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最近、ノートPCの作業効率を一気に引き上げてくれる「モバイルモニター」が注目を集めています。
Amazonで人気の「KEEPTIME モバイルモニター 15.6インチ」、実際に自腹で購入しました。
特に外出先や出張先でも、デュアルディスプレイ環境を作りたい方にとってはもはや必須アイテムです。
今回は、「良かった点」「気になる点」「他社との違い」「使用シーン」などを徹底レビューします。
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結論
良い点
- 発色も綺麗でコスパが良い
- 作業効率が劇的に上がる
- 付属品にカバーもあり、全部そろっている
- カバー込みの重さで851gと軽い
悪い点
- 逆向きにできるようにカバーを工夫してほしかった
- スタンドが少し不安定
- 耐久性は不明
KEEPTIME モバイルモニター 15.6インチの外観
KEEPTIME モバイルモニター 15.6インチは、デザインは非常にシンプルです。
モニターのベゼルは、下が少し太くなっており、左右と上は細いベゼルになっています。
モニター左側にUSB type Cの差し込み口×2、mini HDMI差し込み口×1があります。
モニター右側には、OTGポート、電源ボタン、音量ボタン、イヤホンジャックがあります。
裏面はマグネット式になっており、そこに付属品のカバーを取り付けます。
付属品
付属品
- USB Type-C ケーブル ×1
- MINI HDMI ケーブル ×1
- マグネット式保護カバー（スタンド兼用）
- 説明書
- 画面拭き
付属品ですべて揃っています。
特に他に買い足すものはなくて良いというのは非常にありがたいです。
基本スペックまとめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | KEEPTIME モバイルモニター |
| 画面サイズ | 15.6インチ |
| 解像度 | 1920×1080（フルHD） |
| パネル | IPS（非光沢） |
| リフレッシュレート | 60Hz |
| 接続端子 | Type-C ×2、MINI HDMI、イヤホンジャック |
| スピーカー | 内蔵ステレオスピーカー |
| 重量 | 約851g（カバー込み） |
| 厚さ | 約6mm |
| 給電方式 | USB PD（15W以上）またはACアダプター |
| 参考価格 | 約8,900円（Amazon） |
特徴と機能：この価格で十分な性能
フルHD＋IPSパネルで美しい映像体験
自然な発色、広い視野角、非光沢処理で目にも優しい。
作業にも動画鑑賞にも最適です。
サブディスプレイに必須のIPSパネルなので、正面以外での角度でも綺麗に見えます。
Type-CとMINI HDMIの両対応で汎用性が高い
Thunderbolt 3/4対応のデバイスなら、Type-Cケーブル1本で映像も給電もOK。
非対応の場合は、MINI HDMIで映像、Type-CまたはACで給電の2本接続が必要です。
実際に使って感じたメリット
圧倒的な軽さと薄さ
バッグに入れてもかさばらず、出張や旅行にもピッタリです。
重さもカバーを含めて851gとかなり軽めです。
モバイルモニターなので、持ち運びがしやすいのは必須ですが、ここまでスリムだとかなり便利です。
付属品がフルセット
必要なものがすべて揃っているので、すぐに使い始められます。
カバーがスタンドになるので、どこでも使用可能です。
作業効率が劇的にアップ
どこでもデュアルディスプレイ環境を構築できるのは本当に快適です。
家でもデスクトップPCと使用していますが、外出先だとノートパソコンとデュアルディスプレイにできるのはかなり便利です。
気になった点・改善してほしいところ
カバーを逆向きにもつけたい
接続端子（MINI HDMIやType-C）が左側にあるため、右側に差し込みたい場合には少し不便です。
カバーはマグネット式なので、反対向きにも取り付けできればより柔軟に使えたと思います。（PC側の設定は逆向きも簡単に可能）
スタンドが不安定
角度調整がやや不便です。
付属品なので、最低限のスタンドにはなっていますがもう少し、角度の調整と安定性があれば100点でした。
耐久性はまだ不明
軽量なので素材はやや薄く感じます。
持ち運びするものなので、耐久性がどの程度かは気になるところです。
何か故障などがあれば追記したいと思います。
他社モバイルモニターとの比較
| 製品名 | 解像度 | パネル | 重量 | 接続端子 | スピーカー | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| KEEPTIME 15.6インチ | 1920×1080 | IPS | 約700g（カバーなし） | Type-C, MINI HDMI | ○ | 約8,900円 |
| EVICIV モバイルモニター | 1920×1080 | IPS | 約820g | Type-C, HDMI, USB-A | ○ | 約12,000円 |
| cocopar モバイルモニター | 1920×1080 | IPS | 約780g | Type-C, MINI HDMI | ○ | 約11,000円 |
他メーカーと比較しても大きくスペック差はありませんが、KEEPTIMEは少し価格が安くなっています。
この安さは非常に魅力的です。
使用シーン
外出先での使用
ノートPCとKEEPTIMEモバイルモニターをType-Cで接続し、カフェの小さなテーブルでも快適なデュアルディスプレイ環境が構築できます。
僕の場合片方の画面でブログを書きながら、もう片方で資料やブラウザを表示することで、作業効率が格段にアップしました。
子どものサポート用に
小さめのタブレットやスマホを使用しているお子さんにとって、小さな画面は見にくいこともあります。
モバイルモニターに拡張表示すれば、画面が大きくなり、目も疲れにくくなるので、便利です。
シンプルに家でもデュアルディスプレイ
モバイルモニターですが、家のメインPCのサブでの使用も便利です。
15.8インチと大きめのモバイルモニターなので、サブディスプレイとしても優秀です。
デスクが広くない方でも、使用時以外は収納できるモバイルモニターはかなり重宝すると思います。
Q&A：購入前によくある質問
モバイルモニターを購入検討されている方が良く疑問に思われることをまとめてみました。
Q1. Thunderbolt非対応のPCでも使える？
A.使えます。
Thunderboltに対応していない場合は、MINI HDMIで映像を出力し、Type-CまたはACアダプターで給電する2本接続が必要になります。
PCによってはUSB-Cポートが「給電専用」または「映像出力に非対応」なこともあるので、説明書を確認するか、HDMI接続が確実です。
給電には、USB PD対応の15W（5V/3A）以上の出力を持つアダプターを使うのが推奨です。
iPhone付属の5Wアダプターや、5V/2Aの小型充電器では出力不足でモニターが点かない、途中で落ちるといったトラブルが起こる場合があります。
迷ったら「18W以上のPD対応USB充電器」または「9V/2A以上出力のACアダプター」を選べば安心です。
Q2. モバイルバッテリーで使える？
A.使えます。
ただし条件として、USB PD（Power Delivery）対応で15W（5V/3A）以上の出力があることが必要です。
5V/2Aなどのスマホ向け低出力のモバイルバッテリーでは、画面が点かない、ちらつく、途中で落ちるなどの症状が出る可能性があります。
Q3. バッテリー駆動でどれくらい使える？
A.
- 10,000mAh（18W出力） → 約4〜5時間
- 20,000mAh（30W出力） → 約8〜10時間
実際の使用時間は、表示内容（動画や高輝度表示）やスピーカー使用有無によって変わります。
静止画メインや低輝度設定にすれば、より長く使えます。
Q4. スマホやiPadでも使える？
A.USB-C映像出力に対応したスマホやタブレットであれば使用可能です。
Android端末ならSamsung DeX対応機種、iPadならUSB-C端子搭載のiPad Pro / Air（第4世代以降）が使えます。
Lightning端子のiPhoneは直接は不可ですが、変換アダプタを使えばミラーリング表示可能です。
Q5. 発熱や動作音はある？
A.KEEPTIMEモニターはファンレス設計なので、動作音は一切ないです。
発熱も長時間使ってもほんのり暖かくなる程度で、膝に乗せたり手で持っても不快感はありません。
Q6. スピーカーの音質はどう？
A.内蔵スピーカーはステレオ仕様ですが、あくまで簡易的なものです。
音楽鑑賞には物足りないかもしれませんが、動画視聴やゲームには十分な音量・バランスがあります。
音にこだわる人は、イヤホンジャックスピーカーなどと併用するのがおすすめです。
Q7. ドライバーのインストールは必要？
A.基本的にプラグアンドプレイ対応なので、PCやデバイスに接続すれば即使用可能で手間はかかりません。
ドライバーのインストールは不要です。ただし、古いPCやOSによっては表示設定から手動調整が必要になることもあります。
KEEPTIME 15.6インチをおすすめする人
外出先で作業やプレゼンをする人
カフェやコワーキングスペース、出張先のホテルなど、外でノートPCを使うことが多い方にはKEEPTIMEの軽量＆薄型デザインが最適です。
Type-C1本で接続できるので、現場でもサッとデュアルディスプレイ環境が整います。
持ち運びやすいモバイルモニターを探している人
851g（カバー込み）という驚異の軽さと6mmの薄さで、リュックに入れてもかさばりません。
在宅と外出先の両方で使いたいフリーランスやノマドワーカーにとって、コスパの良い1台です。
初めてモバイルモニターを導入する人
「何のモバイルモニターをを買えばいいのかわからない…」という初心者にもおすすめです。
必要なケーブルやカバーもすべて同梱されており、開封してすぐ使えるのが魅力です。
なにより価格が安いのでコスパ面で秀でています。
モバイルバッテリーで使いたい人
KEEPTIMEはUSB PD対応で、15W以上出力できるモバイルバッテリーがあれば屋外でも使えます。
電源のないキャンプ場やイベント会場でも、モニター環境を簡単に持ち運べるのが強みです。
まとめ
今回は、KEEPTIME 15.6インチをレビューしました。
価格以上のスペックと実用性を備えている、かなりのコスパモデルです。
作業効率やモバイル性を重視する方にはおすすめの一台です。
スタンドやカバーの細かい部分に改善の余地はありますが、トータルで見れば非常に満足度の高い製品なので、初めてのモバイルモニターにも、買い替えにもおすすめです。
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