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今回は、SOUNDPEATSさんから、新モデルAir5 Pro+のご提供を頂いたのでレビューしていきます。
今までもSOUNDPEATSさんのイヤホンは、どれも高性能で僕も日常でも良く使用しているメーカーです。
そのSOUNDPEATSさんの中でもハイエンドモデルになるAir5 Pro+なので、かなり楽しみです。
外観や性能、今までのモデルとの違いなどもまとめてレビューしていきます。
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結論：Air5 Pro+は「音質・機能・価格バランス」が強い
15,000円クラスではトップクラスの性能です。
ハイレゾ認証と最新コーデック対応で、ワイヤレスでも情報量の多い音だと感じました。
普段使いの便利機能（ANC／外音取り込み／マルチポイント／低遅延）も揃っていて、トータルの完成度が高いです。
良い点
- MEMS＋aptX Losslessで高解像度。高域のヌケ・定位がクリア
- -55dBのAIノイキャンと外音取り込みで通勤・作業が快適
- LE Audio／マルチポイント／ゲームモード（60ms）対応
- ハイレゾ認証・Snapdragon Sound対応で将来性あり
悪い点
- ワイヤレス充電は非対応
外観・デザイン
まずは外観から見ていきます。
非常にシンプルなケースです。
箱も高級感のある箱に入っていました。
前面には小さなLEDインジケーターがある程度です。
Air5 Pro+のカラーはブラックです。
マットな質感で指紋も付きにくく、高級感のある仕上がりです。
裏面にSOUNDPEATSのロゴがが言っています。
下面には、充電用のUSB type C とリセットボタンがあります。
ケースを開けるのも片手で開けれる設計です。
イヤホン自体も非常に高級感があります。
外側はゴールドで、かなり格好いい色です。
表面はタッチセンサーになっています。
イヤーピースもしっかりとしたもので、こちらも高級感があります。
イヤホンが入った状態のケースで重さは、55gです。
イヤホン自体の重さは、5gです。
ケースも比較的軽いですし、イヤホンも他と変わらない重さになっています。
正直、これ以上軽くするのは無理だと思っていますし、この重さで全く不満なしだと思います。
ケースのサイズ感も掌に納まるサイズ感です。
持ち運びにも困りません。
付属品
付属品
- 説明書（日本語対応）
- ステッカーシール
- イヤーピース4つ
- USB type A to C ケーブル
Air5 Pro+の付属品は特に他のイヤホンとかわりません。
スペック・特徴まとめ
ここからは、Air5 Pro+のスペックをざっくりまとめておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | SOUNDPEATS Air5 Pro+ |
| カラー | ブラック |
| ドライバー構成 | MEMSドライバー「Cowell」＋10mmダイナミックドライバー（PU+PEEK） |
| チップ | Qualcomm QCC3091（Snapdragon Sound対応） |
| 対応コーデック | SBC／AAC／LC3／LDAC／aptX／aptX Adaptive／aptX Lossless |
| Bluetooth | 5.4（HSP／HFP／A2DP／AVRCP対応） |
| ノイズキャンセリング | AI適応型ANC（最大-55dB） |
| 外音取り込み | 対応 |
| マイク構成 | 片側3基（合計6マイク） |
| 再生時間 | 単体6時間／ケース併用30時間 |
| 充電端子 | USB Type-C（急速充電10分→約2時間） |
| 防水性能 | IPX5 |
| 重量 | イヤホン片耳 約5g／ケース込み 約51.1g |
| 対応機能 | LE Audio／マルチポイント／ゲームモード（60ms低遅延）／アプリ「PeatsAudio」対応 |
| 価格 | 税込15,380円（発売時） |
| 受賞 | VGP2025 SUMMER 金賞 |
主要スペックだけ見ても、上位機能がほぼ全部入りです。
特にaptX Lossless＋MEMSドライバーという組み合わせは、この価格帯ではかなり珍しいと思います。
さらに、AIノイズキャンセリングの性能もAir5 Pro（無印）より強化されています。
MEMSドライバーの特長と音質レビュー
Air5 Pro+の一番の注目ポイントがMEMSドライバーです。
MEMS（Micro Electro Mechanical Systems）とは、シリコンチップ上に作られた極小のドライバーで、物理的な振動を電気的に精密制御できるのが特徴だそうです。
従来のダイナミックドライバーよりもレスポンスが速く、音の立ち上がりがシャープになります。
MEMSドライバーの主な特長
- 超高速・高精度な応答
圧電素子で高速かつ正確に振動。音の立ち上がりや収束が速く、クリアで遅延の少ない再生を実現。 - 低歪みで高音域も美しい
駆動部の動きが正確なため、高音域でも歪みが少なく、繊細な表現が可能。 - 左右差の少ない均一な音
シリコン製造によって個体差が小さく、定位感・空間表現に優れた再生ができる。
Air5 Pro+では、このMEMSドライバーに加えて、10mmのダイナミックドライバー（PU＋PEEK）を組み合わせたハイブリッド構成となっています。
音質レビュー
実際に聴いてみると、高域の透明感がかなり良い印象です。
ボーカルやシンバルのいわゆる“ヌケ感”が良く、解像感が一気に上がったように感じました。
一方で、低域はダイナミックドライバーがしっかり支えているので、迫力も十分です。
全体的にスッキリとしたバランスで、音の輪郭がくっきり出るタイプです。
特にハイレゾ音源やLDAC／aptX Lossless環境での再生では、SOUNDPEATSの中でもトップクラスの解像度をだと思います。
他のメーカーの同価格帯と比較しても、解像度の高さはかなり高いと思います。
映画、音楽など様々な場面でも使用できる音質のイヤホンだと思いました。
AI適応型ノイズキャンセリングの進化とレビュー
Air5 Pro+は、SOUNDPEATSでも最高峰のノイズキャンセリングを搭載しています。
最大で-55dBのノイズ低減に対応しており、かなり多くのノイズをカットしてくれます。
ノイズキャンセリングの実力をレビュー
実際に使ってみると、電車やカフェなどの低周波ノイズには特に強く、低音の「ゴーッ」という環境音がかなり抑えられる印象でした。
ホワイトノイズも少なく、ANCオン時でも音が自然に聞こえるのはかなりすごいと思いました。
また、外音取り込みモードもかなり品質良かったです。
人の声やアナウンスが自然に聞こえるので、装着したまま会話することもできます。
通話ノイズキャンセリングも強化されている
マイクは片側3基（合計6マイク）搭載されています。
風切り音や環境ノイズがしっかり抑えられ、屋外でも相手に声がクリアに届くレベルです。
わりと、ワイヤレスイヤホンのマイク品質は低いものが多いですが、Air5 Pro+は通話品質も、同価格帯の中でも上位クラスだと思います。
Snapdragon Sound／aptX Lossless対応
ここは、少し音マニアの領域になるので、「何言っているの？」となる方が多いかと思います。
音マニア以外の方は、なんとなく程度で読んでいただければ十分です。（笑）
Air5 Pro+は、Snapdragon Sound対応モデルです。
Qualcommの最新チップQCC3091を搭載し、aptX Lossless・aptX Adaptive・LC3など、現行のワイヤレスオーディオ技術をほぼフルサポートしています。
aptX Losslessは、Bluetooth接続でもCD音質（16bit／44.1kHz）を非圧縮で伝送できるのが特徴です。
これまでのワイヤレスでは難しかった“情報量の多い音”が再現できるようになったモデルです。
LDACやLC3との使い分け
Air5 Pro+はLDACにも対応しているので、Androidユーザーなら端末設定でコーデックを選択可能です。
aptX系と比べて高音の伸びが自然で、ハイレゾ音源にも向いています。
また、次世代オーディオ規格のLE Audio（LC3コーデック）にも対応。
省電力で安定した接続ができるため、今後のBluetooth環境にも対応できるのがポイントです。
マルチポイント＆LE Audio対応
Air5 Pro+はマルチポイント接続に対応しています。
切り替えの反応も速く、切り替えでのストレスは全くありません。
在宅ワークや通勤時など、複数デバイスを行き来する人にはかなり便利です。
LE Audioにも対応
Air5 Pro+は、次世代Bluetooth規格のLE Audioにも正式対応しています。
新しい音声コーデック「LC3」を使うことで、従来よりも通信が安定し、音切れが少なくなっています。
低消費電力なので、今後LE Audio対応のスマホやPCが増えると、バッテリーの持ちや接続品質でも差が出てくると思います。
ゲームモード（低遅延モード）も搭載
最近では必須と言ってよいほどのゲームモードですが、当然のようにAir5 Pro+には60msの低遅延モードも搭載されています。
動画視聴やスマホゲームでも、音ズレをほとんど感じません。
特に音ゲーやFPSのようなタイミング重視のゲームでも、違和感なくプレイできるレベルです。
ガチ勢は有線イヤホンが良いと思いますが、カジュアルゲーマーはこのゲームモードで十分だと思います。
バッテリー・充電性能
Air5 Pro+の再生時間は、イヤホン単体で最大6時間、ケース併用で最大30時間となっています。
普段使いで2〜3時間の通勤・作業なら、1週間は余裕で持つレベルです。
ノイキャンONでも減りは少なく、バッテリー管理がかなり楽です。
充電端子はUSB Type-Cです。
10分の急速充電で約2時間の再生ができるので、外出前のちょっとした時間でもすぐ使えるのが便利です。
ケースの充電時間は約2時間ほどで、まずまずの長さです。
しかし、ワイヤレス充電には非対応です。
ここだけが、残念なポイントにしましたが、僕個人としては有線充電の方が速いので、そこまで大きなデメリットではない印象です。
普段からワイヤレス充電される方は少しストレスかもしれません。
アプリ「PeatsAudio」でできること・使ってみた感想
Air5 Pro+は他のSOUNDPEATSのイヤホンと同様にPeatsAudioに対応しています。
iOS、Android両対応で、イヤホンの設定を細かく調整可能です。
主要機能一覧
主要機能
- ファームウェア更新機能（イヤホンの最新性能維持）
- イコライザー調整・プリセット切替（高音・低音ブーストなど）
- タップ操作カスタマイズ（再生／停止／音量／ノイキャン切り替えなど）
- 装着テスト・フィット感チェック機能
- イヤホンを探す（音を鳴らして探す）機能
- ノイズキャンセリング・外音取り込みの強度調整
使ってみた感想・気づき
アプリ起動～接続まではスムーズで、操作も画面のUIが見やすく特に操作に困ることはないと思います。
イコライザーはカスタム設定しやすく、プリセットも実用的なものが揃ってます。
タップ操作のカスタマイズが自分好みに設定できるのも、かなり便利でした。
（画像は初期設定です。）
イヤホンを探す機能は意外と役立ちます。
付けたまま寝落ちして、朝起きてどこに行ったか分からないときに、すぐに見つけることができました。（笑）
ノイズキャンセリングや外音取り込みの強度を細かく調整できる点も良かったです。
SOUNDPEATS主要5機種の比較
Air5 Pro+を含む、SOUNDPEATSの主要5モデルを比較してみました。
| モデル | Air5 Pro+ | Air5 Pro | Air4 Pro | Capsule3 Pro+ | H3 |
|---|---|---|---|---|---|
| タイプ | ワイヤレス／カナル型 | ワイヤレス／カナル型 | ワイヤレス／カナル型 | ワイヤレス／カナル型 | ワイヤレス／カナル型 |
| 操作方法 | タッチ | タッチ | タッチ | タッチ | タッチ |
| ドライバー構成 | MEMS＋10mmダイナミック（PU+PEEK） | 10mmダイナミック（PU+PEEK） | 13mmダイナミック | MEMS＋12mmダイナミック | 12mmダイナミック＋BA×2 |
| ハイレゾ認証 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
| パワーアンプチップ | XAA-2000 Aptos Class-H | － | － | XAA-2000 Aptos Class-H | － |
| Snapdragon Sound | 対応 | 対応 | 対応 | － | 対応 |
| LE Audio | 対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
| 再生周波数帯域 | 20Hz～40kHz | 20Hz～40kHz | 20Hz～20kHz | 20Hz～40kHz | 20Hz～40kHz |
| 対応コーデック | SBC／AAC／LC3／LDAC／aptX／aptX Adaptive／aptX Lossless | SBC／AAC／LC3／LDAC／aptX／aptX Adaptive／aptX Lossless | SBC／AAC／aptX／aptX Adaptive／aptX Lossless | SBC／AAC／LDAC | SBC／AAC／LDAC／aptX／aptX Adaptive／aptX Lossless |
| Bluetoothチップ | QCC3091 | QCC3091 | QCC3071 | WQ7034AX | QCC3091 |
| Bluetoothバージョン | 5.4 | 5.4 | 5.3 | 5.3 | 5.4 |
| 再生時間（単体） | 6時間 | 7.5時間 | 6.5時間 | 6.5時間 | 7時間 |
| 再生時間（ケース込み） | 30時間 | 37時間 | 26時間 | 43時間 | 37時間 |
| 重量（片耳） | 5g | 4.8g | 3g | 5g | 6g |
| 防水性能 | IPX5 | IPX5 | IPX4 | IPX4 | IPX5 |
| ANC性能 | AI適応型（-55dB） | AI適応型（-55dB） | -45dB | -45dB | -55dB |
| 通話ノイズ処理 | SOUND+ AI | CVC | CVC | ENC | CVC |
| マルチポイント | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| ゲームモード | 60ms | 60ms | 88ms | 70ms | 60ms |
| アプリ | PeatsAudio | PeatsAudio | PeatsAudio | PeatsAudio | PeatsAudio |
| 価格（税込） | 15,380円 | 9,980円 | 8,480円 | 13,880円 | 15,880円 |
| 発売日 | － | 2025年3月21日 | 2024年10月25日 | 2024年7月11日 | 2025年5月23日 |
どれを選ぶべき？
ポイント
- Air5 Pro+：音質・機能のバランス最強。aptX LosslessとMEMS構成で最新世代。
- Air5 Pro：コスパ重視ならこれ。1万円以下で高音質モデル。
- Air4 Pro：軽量3gで装着感が抜群。長時間リスニング向け。
- Capsule3 Pro+：低音重視。12mmドライバーで迫力サウンド。
- H3：ハイブリッドドライバー構成。繊細な音表現を楽しみたい人に。
どれもコスパや性能など特徴が違うので、一番良いもの。とうのはそれぞれ求めているもので変わるので、この表を参考にしていただければと思います。
まとめ：Air5 Pro+はSOUNDPEATSの完成系モデル
今回は、SOUNDPEATSさんの"Air5 Pro+"をレビューさせていただきました。
Air5 Pro+は間違いなくSOUNDPEATSの中でも完成度の高いモデルです。
MEMSドライバーによる高解像度サウンド、-55dBのAIノイズキャンセリング、Snapdragon Sound・LE Audio・マルチポイントなど、今考えられる機能はほぼ全部入りです。
価格は15,000円台ですが、内容的には2万円クラスのイヤホンと張り合えるレベルです。
通勤・通学はもちろん、仕事や動画視聴、ゲーム用途まで幅広く使えます。
個人的には、SOUNDPEATSさんが得意とする「コスパの高さ」は持ったままで、さらに上位モデルとしての音質と完成度高めたワイヤレスイヤホンだと思いました。
SOUNDPEATSシリーズを使ってきた人なら、かなり満足するワイヤレスイヤホンだと思います。
こんな人におすすめ
- 高音質な完全ワイヤレスを探している
- 通勤・通学でハイレベルなノイズキャンセリングを使いたい
- 解像度の高い多目的に使用できるワイヤレスイヤホンが欲しい
10％OFFクーポンコード
- 対象商品：SOUNDPEATS Air5 Pro+
- クーポンコード：
SPA5PLSPR09 - 割引率：10％OFF
- 利用期間：2025年10月27日（月）09:01～11月20日（木）20:00
- 併用：Amazonのセール価格やクーポンと併用可能
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