自作PC初心者講座 組み立て編です。
初心者向けにわかりやすく自作PCの組み立て方を解説していきます。
今回は、ケースへの組み込み~配線整理(起動前まで)の解説になります。
各パーツの役割など知識編・組み立て編はこちらで解説しています。
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参考自作パソコン初心者講座一覧
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前回の電源コネクタの取り付け~テスト起動までの解説はこちら
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参考自作PC初心者講座 組み立て編【電源コネクタ取り付け~テスト起動(BIOS確認)】
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ケースの組み込み
前回にテスト起動(BIOS確認)まで終了しているので、次はケースへ組み込んでいきます。
まず、テスト起動で使った電源ケーブル類を外します。
取り外すケーブル類
- 24/20ピン ATX ←メインコネクタ
- 4ピン ATX12V or 8ピン EPS 12V ←CPU補助電源
- PCI Express ←グラフィックボード補助電源
- スイッチボタン
- SATA SSD
- グラボ
ケース組み立て
次にケースの組み立てをします。
ケースの中身をすべて取り出します。
説明書・ケーブル類が入っているかと思います。
新品だとケース内に入れられているのが多いです。
次にIOパネルをつけます。
マザーボードに付属しているIOパネルをケースに取り付けます。
一般的なケ-スであれば後方に取り付ける場所があります。
IOパネルを取り付けるのですが、結構難しいです。
向きを確認して、ケース内から外側へ押し込むように取り付けます。
マザーボードをケースに取り付ける
次にマザーボードをケースに取り付けます。
ケースにマザーボードを取り付けるためのスペーサーをケースに取り付けます。
マザーボードのサイズによって取り付け位置が異なります。
スペーサーはおそらく最初からケース内に装着されているかと思います。
それプラスケース内に付属されているものを使用します。
ケースにスペーサーの取り付け位置を示す文字がありますのでそれを確認します。
このケースの場合は、Mini ITXが1でMicro ATXが2の位置にスペーサーを取り付けるようになっています。
スペーサー用のねじ回しを持っていない方が多いと思うのでラジオペンチなどで回してもOKです。
次にマザーボードをケースに取り付けます。
スペーサーの位置に言わせるのですが、IOパネルを基準にして合わせるとスペーサーの位置も勝手に合うのでIOパネルから合わせるようにするのがコツです。
マザーボードをケースに取り付けるネジは、ケースの付属品にありますのでそれを利用します。
マザーボードの個体により、穴の場所とスペーサーの場所が合いずらい場合もあります。
対角線上に締めた方が固定力が強くなります。
次にケース内のファンのコネクタをマザーボードに取り付けます。
SYS_FAN1と書かれた部分へファンのコネクタを差し込みます。
グラボをケースの取り付ける
グラボをケースに取り付けます。
PCIeスロットの高さの確認と使用するグラボの幅を確認し、必要分のケースブラケットを外します。
今回使用するPower Color RX560は2スロットなので、ブラケットを2つ取り外します。
PCIeスロットにグラボを挿します。
挿し方は、テスト起動で付けたのとまったく同じです。
PCIeスロットに差し込んだ後、ブラケットにねじ止めします。
電源ユニットをケースに取り付ける
電源ユニットをケースに取り付けます。
電源ユニットの取り付け
電源ユニットの取り付け位置は、ケースによって異なるので説明書で確認しましょう。
今回は、現在では多くなっている下の位置へ取り付けていきます。
電源ユニットの向きですが、ファンから空気を吸うので空気を吸気したい方向にファンを向けます。
このケースの場合は下から新鮮な空気を吸い上げるようにします。
電源ユニットはPCケースに付属しているネジで4箇所固定します。
ここも対角線上に留めていきましょう。
電源から出ているケーブルを配線穴からマザーボード側へ通します。
接続場所に一番近い配線穴からケーブルを通すことでキレイに配線できます。
電源ケーブルをマザーボードに繋げる
電源ケーブルをマザーボードに繋げていきます。
電源コネクタを取り付ける場所は2~3つです。
電源コネクタを取り付ける場所
- 24/20ピン ATX ←メインコネクタ
- 4ピン ATX12V or 8ピン EPS 12V ←CPU補助電源
- PCI Express ←グラフィックボード補助電源
テスト起動の時と同じ要領ですが、接続場所に一番近い配線穴からケーブルを通します。
接続の仕方はテスト起動編で解説しているのでこちらをご覧ください。
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参考自作PC初心者講座 組み立て編【電源コネクタ取り付け~テスト起動(BIOS確認)】
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ケーススイッチコネクタをマザーボードに繋げる
ケーススイッチコネクタをマザーボードに繋げます。
これはケースから出ているケーブルをマザーボードに取り付けていきます。
コネクタを繋げる場所はマザーボードにより違うので、取扱説明書を確認しましょう。
こちらの青いコネクタはケース前面の青い差し込み口USB3.0のケーブルです。
マザーボードのこちらの部分に挿します。
こちらのUSBと書いてあるケーブルはケース前面の黒い差し込み口USB2.0のケーブルです。
マザーボードのこちらの部分に挿します。
USB2.0とHD AUDIOコネクタは形が似ていますが、コネクタ自体が違う場所にはさせないように、それぞれ穴が1つ埋まっているので間違うことはないかと思います。
HD AUDIOはケース前面のイヤホン・マイク端子のコネクタです。
マザーボードのこちらの部分に挿します。
細かいコネクタは電源スイッチ類のコネクタでテスト起動でも使用しているので解説は割愛します。
マザーボードのこちらの部分に挿します。
配線整理
配線はケースの裏面のスペースに収納します。
基本的には見えない部分なので、入ればOKですが几帳面な方は結束バンドなのでうまくまとめておられます。
個人的には配線は絡まっていなければOKだと思っています。
PCを修理・修正・パーツ交換などする際にわざわざ結束バンドを切らないといけないので面倒です。
それなりで配線していきます。
なんとなく線をまとめてみました。
配線は個人差が大きいので、自分の好みで行ってください。
すべてのパーツを取り付けたらこのようになります。
挿し込み場所に近いところから配線すれば、線がごちゃごちゃせずにすっきりします。
あとは、ケースの蓋を閉めて完成です。
まとめ
今回は、ケースへの組み込み~配線整理(起動前まで)の解説をしました。
ここまでできればPC自体は出来上がっています。
次回で最後になります。
起動とWindowsのインストールを解説していきます。
PC
自作PC初心者講座 組み立て編【ケースへの組み込み~配線整理(起動前まで)】
2022年5月31日
自作PC初心者講座 組み立て編です。
初心者向けにわかりやすく自作PCの組み立て方を解説していきます。
今回は、ケースへの組み込み~配線整理(起動前まで)の解説になります。
各パーツの役割など知識編・組み立て編はこちらで解説しています。
参考自作パソコン初心者講座一覧
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前回の電源コネクタの取り付け~テスト起動までの解説はこちら
参考自作PC初心者講座 組み立て編【電源コネクタ取り付け~テスト起動(BIOS確認)】
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ケースの組み込み
前回にテスト起動(BIOS確認)まで終了しているので、次はケースへ組み込んでいきます。
まず、テスト起動で使った電源ケーブル類を外します。
取り外すケーブル類
ケース組み立て
次にケースの組み立てをします。
ケースの中身をすべて取り出します。
説明書・ケーブル類が入っているかと思います。
新品だとケース内に入れられているのが多いです。
次にIOパネルをつけます。
マザーボードに付属しているIOパネルをケースに取り付けます。
一般的なケ-スであれば後方に取り付ける場所があります。
IOパネルを取り付けるのですが、結構難しいです。
向きを確認して、ケース内から外側へ押し込むように取り付けます。
マザーボードをケースに取り付ける
次にマザーボードをケースに取り付けます。
ケースにマザーボードを取り付けるためのスペーサーをケースに取り付けます。
マザーボードのサイズによって取り付け位置が異なります。
スペーサーはおそらく最初からケース内に装着されているかと思います。
それプラスケース内に付属されているものを使用します。
ケースにスペーサーの取り付け位置を示す文字がありますのでそれを確認します。
このケースの場合は、Mini ITXが1でMicro ATXが2の位置にスペーサーを取り付けるようになっています。
スペーサー用のねじ回しを持っていない方が多いと思うのでラジオペンチなどで回してもOKです。
次にマザーボードをケースに取り付けます。
スペーサーの位置に言わせるのですが、IOパネルを基準にして合わせるとスペーサーの位置も勝手に合うのでIOパネルから合わせるようにするのがコツです。
マザーボードをケースに取り付けるネジは、ケースの付属品にありますのでそれを利用します。
マザーボードの個体により、穴の場所とスペーサーの場所が合いずらい場合もあります。
対角線上に締めた方が固定力が強くなります。
次にケース内のファンのコネクタをマザーボードに取り付けます。
SYS_FAN1と書かれた部分へファンのコネクタを差し込みます。
グラボをケースの取り付ける
グラボをケースに取り付けます。
PCIeスロットの高さの確認と使用するグラボの幅を確認し、必要分のケースブラケットを外します。
今回使用するPower Color RX560は2スロットなので、ブラケットを2つ取り外します。
PCIeスロットにグラボを挿します。
挿し方は、テスト起動で付けたのとまったく同じです。
PCIeスロットに差し込んだ後、ブラケットにねじ止めします。
電源ユニットをケースに取り付ける
電源ユニットをケースに取り付けます。
電源ユニットの取り付け
電源ユニットの取り付け位置は、ケースによって異なるので説明書で確認しましょう。
今回は、現在では多くなっている下の位置へ取り付けていきます。
電源ユニットの向きですが、ファンから空気を吸うので空気を吸気したい方向にファンを向けます。
このケースの場合は下から新鮮な空気を吸い上げるようにします。
電源ユニットはPCケースに付属しているネジで4箇所固定します。
ここも対角線上に留めていきましょう。
電源から出ているケーブルを配線穴からマザーボード側へ通します。
接続場所に一番近い配線穴からケーブルを通すことでキレイに配線できます。
電源ケーブルをマザーボードに繋げる
電源ケーブルをマザーボードに繋げていきます。
電源コネクタを取り付ける場所は2~3つです。
電源コネクタを取り付ける場所
テスト起動の時と同じ要領ですが、接続場所に一番近い配線穴からケーブルを通します。
接続の仕方はテスト起動編で解説しているのでこちらをご覧ください。
参考自作PC初心者講座 組み立て編【電源コネクタ取り付け~テスト起動(BIOS確認)】
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ケーススイッチコネクタをマザーボードに繋げる
ケーススイッチコネクタをマザーボードに繋げます。
これはケースから出ているケーブルをマザーボードに取り付けていきます。
コネクタを繋げる場所はマザーボードにより違うので、取扱説明書を確認しましょう。
こちらの青いコネクタはケース前面の青い差し込み口USB3.0のケーブルです。
マザーボードのこちらの部分に挿します。
こちらのUSBと書いてあるケーブルはケース前面の黒い差し込み口USB2.0のケーブルです。
マザーボードのこちらの部分に挿します。
USB2.0とHD AUDIOコネクタは形が似ていますが、コネクタ自体が違う場所にはさせないように、それぞれ穴が1つ埋まっているので間違うことはないかと思います。
HD AUDIOはケース前面のイヤホン・マイク端子のコネクタです。
マザーボードのこちらの部分に挿します。
細かいコネクタは電源スイッチ類のコネクタでテスト起動でも使用しているので解説は割愛します。
マザーボードのこちらの部分に挿します。
配線整理
配線はケースの裏面のスペースに収納します。
基本的には見えない部分なので、入ればOKですが几帳面な方は結束バンドなのでうまくまとめておられます。
個人的には配線は絡まっていなければOKだと思っています。
PCを修理・修正・パーツ交換などする際にわざわざ結束バンドを切らないといけないので面倒です。
それなりで配線していきます。
なんとなく線をまとめてみました。
配線は個人差が大きいので、自分の好みで行ってください。
すべてのパーツを取り付けたらこのようになります。
挿し込み場所に近いところから配線すれば、線がごちゃごちゃせずにすっきりします。
あとは、ケースの蓋を閉めて完成です。
まとめ
今回は、ケースへの組み込み~配線整理(起動前まで)の解説をしました。
ここまでできればPC自体は出来上がっています。
次回で最後になります。
起動とWindowsのインストールを解説していきます。
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