今回は、ホールエフェクト(Hall Effect)について、初心者向けにわかりやすく解説していきます。
最近は「スティックドリフト対策になる」としてホールエフェクト搭載のコントローラーを見かけることが増えました。
ただ、仕組みがよくわからないまま「本当に買う価値ある?」「デメリットないの?」で迷う人も多いかと思います。
- ホールエフェクトとは何か(仕組みを超かんたんに)
- スティックドリフトの原因と、なぜ起きるのか
- ホールエフェクトのメリット・デメリット(注意点も)
- 結局、買う価値がある人/ない人の判断基準
「ドリフトがストレス」「次のパッド選びで失敗したくない」人は、ぜひ最後まで見ていただければと思います。
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結論|ドリフトに悩むなら“買う価値あり”。ただし万能ではない

ホールエフェクトは、スティックの位置を非接触(磁気センサー)で検知する仕組みなので、一般的な接触式スティックよりも摩耗が起きにくく、ドリフト対策として有力です。
ただし、「絶対にドリフトしない」という意味ではありません。
(※ドリフトの説明は後に出てきます)
個体差や調整(センターずれ)、内部の別トラブルなどで症状が出る可能性はゼロではないので、過度な期待だけは注意してください。
買う価値がある人
- スティックドリフトに何度も悩まされてきた
- FPS/格ゲーなど、入力のズレがストレスになりやすい
- できれば長く使えるコントローラーを選びたい
正直、優先度が低い人
- 今のコントローラーで特に不満がない
- とにかく価格重視で選びたい
- ドリフトはデッドゾーン調整や清掃で十分だと感じている
このあと、ドリフトやホールエフェクトの仕組みを超かんたんに説明したうえで、「なぜドリフトが起きるのか」「メリット・デメリット」「買うべき判断基準」まで順番に整理していきます。
ホールエフェクトとは?(超かんたんに言うと何?)

ホールエフェクト(Hall Effect)とは、磁気(磁石)を使って位置を検知する方式のことです。
コントローラーのスティックで言うと、スティックの動きを接触なしで読み取れるのが最大の特徴になります。
仕組み|「磁石+センサー」でスティック位置を読む(接点がない)
ざっくり言うと、スティック内部にある磁石の位置(または向き)の変化を、センサーが読み取って、「どれくらい倒しているか」を判断します。
- 従来のスティック:部品がこすれて位置を測る(=接触式)
- ホールエフェクト:磁気を読み取る(=非接触式)
この「接点がない(こすれにくい)」という点が、ドリフト対策として注目される理由です。
ポテンショメータ式(一般的なスティック)との違い
一般的なコントローラーに多いのがポテンショメータ式(接触式)です。
これはスティックを動かすたびに内部の部品が触れ合い、少しずつ摩耗していきます。
一方、ホールエフェクトは非接触なので、構造的に摩耗が起きにくい=ドリフトしづらい方向に寄せられます。
なぜ最近よく聞く?|“ドリフト問題”がきっかけで注目が増えた
スティックドリフトは「勝手に入力される」ので、ゲームによっては致命的です。
その対策として壊れにくい(摩耗しにくい)方式が求められ、ホールエフェクト搭載モデルが増えてきました。
ただし、ホールエフェクトなら何でもOKではありません。
スティックドリフトとは?(勝手に動く・入力される症状)

スティックドリフトとは、コントローラーのスティックに触っていないのに、キャラクターや視点が勝手に動く現象のことです。
FPSゲームをコントローラーパッドでされる方にとっては、スティックドリフトはかなりゲームがしずらくなるポイントかと思います。
- 何もしていないのに視点がゆっくり動く
- スティックを戻してもニュートラル(中央)に戻らない
- エイムがズレて細かい操作ができない(FPSで致命的)
ゲーム側では、スティックを倒していない状態でも入力が入ってしまうため、移動・視点・メニュー操作などに影響が出ます。
この症状が起きる理由は大きく分けて「摩耗」と「汚れ(ホコリ)」などが多いと言われています。
スティックドリフトの原因(まず敵を知る)

スティックドリフトは「コントローラーの不具合」というより、構造的に起きやすい症状です。
原因を知っておくと、掃除で改善するケースと買い替え(または修理)が必要なケースを見分けやすくなります。
ポテンショメータ(接触式)の摩耗でズレる
一般的なスティックに多いのがポテンショメータ式(接触式)です。
スティックを動かすたびに内部のパーツがこすれ合いながら位置を検知するため、長く使うほど少しずつ摩耗して、中心(ニュートラル)がズレることがあります。
中心(ニュートラル)がズレる原因
- 長期間使っていたら急にドリフトし始めた
- 倒していないのに、微妙に入力が入る
- 中心に戻しても、完全に0にならない
このタイプのドリフトは、仕組み上摩耗が進むほど再発しやすいのがやっかいな点です。
ホコリ・汚れ・摩耗粉で接触不良が起きる
スティック周りは使うほどホコリが入りやすく、摩耗で出た粉が溜まることもあります。
その結果、接点が不安定になって誤入力が出るケースがあります。
このタイプは、軽度なら清掃で改善することもあります(ただし無理に分解するのは自己責任になります)。
デッドゾーン設定・キャリブレーションのズレ(ソフト側)
ゲームや本体設定には、スティックの中心付近の微小入力を無視するデッドゾーンがあります。
ここが小さすぎると、ほんの少しのズレでも入力として認識されて、ドリフトが目立ちます。
設定で直ることもあり
- デッドゾーンを少し広げると症状がマシになる
- キャリブレーション(補正)で改善する場合もある
ただし、設定でごまかせても摩耗が原因なら根本解決ではないので、「一時的に直ったけど再発する」ことも多いです。
ホールエフェクトがドリフトに強い理由

ホールエフェクトが注目される一番の理由は、スティックの位置検知が非接触(磁気センサー)だからです。
従来の接触式に比べて摩耗が起きにくいため、結果としてドリフトしづらい方向になります。
非接触なので“こすれて削れる”部分が少ない
ポテンショメータ式(接触式)は、スティックを動かすたびに内部パーツが触れ合い、少しずつ摩耗して中心(ニュートラル)がズレることがあります。
一方ホールエフェクトは、磁石の変化をセンサーで読む仕組みなので、位置検知そのものが非接触になります。
つまり「動かすほど削れてズレる」という原因を減らせるのが強みです。
長期使用でも“中心ズレ”が起きにくい方向に寄せられる
ドリフトで一番つらいのは、使い込むほど「ニュートラルの位置」がズレて、勝手に入力されることだと思います。
ホールエフェクトは摩耗要因を減らせるので、長く使う前提の人ほどメリットが出やすいです。
それでも“絶対ドリフトしない”ではない(過度な期待は注意)
ここは大事なので先に言います。ホールエフェクトでも、ドリフトが完全にゼロになるとは限りません。
次のような要因で、ズレや誤入力が出ることがあります。
ズレや誤入力の原因
- 初期のセンターずれ(個体差)
- キャリブレーション不足(補正が必要な場合がある)
- 内部の品質差・実装差(設計や調整次第で体感が変わる)
- スティック以外の部分(基板・接続など)の不具合
なので、ホールエフェクトはドリフトしにくくする有力な手段ですが、「万能ではない」という立ち位置です。
デメリット・注意点(ここが差別化ポイント)

ホールエフェクトはドリフト対策として魅力がありますが、良いことだけではありません。
ここを知らずに買うと「思ってたのと違う…」になりやすいので、先に注意点を整理しておきます。
価格が上がりやすい(コスパ重視だと悩む)
ホールエフェクト搭載モデルは、従来式よりも価格が高めになりがちです。
「ドリフト対策にお金を払う価値があるか?」を自分の用途で判断する必要があります。
個体差で“センターずれ”を感じることがある
ホールエフェクトでも、購入直後に「真ん中に戻してるのに微妙に入力が入る」ようなセンターずれを感じる場合があります。
この場合は、デッドゾーン調整やキャリブレーションで改善することもあります。
ホールエフェクトでも調整(設定)が必要なケースがある
「ホールエフェクト=設定いらずで完璧」と思うとギャップが出ます。
特にPCや一部のコントローラーでは、ソフト側でデッドゾーンや補正を触れる前提の設計もあります。
“ホールエフェクト搭載”だけで選ぶと失敗する
同じホールエフェクトでも、スティックの精度・入力の滑らかさ・遅延・ボタン品質などは製品で差が出ます。
つまり「ホールエフェクトかどうか」は重要ですが、それだけで当たりは決まりません。
注意|TMRなど“次の方式”も出てきている
最近は、ホールエフェクトとは別にTMR(トンネル磁気抵抗)を使ったスティックも話題になっています。
ここは深掘りしすぎると脱線するので、この記事では「選び方の判断材料」として軽く触れる程度にしておきます。
ホールエフェクトはドリフト対策として有力ですが、「値段」「個体差」「調整の手間」をどこまで許容できるかが重要なポイントです。
買う価値がある人/ない人(購入判断を完成させる)

ホールエフェクトは「良いもの」ですが、全員に必須ではありません。
ここでは、あなたが買うべき側か、今は不要な側かを僕の個人的な考えで分けていきます。
買う価値がある人(おすすめ)
買う価値がある人
- スティックドリフトに何度も悩まされた(買い替え・修理の経験あり)
- FPS/格ゲーなど、微妙な入力ズレがストレスになる
- エイムや歩き入力など、繊細な操作をよく使う
- 「少し高くてもいいから長く使える可能性を取りたい」
- PCやアプリでデッドゾーン調整などができる環境がある
優先度が低い人(今は無理に買わなくてOK)
優先度が低い人
- 今のコントローラーでドリフトが起きていない
- ゲームはライトに遊ぶ程度で、細かい入力にこだわらない
- コントローラーは価格重視で選びたい
- ドリフトはデッドゾーン調整や清掃で“許容できる”
迷っている人はここを見て判断
迷っている人はここ見て判断
- ドリフトのせいでイライラする頻度が月1以上ある → 買う価値あり
- ドリフトが出たらゲームをやめたくなる → 買う価値あり
- コントローラーは消耗品と割り切れている → 無理に買わなくてOK
比較|従来式 vs ホールエフェクト vs TMR

「結局どれがいいの?」を一発で整理するために、方式ごとの違いを表にまとめました。
ざっくり言うと、従来式=安いけど摩耗しやすい、ホール=摩耗に強い、TMR=次世代候補という位置づけだと思います。
| 方式 | 仕組み | ドリフト耐性 | メリット | デメリット | 向いてる人 |
|---|
| 従来式(ポテンショメータ) | 接触して位置を測る | △(摩耗で起きやすい) | 安い/種類が多い/入手しやすい | 摩耗で中心ズレが起きやすい | 価格重視/ライト勢/消耗品として割り切れる人 |
| ホールエフェクト | 磁気(磁石+センサー)で非接触検知 | ○(摩耗原因を減らせる) | 摩耗しにくい方向/長期使用でメリット | 価格が上がりがち/個体差で調整が必要な場合 | ドリフトがストレス/FPS・格ゲー/長く使いたい人 |
| TMR(次世代候補) | 磁気抵抗を使った方式(非接触系) | ○〜◎(製品次第) | 高精度・省電力などが期待される | 製品数がまだ少なめ/情報が少ないことも | 最新方式に興味あり/新しいもの好き/上位志向 |
- 安さ最優先 → 従来式でもOK(ただしドリフトは起きうる)
- ドリフト対策を優先 → まずホールエフェクトが現実的
- 最新・上位志向 → TMRも候補(ただし製品選びが重要)
よくある質問(FAQ)

Q. ホールエフェクトなら絶対にスティックドリフトしない?
絶対にしないとは言い切れないです。
ホールエフェクトは非接触で摩耗しにくいので、従来式よりドリフトしづらい方向なのは確かですが、個体差(センターずれ)や調整不足、別要因の不具合などで症状が出る可能性はあります。
Q. 「ホールエフェクト搭載」なら何を買っても同じ?
同じではないです。
ホールエフェクトはあくまでスティックの検知方式なので、製品ごとにスティックの精度・感触・遅延・ボタン品質・ソフトの調整機能が変わります。
「ホールエフェクトかどうか」だけで選ぶと、外すことがあります。
Q. TMRって何?ホールエフェクトより上?
TMR(トンネル磁気抵抗)は、ホールエフェクトとは別の磁気を使った検知方式です。
次世代候補として注目されていますが、現時点では製品数や情報が少ないこともあるので、「選べるなら検討」くらいの距離感でOKです。
Q. ホールエフェクト搭載でもデッドゾーン調整は必要?
場合によります。
個体差でセンターがわずかにズレていると、デッドゾーンを少し広げた方が快適になるケースがあります。
逆に、調整なしで問題ない個体もあります。
Q. どんな人がホールエフェクトに変えると体感しやすい?
体感しやすいのは、次のタイプです。
- ドリフトのせいでゲームがストレスになっている
- FPSでエイムがズレるのが致命的
- 格ゲーで入力のブレが気になる
- コントローラーを長く使いたい(買い替え頻度を減らしたい)
Q. 結局、ホールエフェクトは買う価値ある?
ドリフトに悩んでいるなら、買う価値は高いです。
ただし、価格は上がりやすく、個体差や調整が必要な場合もあるので、「何を重視するか」で判断するのがベストだと思います。
まとめ|ホールエフェクトは“ドリフト対策の有力候補”。ただし万能ではない

ホールエフェクトは、スティック位置を非接触(磁気センサー)で検知する方式です。
従来の接触式スティックより摩耗が起きにくいため、スティックドリフト対策として注目されています。
結論
- ホールエフェクト=ドリフトしづらい方向(摩耗原因を減らせる)
- ただし絶対にドリフトしないわけではない(個体差・調整・別要因はあり)
- 選ぶときは「ホール搭載」だけでなく、調整機能・品質・対応機種・保証まで見るのが大事
「ドリフトのせいでストレス」「次は長く使えるパッドが欲しい」と感じているなら、ホールエフェクト搭載モデルは買う価値が高い選択肢になるかと思います。
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ホールエフェクトとは?スティックドリフトの原因と対策|買う価値・デメリットまで解説
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今回は、ホールエフェクト(Hall Effect)について、初心者向けにわかりやすく解説していきます。
最近は「スティックドリフト対策になる」としてホールエフェクト搭載のコントローラーを見かけることが増えました。
ただ、仕組みがよくわからないまま「本当に買う価値ある?」「デメリットないの?」で迷う人も多いかと思います。
「ドリフトがストレス」「次のパッド選びで失敗したくない」人は、ぜひ最後まで見ていただければと思います。
参考【保存版】イヤホンの音域(周波数帯域)を完全理解|Hz/kHz早見表+足音・銃声・男女ボーカル例+EQ対処方も
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結論|ドリフトに悩むなら“買う価値あり”。ただし万能ではない
ホールエフェクトは、スティックの位置を非接触(磁気センサー)で検知する仕組みなので、一般的な接触式スティックよりも摩耗が起きにくく、ドリフト対策として有力です。
ただし、「絶対にドリフトしない」という意味ではありません。
(※ドリフトの説明は後に出てきます)
個体差や調整(センターずれ)、内部の別トラブルなどで症状が出る可能性はゼロではないので、過度な期待だけは注意してください。
買う価値がある人
正直、優先度が低い人
このあと、ドリフトやホールエフェクトの仕組みを超かんたんに説明したうえで、「なぜドリフトが起きるのか」「メリット・デメリット」「買うべき判断基準」まで順番に整理していきます。
ホールエフェクトとは?(超かんたんに言うと何?)
ホールエフェクト(Hall Effect)とは、磁気(磁石)を使って位置を検知する方式のことです。
コントローラーのスティックで言うと、スティックの動きを接触なしで読み取れるのが最大の特徴になります。
仕組み|「磁石+センサー」でスティック位置を読む(接点がない)
ざっくり言うと、スティック内部にある磁石の位置(または向き)の変化を、センサーが読み取って、「どれくらい倒しているか」を判断します。
この「接点がない(こすれにくい)」という点が、ドリフト対策として注目される理由です。
ポテンショメータ式(一般的なスティック)との違い
一般的なコントローラーに多いのがポテンショメータ式(接触式)です。
これはスティックを動かすたびに内部の部品が触れ合い、少しずつ摩耗していきます。
一方、ホールエフェクトは非接触なので、構造的に摩耗が起きにくい=ドリフトしづらい方向に寄せられます。
なぜ最近よく聞く?|“ドリフト問題”がきっかけで注目が増えた
スティックドリフトは「勝手に入力される」ので、ゲームによっては致命的です。
その対策として壊れにくい(摩耗しにくい)方式が求められ、ホールエフェクト搭載モデルが増えてきました。
ただし、ホールエフェクトなら何でもOKではありません。
スティックドリフトとは?(勝手に動く・入力される症状)
スティックドリフトとは、コントローラーのスティックに触っていないのに、キャラクターや視点が勝手に動く現象のことです。
FPSゲームをコントローラーパッドでされる方にとっては、スティックドリフトはかなりゲームがしずらくなるポイントかと思います。
ゲーム側では、スティックを倒していない状態でも入力が入ってしまうため、移動・視点・メニュー操作などに影響が出ます。
この症状が起きる理由は大きく分けて「摩耗」と「汚れ(ホコリ)」などが多いと言われています。
スティックドリフトの原因(まず敵を知る)
スティックドリフトは「コントローラーの不具合」というより、構造的に起きやすい症状です。
原因を知っておくと、掃除で改善するケースと買い替え(または修理)が必要なケースを見分けやすくなります。
ポテンショメータ(接触式)の摩耗でズレる
一般的なスティックに多いのがポテンショメータ式(接触式)です。
スティックを動かすたびに内部のパーツがこすれ合いながら位置を検知するため、長く使うほど少しずつ摩耗して、中心(ニュートラル)がズレることがあります。
中心(ニュートラル)がズレる原因
このタイプのドリフトは、仕組み上摩耗が進むほど再発しやすいのがやっかいな点です。
ホコリ・汚れ・摩耗粉で接触不良が起きる
スティック周りは使うほどホコリが入りやすく、摩耗で出た粉が溜まることもあります。
その結果、接点が不安定になって誤入力が出るケースがあります。
このタイプは、軽度なら清掃で改善することもあります(ただし無理に分解するのは自己責任になります)。
デッドゾーン設定・キャリブレーションのズレ(ソフト側)
ゲームや本体設定には、スティックの中心付近の微小入力を無視するデッドゾーンがあります。
ここが小さすぎると、ほんの少しのズレでも入力として認識されて、ドリフトが目立ちます。
設定で直ることもあり
ただし、設定でごまかせても摩耗が原因なら根本解決ではないので、「一時的に直ったけど再発する」ことも多いです。
ホールエフェクトがドリフトに強い理由
ホールエフェクトが注目される一番の理由は、スティックの位置検知が非接触(磁気センサー)だからです。
従来の接触式に比べて摩耗が起きにくいため、結果としてドリフトしづらい方向になります。
非接触なので“こすれて削れる”部分が少ない
ポテンショメータ式(接触式)は、スティックを動かすたびに内部パーツが触れ合い、少しずつ摩耗して中心(ニュートラル)がズレることがあります。
一方ホールエフェクトは、磁石の変化をセンサーで読む仕組みなので、位置検知そのものが非接触になります。
つまり「動かすほど削れてズレる」という原因を減らせるのが強みです。
長期使用でも“中心ズレ”が起きにくい方向に寄せられる
ドリフトで一番つらいのは、使い込むほど「ニュートラルの位置」がズレて、勝手に入力されることだと思います。
ホールエフェクトは摩耗要因を減らせるので、長く使う前提の人ほどメリットが出やすいです。
それでも“絶対ドリフトしない”ではない(過度な期待は注意)
ここは大事なので先に言います。ホールエフェクトでも、ドリフトが完全にゼロになるとは限りません。
次のような要因で、ズレや誤入力が出ることがあります。
ズレや誤入力の原因
なので、ホールエフェクトはドリフトしにくくする有力な手段ですが、「万能ではない」という立ち位置です。
デメリット・注意点(ここが差別化ポイント)
ホールエフェクトはドリフト対策として魅力がありますが、良いことだけではありません。
ここを知らずに買うと「思ってたのと違う…」になりやすいので、先に注意点を整理しておきます。
価格が上がりやすい(コスパ重視だと悩む)
ホールエフェクト搭載モデルは、従来式よりも価格が高めになりがちです。
「ドリフト対策にお金を払う価値があるか?」を自分の用途で判断する必要があります。
個体差で“センターずれ”を感じることがある
ホールエフェクトでも、購入直後に「真ん中に戻してるのに微妙に入力が入る」ようなセンターずれを感じる場合があります。
この場合は、デッドゾーン調整やキャリブレーションで改善することもあります。
ホールエフェクトでも調整(設定)が必要なケースがある
「ホールエフェクト=設定いらずで完璧」と思うとギャップが出ます。
特にPCや一部のコントローラーでは、ソフト側でデッドゾーンや補正を触れる前提の設計もあります。
“ホールエフェクト搭載”だけで選ぶと失敗する
同じホールエフェクトでも、スティックの精度・入力の滑らかさ・遅延・ボタン品質などは製品で差が出ます。
つまり「ホールエフェクトかどうか」は重要ですが、それだけで当たりは決まりません。
注意|TMRなど“次の方式”も出てきている
最近は、ホールエフェクトとは別にTMR(トンネル磁気抵抗)を使ったスティックも話題になっています。
ここは深掘りしすぎると脱線するので、この記事では「選び方の判断材料」として軽く触れる程度にしておきます。
ホールエフェクトはドリフト対策として有力ですが、「値段」「個体差」「調整の手間」をどこまで許容できるかが重要なポイントです。
買う価値がある人/ない人(購入判断を完成させる)
ホールエフェクトは「良いもの」ですが、全員に必須ではありません。
ここでは、あなたが買うべき側か、今は不要な側かを僕の個人的な考えで分けていきます。
買う価値がある人(おすすめ)
買う価値がある人
優先度が低い人(今は無理に買わなくてOK)
優先度が低い人
迷っている人はここを見て判断
迷っている人はここ見て判断
比較|従来式 vs ホールエフェクト vs TMR
「結局どれがいいの?」を一発で整理するために、方式ごとの違いを表にまとめました。
ざっくり言うと、従来式=安いけど摩耗しやすい、ホール=摩耗に強い、TMR=次世代候補という位置づけだと思います。
よくある質問(FAQ)
Q. ホールエフェクトなら絶対にスティックドリフトしない?
絶対にしないとは言い切れないです。
ホールエフェクトは非接触で摩耗しにくいので、従来式よりドリフトしづらい方向なのは確かですが、個体差(センターずれ)や調整不足、別要因の不具合などで症状が出る可能性はあります。
Q. 「ホールエフェクト搭載」なら何を買っても同じ?
同じではないです。
ホールエフェクトはあくまでスティックの検知方式なので、製品ごとにスティックの精度・感触・遅延・ボタン品質・ソフトの調整機能が変わります。
「ホールエフェクトかどうか」だけで選ぶと、外すことがあります。
Q. TMRって何?ホールエフェクトより上?
TMR(トンネル磁気抵抗)は、ホールエフェクトとは別の磁気を使った検知方式です。
次世代候補として注目されていますが、現時点では製品数や情報が少ないこともあるので、「選べるなら検討」くらいの距離感でOKです。
Q. ホールエフェクト搭載でもデッドゾーン調整は必要?
場合によります。
個体差でセンターがわずかにズレていると、デッドゾーンを少し広げた方が快適になるケースがあります。
逆に、調整なしで問題ない個体もあります。
Q. どんな人がホールエフェクトに変えると体感しやすい?
体感しやすいのは、次のタイプです。
Q. 結局、ホールエフェクトは買う価値ある?
ドリフトに悩んでいるなら、買う価値は高いです。
ただし、価格は上がりやすく、個体差や調整が必要な場合もあるので、「何を重視するか」で判断するのがベストだと思います。
まとめ|ホールエフェクトは“ドリフト対策の有力候補”。ただし万能ではない
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従来の接触式スティックより摩耗が起きにくいため、スティックドリフト対策として注目されています。
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