでは、通常7000円台ですが、6000円台にまで値下げされることがあります。
今すぐ欲しいというわけではないのであれば、セールを待つがおすすめです。
まとめ|SC3は“ちょうどいい”ミキサーだった
FIFINE AmpliGame SC3は、「価格・機能・使いやすさ」のバランスに優れたUSBオーディオミキサーです。
配信をこれから始めたい方や、機材選びで迷っている方にはかなりおすすめできるオーディオミキサーだと思います。
初心者にとってのハードルを下げつつ、配信や録音で必要な基本機能はしっかりと抑えています。
ループバックやファンタム電源など、ワンランク上のマイク運用にも対応しており、「最初の一台」にもってこいの選択肢です。
YAMAHA AG03と比較すると、機能や安定性ではやや劣る部分もありますが、価格差を考えれば当然と言えます。
特に配信初心者や、手軽に高音質環境を整えたい方には、間違いなくおすすめできる製品です。
「配信を始めてみたいけど、何を買えばいいか分からない」そんな方に、FIFINE AmpliGame SC3は間違いないオーディオミキサーです。
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