自作PC初心者講座 組み立て編です。
初心者向けにわかりやすく自作PCの組み立て方を解説していきます。
今回は、メモリ取り付け~グラボ取り付けまでの解説になります。
各パーツの役割など知識編・組み立て編はこちらで解説しています。
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参考自作パソコン初心者講座一覧
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前回のパーツ紹介~CPUクーラーの取り付けまでの解説はこちら
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参考自作PC初心者講座 組み立て編【パーツ紹介~CPUクーラー取り付け】
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メモリの取り付け
今回はメモリの取り付けからになります。
今回はメモリを2枚差していきます。
マザーボードのメモリスロットはこちらです。
マザーボードによって、メモリスロットが4つも物もあります。
メモリスロットが4つの場合は、基本的にCPUソケット側からA1・A2・B1・B2となっているものが多いです。
メモリスロットが2つの場合もCPUソケット側からA1・B1となります。
説明書にメモリスロットのナンバーが記載されているので確認しましょう。
メモリの差し込み場所
メモリを差し込み場所は、4つのスロットの場合は"A2・B2"に挿しこみましょう。
A1・A2に挿してしまうとメモリがうまく協力しあえないので性能が落ちます。
必ず"A2・B2"に挿すようにしましょう。
A1・B1に挿さない理由としては、マザーボードがA2・B2の方を優先して使用するようにプログラムされているためです。
メモリの差し込み
メモリの挿し込みも特に難しいことはありません。
メモリスロットのノッチを開きます。
ノッチが閉まった状態だとメモリを挿し込めないので注意しましょう。
ノッチが開いたらメモリの切り欠きの場所を確認します。
メモリスロットの出っ張り部分も確認します。
メモリの切り欠きとマザーボードのメモリスロットの出っ張りを合わせて挿し込みます。
結構硬いですので、力を入れる必要があります。
メモリが挿し込まれるとノッチが自動的に閉まります。
ノッチが閉まっているか確認しましょう。
内臓ストレージ取り付け
内臓ストレージ取り付けの方法です。
内臓ストレージは、ほとんどがM.2SSD・SATA SSDのどちらかだと思います。
HDDの場合でもSATA SSDと同じ要領で取り付けできるのでHDDの取り付け方法は割愛します。
M.2 SSD取り付け方法
M.2 SSDの取り付け方法です。
マザーボードにM.2 SSDの取り付け位置を確認します。
M.2スロットのネジを取り外します。
M.2 SSDの切り欠きを確認します。
マザーボード側の切り欠きも確認します。
この切り欠きを合わせてM.2 SSDを挿し込みます。
最初に外したネジをM.2 SSDの左端に留め直します。
M.2 SSDの取り付けはこれで完了です。
グラフィックボード装着方法
次はグラフィックボードの取り付けです。
テスト起動にグラボが必要ない場合
テスト起動をするためにグラフィックボードを取り付けるわけですが、グラボが必要ない場合もあります。
RyzenのCPUは基本的には、CPUに内臓GPUが搭載されていません。
RyzenCPUシリーズで末尾に"G"が付いているものはGPUが内臓されています。
intelのCPUシリーズは基本的にGPUが内臓されています。
intelのCPUでは、末尾に"F"が付いているものは内臓GPUがないので注意が必要です。
内臓GPUなし
- Ryzen CPU
- intel CPU 末尾にFが付いているもの
内臓GPUあり
- Ryzen CPU 末尾にGが付いているもの
- intel CPU
CPUにGPUが内臓されていればグラボなしでも映像出力ができますのでテスト起動にはグラボは必要ないです。
グラボを装着していく
グラボの取り付け方法です。
グラボはPCIeスロットに挿し込みます。
PCIeスロットというのは写真の部分です。
ほとんどのマザーボードで、PCIeスロットの一番上にグラボを取り付けます。
一番上の理由としては、細かい解説は省きますが、簡潔に言うとデータの転送速度が一番早いからです。
PCIeスロットのノッチを開きます。
メモリと同様にノッチが閉まったままだとグラボを取り付けられないのでノッチを開くことを忘れないようにしましょう。
次に、グラボ側の切り欠きの場所を確認します。
PCIeスロットの出っ張りを確認します。
グラボの切り欠きとPCIeスロットの出っ張りを確認して、メモリと同様にまっすぐ上から押し込みます。
グラフィックボード取り付け時の注意点
グラボを取り付ける際の注意点としては、差し込みが甘いとエラーが出ることがあります。
自分ではしっかりと差し込み、ロックもされていたとしても再度グッと押し込みましょう。
少しでも緩いとエラーが出たり、急に画面が暗くなったりする場合もあります。
個人的にグラボの故障かと思ったら差し込みが甘かっただけというケースが多くあるので、差し込みが甘くならないように注意しましょう。
一度、PCを組む上げてから、もう一度グラボの差し込み確認するとなると面倒なので一発で決めれるようにしましょう。
まとめ
今回は、メモリの取り付け・記憶媒体の取り付け・グラボの取り付けについて解説しました。
メモリもグラボも同じ要領で取り付けるので難しくはありません。
最初は思ったよりも力が必要なので怖いと思いますが、切り欠きの場所があっており、まっすぐに上から押せば問題ありませんので少しずつ力を加えるようにしましょう。
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参考【コスパ・格安構成】自作PC初心者向け構成【7万以下も】
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自作PC初心者講座 組み立て編【メモリ取り付け~グラボ装着方法】
2022年5月30日
自作PC初心者講座 組み立て編です。
初心者向けにわかりやすく自作PCの組み立て方を解説していきます。
今回は、メモリ取り付け~グラボ取り付けまでの解説になります。
各パーツの役割など知識編・組み立て編はこちらで解説しています。
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前回のパーツ紹介~CPUクーラーの取り付けまでの解説はこちら
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メモリの取り付け
今回はメモリの取り付けからになります。
今回はメモリを2枚差していきます。
マザーボードのメモリスロットはこちらです。
マザーボードによって、メモリスロットが4つも物もあります。
メモリスロットが4つの場合は、基本的にCPUソケット側からA1・A2・B1・B2となっているものが多いです。
メモリスロットが2つの場合もCPUソケット側からA1・B1となります。
説明書にメモリスロットのナンバーが記載されているので確認しましょう。
メモリの差し込み場所
メモリを差し込み場所は、4つのスロットの場合は"A2・B2"に挿しこみましょう。
A1・A2に挿してしまうとメモリがうまく協力しあえないので性能が落ちます。
必ず"A2・B2"に挿すようにしましょう。
A1・B1に挿さない理由としては、マザーボードがA2・B2の方を優先して使用するようにプログラムされているためです。
メモリの差し込み
メモリの挿し込みも特に難しいことはありません。
メモリスロットのノッチを開きます。
ノッチが閉まった状態だとメモリを挿し込めないので注意しましょう。
ノッチが開いたらメモリの切り欠きの場所を確認します。
メモリスロットの出っ張り部分も確認します。
メモリの切り欠きとマザーボードのメモリスロットの出っ張りを合わせて挿し込みます。
ポイント
まっすぐ真上からメモリを押して挿し込みましょう。
結構硬いですので、力を入れる必要があります。
メモリが挿し込まれるとノッチが自動的に閉まります。
ノッチが閉まっているか確認しましょう。
内臓ストレージ取り付け
内臓ストレージ取り付けの方法です。
内臓ストレージは、ほとんどがM.2SSD・SATA SSDのどちらかだと思います。
HDDの場合でもSATA SSDと同じ要領で取り付けできるのでHDDの取り付け方法は割愛します。
M.2 SSD取り付け方法
M.2 SSDの取り付け方法です。
マザーボードにM.2 SSDの取り付け位置を確認します。
M.2スロットのネジを取り外します。
M.2 SSDの切り欠きを確認します。
マザーボード側の切り欠きも確認します。
この切り欠きを合わせてM.2 SSDを挿し込みます。
最初に外したネジをM.2 SSDの左端に留め直します。
M.2 SSDの取り付けはこれで完了です。
グラフィックボード装着方法
次はグラフィックボードの取り付けです。
テスト起動にグラボが必要ない場合
テスト起動をするためにグラフィックボードを取り付けるわけですが、グラボが必要ない場合もあります。
RyzenのCPUは基本的には、CPUに内臓GPUが搭載されていません。
RyzenCPUシリーズで末尾に"G"が付いているものはGPUが内臓されています。
intelのCPUシリーズは基本的にGPUが内臓されています。
intelのCPUでは、末尾に"F"が付いているものは内臓GPUがないので注意が必要です。
内臓GPUなし
内臓GPUあり
CPUにGPUが内臓されていればグラボなしでも映像出力ができますのでテスト起動にはグラボは必要ないです。
グラボを装着していく
グラボの取り付け方法です。
グラボはPCIeスロットに挿し込みます。
PCIeスロットというのは写真の部分です。
ほとんどのマザーボードで、PCIeスロットの一番上にグラボを取り付けます。
一番上の理由としては、細かい解説は省きますが、簡潔に言うとデータの転送速度が一番早いからです。
PCIeスロットのノッチを開きます。
メモリと同様にノッチが閉まったままだとグラボを取り付けられないのでノッチを開くことを忘れないようにしましょう。
次に、グラボ側の切り欠きの場所を確認します。
PCIeスロットの出っ張りを確認します。
グラボの切り欠きとPCIeスロットの出っ張りを確認して、メモリと同様にまっすぐ上から押し込みます。
グラフィックボード取り付け時の注意点
グラボを取り付ける際の注意点としては、差し込みが甘いとエラーが出ることがあります。
自分ではしっかりと差し込み、ロックもされていたとしても再度グッと押し込みましょう。
少しでも緩いとエラーが出たり、急に画面が暗くなったりする場合もあります。
個人的にグラボの故障かと思ったら差し込みが甘かっただけというケースが多くあるので、差し込みが甘くならないように注意しましょう。
一度、PCを組む上げてから、もう一度グラボの差し込み確認するとなると面倒なので一発で決めれるようにしましょう。
まとめ
今回は、メモリの取り付け・記憶媒体の取り付け・グラボの取り付けについて解説しました。
メモリもグラボも同じ要領で取り付けるので難しくはありません。
最初は思ったよりも力が必要なので怖いと思いますが、切り欠きの場所があっており、まっすぐに上から押せば問題ありませんので少しずつ力を加えるようにしましょう。
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