11月ころから冬になると一気に気になるのが「乾燥」です。
暖房をつけると、気づいたら部屋の湿度が30%台になって喉がイガイガ、肌もカサつきがち…。と思われている方も多いかと思います。
そんなとき頼りになるのが加湿器です。
家の加湿器を買い替えるので、加湿器について色々と調べたの+今までにいろんなタイプの加湿器を使用してきたので、経験も踏まえてわかりやすく解説していきたいと思います。
リンク
-

参考【徹底レビュー】FOSMET R1 スマートウォッチ|1万円で通話・長持ちバッテリーの高コスパモデル
続きを見る
結論:迷ったら「ハイブリッド式」か「掃除しやすい方式」を選ぼう

加湿器には超音波式・気化式・加熱式・ハイブリッド式の4つの方式があります。
それぞれに特徴や価格帯、電気代・掃除の手間などが異なり、「これが絶対正解」という万能タイプはありません。
今までの加湿器を使用した経験から言えるのは、最終的に重要なのは加湿力よりも掃除・メンテのしやすさという点です。
どんな方式でも掃除を怠ると匂いや雑菌の原因になり、逆効果になることがあります。
良い点
- ハイブリッド式は静音性・清潔さ・加湿力のバランスが良く、使い勝手が◎
- 掃除頻度が超音波式より少なく、加熱式ほど電気代もかからない
- 4方式を理解すれば、自分の生活に合ったモデルを選びやすい
悪い点
- ハイブリッド式は超音波式と比較すると価格が高め
- 超音波式・気化式は安いが、掃除をサボると匂いや汚れが気になる
- 加熱式は清潔だが電気代が高く、長時間運転には不向き
結論としては、迷ったらハイブリッド式を選ぶのがもっともバランスが良くおすすめです。
超音波式や気化式を選ぶ場合は、掃除の手間をしっかり考えたうえで、自分の生活スタイルと照らし合わせて選ぶことが一番良いかと思います。
加湿器には4つの方式がある

加湿器は大きく分けて、以下の4つの方式があります。それぞれ加湿の仕組みや特徴、価格、メンテナンス性が大きく異なるため、まずは全体像を押さえておきましょう。
- 超音波式:水を振動で霧状にして加湿する方式。静音性が高く価格も安いが、こまめな掃除が必要。
- 気化式:フィルターに水を染み込ませてファンで送風し、自然蒸発で加湿。電気代が安く安全性も高い。
- 加熱式(スチーム式):水を沸騰させて蒸気で加湿。雑菌リスクが低く清潔だが、電気代が高め。
- ハイブリッド式:超音波+温風で霧を加温して加湿。静音・清潔・加湿力のバランスが良い。
まずはそれぞれの方式の特徴を、以下の比較表でざっくりチェックしてみてください
| 方式 | 加湿力 | 電気代 | 静音性 | 雑菌リスク | 掃除の手間 | 特徴 |
|---|
| 超音波 | 中 | ◎ 安い | ◎ 静か | × 高い | 高い | デザイン重視・省エネ |
| 気化 | 弱〜中 | ◎ 超安い | ○ 静か | ○ 中 | 中〜高 | 安全・電気代が安い |
| 加熱(スチーム) | 強 | × 高い | ○ 静か | ◎ 低い | 低い | 清潔重視派におすすめ |
| ハイブリッド | 強 | △ 中程度 | ○ 静か | ○ 中 | 中 | 総合バランス型 |
ここから先では、それぞれの方式を詳しく解説していきます。
超音波式|静音&省エネだけど掃除が命
リンク
仕組みと特徴
水を超音波振動で細かい霧状にして空気中に放出する方式です。
良く雑貨屋さんなどでもある、おしゃれな形の加湿器はほぼ超音波式になっています。
ファンを使わないため非常に静かで、見た目もコンパクト&おしゃれなモデルが多く、価格も安いのが特徴です。
メリット・デメリット
良い点
- 静音性が高く、寝室でも使いやすい
- 本体価格が安く、デザインも豊富
- 消費電力が少なく電気代が安い
悪い点
- タンクや吹き出し口に雑菌や汚れが溜まりやすく、こまめな掃除が必要
- 水道水のミネラル成分が白い粉として周囲に付着することがある
- 加湿範囲が狭く、周辺だけ湿度が上がりやすい
価格帯の目安
2,000〜8,000円前後と非常にリーズナブルです。
インテリア重視のミニタイプも多く、初めての加湿器として選ばれることも多い方式です。
実際に使ってみて感じたこと
静かで寝室向きなのは間違いないですが、汚れが目に見えやすいのと、加湿器の周囲だけ湿度が上がる点は気になりました。
広い部屋だと加湿の偏りが出やすいです。
あと、絶対に定期的な掃除と配置場所の工夫が必要です。
掃除をしないと雑菌を部屋中にまき散らしてしまうことになります。
定期的な掃除をしていれば雑菌をまき散らすリスクはかなり減ると思います。
気化式|電気代が激安、安全性も高いが匂い対策がカギ
リンク
仕組みと特徴
水をフィルターに染み込ませて、ファンで風を当てて自然蒸発させる方式です。
加熱しないため安全性が高く、消費電力も非常に低いのが特徴です。
空気清浄機と一体型になっているモデルも多く見られます。
メリット・デメリット
良い点
- 電気代が非常に安い(数W〜十数W程度)
- 加熱しないので安全性が高い
- 構造がシンプルで壊れにくい
悪い点
- 加湿力がやや弱く、部屋全体に効果が出るまで時間がかかる
- フィルターの掃除・交換が必要(目詰まりすると加湿力が落ちる)
- 掃除を怠るとフィルターに雑菌や臭いが発生しやすい
価格帯の目安
5,000〜15,000円前後が中心。
空気清浄機との一体型モデルは高価格帯になりますが、単体の気化式は比較的リーズナブルです。
フィルター交換費用が半年〜1年ごとにかかる点は考慮しておきましょう。
実際に使ってみて感じたこと
電気代が安く安全性も高い点は魅力でしたが、掃除をサボると生乾きのような匂いが出てきたのが経験上一番のデメリットでした。
フィルターをクエン酸などで掃除しても匂いが残ることもあり、今は空気清浄機機能のみ使用しています。
フィルター掃除は想像以上にマメにやらないと、加湿どころか臭いの元になってしまいます。
しかし、静音性や空気清浄機と一緒になっている点は非常に便利です。
小さい子供がいるご家庭であれば、気化式が安全で便利だと思います。
加熱式(スチーム式)|清潔&加湿力は最強クラス、電気代は高め
リンク
仕組みと特徴
タンクの水を加熱・沸騰させ、清潔な蒸気で加湿する方式です。
高温の蒸気なので雑菌リスクが非常に低く、体感の加湿も速いのが強みです。
冬場は暖房補助として体感温度が上がるメリットもあります。
最近では象印さんなどが上から水を入れられて、蓋もでき転倒しても安全なモデルも多く出ていて人気も高いです。
メリット・デメリット
良い点
- 高温の蒸気で雑菌リスクが非常に低い(清潔)
- 加湿力が強く、乾燥が強い環境でも効きやすい
- 構造がシンプルで壊れにくく、掃除頻度も少なめ
悪い点
- 消費電力が高いため、長時間運転の電気代が気になる
- 吹き出し口が熱くなるモデルは子ども・ペット周りで注意
- ミネラル分で湯アカが付きやすく、定期的な除去は必要
価格帯の目安
4,000〜15,000円前後。
シンプル構造のベーシック機は比較的安価で、加湿量の大きい大型モデルや多機能モデルは高めの価格帯になります。
実際に使ってみて感じたこと
掃除頻度が少なくラクに使えるのは大きなメリットでしたが、やはり電気代が高いのがネックです。
毎日長時間つけっぱなしにする運用だと、冬の電気代にしっかり響きます。
電気代は後で比較表も載せます。
掃除頻度も少なくて良いですし、暖かさや加湿具合も全く文句ないのですが、電気代がめちゃ高いのが残念です。
常にお湯を沸かしているような状態なので、そりゃ電気代も高くなりますよね…
ハイブリッド式|静音・清潔・加湿力のバランスが◎
リンク
仕組みと特徴
超音波式と加熱式のハイブリッドで、超音波で霧化した水を温風で加熱・拡散させる方式です。
超音波式の静音性や省エネ性を活かしつつ、加熱によって雑菌リスクを減らし、加湿力も強化されています。
加熱と言っても40度程度のものが多いので、加熱式のような殺菌力はありません。
あくまで、超音波式と加熱式の間という感じです。
メリット・デメリット
良い点
- 静音・清潔・加湿力のバランスが非常に良い
- 超音波式ほど頻繁な掃除は必要なく、加熱式より電気代も安い
- 乾燥の強い季節でもしっかり加湿できる
悪い点
- 価格が比較的高め(8,000〜20,000円以上)
- モデルによってはサイズがやや大きく、設置場所を取る
- 電気代は超音波式よりはかかる
価格帯の目安
8,000〜20,000円以上とやや高価ですが、多機能・高性能なモデルが多く、加湿力や清潔さを重視する人にはコスパが高い方式です。
実際に使ってみて感じたこと
今回購入したのもこのハイブリッド式です。
音は静かで、加湿力も十分です。
掃除も超音波式ほど頻繁にやらなくてよく、使い勝手のバランスが非常に良いと感じています。
リビングに置く加湿器だったので、超音波式では少し加湿具合が物足りなかったのでハイブリッド式に買い替えました。
加熱式のように電気代が跳ね上がることもなく、家庭用では一番「ちょうどいい」方式でした。
電気代が高くなければ加熱式にしていたと思います。
電気代の目安(具体例)

以下は電力単価を31円/kWh(目安)として計算した場合の概算です。
実際の単価に合わせて読み替えてください。計算式は「消費電力(W) ÷ 1000 × 単価 × 使用時間」。
| 消費電力の例 | 1時間あたり | 1日8時間 | 30日(毎日8時間) |
|---|
| 220W(小〜中型スチームの一例) | 約6.8円(0.22kWh × 31円) | 約54.6円 | 約1,638円 |
| 300W(中〜大型スチームの一例) | 約9.3円(0.30kWh × 31円) | 約74.4円 | 約2,232円 |
参考までに他方式のランニングコスト感も載せておきます(同じく31円/kWhで計算)。
| 方式 | 想定消費電力 | 1時間 | 1日8時間 | 30日(毎日8時間) |
|---|
| 超音波式 | 25W | 約0.78円 | 約6.2円 | 約186円 |
| 気化式 | 10W | 約0.31円 | 約2.5円 | 約74円 |
| ハイブリッド式 | 150W | 約4.7円 | 約37.2円 | 約1,116円 |
| 加熱式(スチーム) | 220〜300W | 約6.8〜9.3円 | 約54.6〜74.4円 | 約1,638〜2,232円 |
※ 単価が25円/kWhなら上記より約20%安く、40円/kWhなら約30%高くなります。ご家庭の契約単価に置き換えて試算してください。
加湿器を選ぶときのポイント|スペックより「掃除のしやすさ」

加湿器を選ぶとき、多くの人は「加湿力」や「デザイン」、「価格」で比較しがちです。
でも、実際に使ってみると一番差が出るのは掃除・メンテナンスのしやすさだと僕は思います。
どんな方式でも、タンクやフィルターを放置すると雑菌・カビ・臭いの原因になります。
特に超音波式と気化式は掃除頻度が多く、数日サボるだけで「生乾きのような匂い」や「白い粉の付着」といった問題が出やすいのが現実です。
逆に、加熱式は掃除頻度が少なく済むのでラクですが、電気代の高さがネックです。
ハイブリッド式はその中間で、掃除のしやすさ・電気代・加湿力のバランスがちょうどいい立ち位置です。
選び方のチェックポイント
- 掃除の頻度:自分がどれくらい手入れできるかで方式を絞る
- 電気代・ランニングコスト:毎日使う前提ならコストも重要
- 部屋の広さと使い方:寝室・リビング・子ども部屋などで適正が異なる
- 安全性:小さい子やペットがいる場合は、吹き出し口の熱や転倒対策も考える
ざっくり方式別おすすめ
- 超音波式:デザイン重視・静音・価格重視派(掃除マメな人向け)
- 気化式:電気代重視・安全重視派(フィルター掃除を続けられる人)
- 加熱式:清潔重視・掃除をラクにしたい人(電気代は覚悟)
- ハイブリッド式:全体バランスを重視したい人(迷ったらコレ)
加湿器は「どの方式が優れているか」ではなく、自分の生活スタイルと手入れのしやすさに合っているかどうかで選ぶのが失敗しないコツです。
寒い冬の期間は毎日使用するものなので、簡単に手入れできるのが一番良いかと思います。
ばい菌を家中にばらまいていると考えると怖くなります…
今回購入したハイブリッド式加湿器のレビュー

ここまで方式ごとの特徴や価格・ランニングコストを見てきましたが、最終的に僕が選んだのはハイブリッド式です。
静音性・加湿力・清潔さのバランスが良く、毎日使うものとしてストレスが少ないと感じたからです。
後は給水方法の楽にできるもので、掃除もしやすい形状のものを探すと、スリーアップ ハイブリッド式加湿器(AZ0625WH)になりました。
使ってみた感想
- 音がとても静かで、寝室でも気にならない
- 加湿スピードも十分で、リビングでもしっかり湿度が上がる
- 超音波式のように吹き出し口の汚れが気にならず、掃除も週1程度でOK
- 加熱式ほど電気代がかからず、冬場の長時間使用にも安心
良い点・惜しい点まとめ
良い点
- 静音・加湿力・清潔さのバランスがとても良い
- 毎日の掃除がいらないので手間が減った
- 超音波式で気になっていた白い粉の付着もなし
惜しい点
- 本体価格が超音波式よりは高め(9000円程度)
- サイズが少し大きめで、置き場所にやや工夫が必要
使用感詳細
スリーアップ ハイブリッド式加湿器(AZ0625WH)は、デザインはシンプルです。

給水も上からできるので、わざわざ給水部を外して…などしなくても良いです。

掃除もしやすく、取り外して簡単に分解して洗うこともできます。


湿度設定やタイマーなどもできるので便利です。

消灯モードがあるのも睡眠時にはありがたい機能です。
まとめ
今回は、いろいろな方式の加湿器についての解説と新たに購入したハイブリッド加湿器(AZ0625WH)の簡単なレビューもしてみました。
僕の場合、毎日の手入れや電気代、家族での使いやすさを考えるとハイブリッド式が一番しっくりきました。
僕は、手入れ面と給水を優先して、このスリーアップ ハイブリッド式加湿器になっただけで、それぞれ重視するポイントによって、自分に合う加湿器は異なります。
方式ごとの特徴を理解したうえで、自分の生活に合ったタイプを選ぶのがやはり重要だと思います。
この記事で加湿器の特徴を把握して、自分にあう加湿器を選んでいただけると幸いです。
リンク
ガジェット
2025/11/26
ガジェット 生活用品
2025/11/9
ガジェット
2025/10/23
-

参考SOUNDPEATS Space Proレビュー|151時間バッテリー×LDAC×ANCを徹底検証
続きを見る
-

参考VOLTME HP10C モバイルバッテリー実機レビュー|軽量・急速・ケーブル内蔵でコスパ最強
続きを見る
ガジェット 情報
【比較表あり】加湿器の種類と選び方を完全ガイド|超音波・気化・加熱・ハイブリッドの違い&おすすめ方式を徹底解説【2025年版】
2025年10月9日
本ページは広告が含まれています。
11月ころから冬になると一気に気になるのが「乾燥」です。
暖房をつけると、気づいたら部屋の湿度が30%台になって喉がイガイガ、肌もカサつきがち…。と思われている方も多いかと思います。
そんなとき頼りになるのが加湿器です。
家の加湿器を買い替えるので、加湿器について色々と調べたの+今までにいろんなタイプの加湿器を使用してきたので、経験も踏まえてわかりやすく解説していきたいと思います。
参考【徹底レビュー】FOSMET R1 スマートウォッチ|1万円で通話・長持ちバッテリーの高コスパモデル
続きを見る
結論:迷ったら「ハイブリッド式」か「掃除しやすい方式」を選ぼう
加湿器には超音波式・気化式・加熱式・ハイブリッド式の4つの方式があります。
それぞれに特徴や価格帯、電気代・掃除の手間などが異なり、「これが絶対正解」という万能タイプはありません。
今までの加湿器を使用した経験から言えるのは、最終的に重要なのは加湿力よりも掃除・メンテのしやすさという点です。
どんな方式でも掃除を怠ると匂いや雑菌の原因になり、逆効果になることがあります。
良い点
悪い点
結論としては、迷ったらハイブリッド式を選ぶのがもっともバランスが良くおすすめです。
超音波式や気化式を選ぶ場合は、掃除の手間をしっかり考えたうえで、自分の生活スタイルと照らし合わせて選ぶことが一番良いかと思います。
加湿器には4つの方式がある
加湿器は大きく分けて、以下の4つの方式があります。それぞれ加湿の仕組みや特徴、価格、メンテナンス性が大きく異なるため、まずは全体像を押さえておきましょう。
まずはそれぞれの方式の特徴を、以下の比較表でざっくりチェックしてみてください
ここから先では、それぞれの方式を詳しく解説していきます。
超音波式|静音&省エネだけど掃除が命
仕組みと特徴
水を超音波振動で細かい霧状にして空気中に放出する方式です。
良く雑貨屋さんなどでもある、おしゃれな形の加湿器はほぼ超音波式になっています。
ファンを使わないため非常に静かで、見た目もコンパクト&おしゃれなモデルが多く、価格も安いのが特徴です。
メリット・デメリット
良い点
悪い点
価格帯の目安
2,000〜8,000円前後と非常にリーズナブルです。
インテリア重視のミニタイプも多く、初めての加湿器として選ばれることも多い方式です。
実際に使ってみて感じたこと
静かで寝室向きなのは間違いないですが、汚れが目に見えやすいのと、加湿器の周囲だけ湿度が上がる点は気になりました。
広い部屋だと加湿の偏りが出やすいです。
あと、絶対に定期的な掃除と配置場所の工夫が必要です。
掃除をしないと雑菌を部屋中にまき散らしてしまうことになります。
定期的な掃除をしていれば雑菌をまき散らすリスクはかなり減ると思います。
気化式|電気代が激安、安全性も高いが匂い対策がカギ
仕組みと特徴
水をフィルターに染み込ませて、ファンで風を当てて自然蒸発させる方式です。
加熱しないため安全性が高く、消費電力も非常に低いのが特徴です。
空気清浄機と一体型になっているモデルも多く見られます。
メリット・デメリット
良い点
悪い点
価格帯の目安
5,000〜15,000円前後が中心。
空気清浄機との一体型モデルは高価格帯になりますが、単体の気化式は比較的リーズナブルです。
フィルター交換費用が半年〜1年ごとにかかる点は考慮しておきましょう。
実際に使ってみて感じたこと
電気代が安く安全性も高い点は魅力でしたが、掃除をサボると生乾きのような匂いが出てきたのが経験上一番のデメリットでした。
フィルターをクエン酸などで掃除しても匂いが残ることもあり、今は空気清浄機機能のみ使用しています。
フィルター掃除は想像以上にマメにやらないと、加湿どころか臭いの元になってしまいます。
しかし、静音性や空気清浄機と一緒になっている点は非常に便利です。
小さい子供がいるご家庭であれば、気化式が安全で便利だと思います。
加熱式(スチーム式)|清潔&加湿力は最強クラス、電気代は高め
仕組みと特徴
タンクの水を加熱・沸騰させ、清潔な蒸気で加湿する方式です。
高温の蒸気なので雑菌リスクが非常に低く、体感の加湿も速いのが強みです。
冬場は暖房補助として体感温度が上がるメリットもあります。
最近では象印さんなどが上から水を入れられて、蓋もでき転倒しても安全なモデルも多く出ていて人気も高いです。
メリット・デメリット
良い点
悪い点
価格帯の目安
4,000〜15,000円前後。
シンプル構造のベーシック機は比較的安価で、加湿量の大きい大型モデルや多機能モデルは高めの価格帯になります。
実際に使ってみて感じたこと
掃除頻度が少なくラクに使えるのは大きなメリットでしたが、やはり電気代が高いのがネックです。
毎日長時間つけっぱなしにする運用だと、冬の電気代にしっかり響きます。
電気代は後で比較表も載せます。
掃除頻度も少なくて良いですし、暖かさや加湿具合も全く文句ないのですが、電気代がめちゃ高いのが残念です。
常にお湯を沸かしているような状態なので、そりゃ電気代も高くなりますよね…
ハイブリッド式|静音・清潔・加湿力のバランスが◎
仕組みと特徴
超音波式と加熱式のハイブリッドで、超音波で霧化した水を温風で加熱・拡散させる方式です。
超音波式の静音性や省エネ性を活かしつつ、加熱によって雑菌リスクを減らし、加湿力も強化されています。
加熱と言っても40度程度のものが多いので、加熱式のような殺菌力はありません。
あくまで、超音波式と加熱式の間という感じです。
メリット・デメリット
良い点
悪い点
価格帯の目安
8,000〜20,000円以上とやや高価ですが、多機能・高性能なモデルが多く、加湿力や清潔さを重視する人にはコスパが高い方式です。
実際に使ってみて感じたこと
今回購入したのもこのハイブリッド式です。
音は静かで、加湿力も十分です。
掃除も超音波式ほど頻繁にやらなくてよく、使い勝手のバランスが非常に良いと感じています。
リビングに置く加湿器だったので、超音波式では少し加湿具合が物足りなかったのでハイブリッド式に買い替えました。
加熱式のように電気代が跳ね上がることもなく、家庭用では一番「ちょうどいい」方式でした。
電気代が高くなければ加熱式にしていたと思います。
電気代の目安(具体例)
以下は電力単価を31円/kWh(目安)として計算した場合の概算です。
実際の単価に合わせて読み替えてください。計算式は「
消費電力(W) ÷ 1000 × 単価 × 使用時間」。参考までに他方式のランニングコスト感も載せておきます(同じく31円/kWhで計算)。
※ 単価が25円/kWhなら上記より約20%安く、40円/kWhなら約30%高くなります。ご家庭の契約単価に置き換えて試算してください。
加湿器を選ぶときのポイント|スペックより「掃除のしやすさ」
加湿器を選ぶとき、多くの人は「加湿力」や「デザイン」、「価格」で比較しがちです。
でも、実際に使ってみると一番差が出るのは掃除・メンテナンスのしやすさだと僕は思います。
どんな方式でも、タンクやフィルターを放置すると雑菌・カビ・臭いの原因になります。
特に超音波式と気化式は掃除頻度が多く、数日サボるだけで「生乾きのような匂い」や「白い粉の付着」といった問題が出やすいのが現実です。
逆に、加熱式は掃除頻度が少なく済むのでラクですが、電気代の高さがネックです。
ハイブリッド式はその中間で、掃除のしやすさ・電気代・加湿力のバランスがちょうどいい立ち位置です。
選び方のチェックポイント
ざっくり方式別おすすめ
加湿器は「どの方式が優れているか」ではなく、自分の生活スタイルと手入れのしやすさに合っているかどうかで選ぶのが失敗しないコツです。
寒い冬の期間は毎日使用するものなので、簡単に手入れできるのが一番良いかと思います。
ばい菌を家中にばらまいていると考えると怖くなります…
今回購入したハイブリッド式加湿器のレビュー
ここまで方式ごとの特徴や価格・ランニングコストを見てきましたが、最終的に僕が選んだのはハイブリッド式です。
静音性・加湿力・清潔さのバランスが良く、毎日使うものとしてストレスが少ないと感じたからです。
後は給水方法の楽にできるもので、掃除もしやすい形状のものを探すと、スリーアップ ハイブリッド式加湿器(AZ0625WH)になりました。
使ってみた感想
良い点・惜しい点まとめ
良い点
惜しい点
使用感詳細
スリーアップ ハイブリッド式加湿器(AZ0625WH)は、デザインはシンプルです。
給水も上からできるので、わざわざ給水部を外して…などしなくても良いです。
掃除もしやすく、取り外して簡単に分解して洗うこともできます。
湿度設定やタイマーなどもできるので便利です。
消灯モードがあるのも睡眠時にはありがたい機能です。
まとめ
今回は、いろいろな方式の加湿器についての解説と新たに購入したハイブリッド加湿器(AZ0625WH)の簡単なレビューもしてみました。
僕の場合、毎日の手入れや電気代、家族での使いやすさを考えるとハイブリッド式が一番しっくりきました。
僕は、手入れ面と給水を優先して、このスリーアップ ハイブリッド式加湿器になっただけで、それぞれ重視するポイントによって、自分に合う加湿器は異なります。
方式ごとの特徴を理解したうえで、自分の生活に合ったタイプを選ぶのがやはり重要だと思います。
この記事で加湿器の特徴を把握して、自分にあう加湿器を選んでいただけると幸いです。
ガジェット
2025/11/26
【徹底レビュー】MYTREX REBIVE GOは買う...
ガジェット 情報 買って良かったもの
2025/11/20
Amazonブラックフライデー2025|本当に買ってよ...
Aliexpress ガジェット
2025/11/14
XTAR MX8 レビュー|エネループも18650もO...
ガジェット 生活用品
2025/11/9
HAGOOGI加湿器MUH-NW12レビュー|12L大...
ガジェット
2025/10/23
SOUNDPEATS Air5 Pro+レビュー|ME...
参考SOUNDPEATS Space Proレビュー|151時間バッテリー×LDAC×ANCを徹底検証
続きを見る
参考VOLTME HP10C モバイルバッテリー実機レビュー|軽量・急速・ケーブル内蔵でコスパ最強
続きを見る
-ガジェット, 情報
-レビュー, 解説