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今回、XTARさんから充電式1.5V AAリチウムイオン電池をご提供頂いたのでレビューしていきたいと思います。
以前もXTARさんから充電池をレビューさせていただいたりして、もっぱら充電池ばっかり使用しており、非常に充電池が便利に感じています。
乾電池を買うのが面倒だ。捨てるの面倒だ。という方で充電池に興味ある方に特におすすめできると思います。
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結論
良い点
- 1.5V出力で、電圧に敏感な機器(スマートリモコン・電子辞書など)にも安心して使える
- USB-C充電対応で、スマホやモバイルバッテリーと同じケーブルが使え、荷物を減らせる
- 自己放電が少なく、長期間放置してもすぐ使える
- 3000mAhで大容量。懐中電灯などで長時間安定して使える
悪い点
- 初期投資が高く感じる
XTAR 充電式1.5V AAリチウムイオン電池の外観
XTAR 充電式1.5V AAリチウムイオン電池の外観は特に特徴があるわけではありません。

見た目は普通の単三(外国表記ではAA)電池です。
しかし、充電池自体にUSB type Cの充電挿し込み口があります。

充電はここからのみ行います。

注意
エネループ用の充電器などの充電池用充電器では、充電できないので注意が必要です。
付属品

付属品
- ケース
- 充電ケーブル
充電ケーブルは専用というわけではないですが、USB type A to C で、C側が4本あります。
充電池を同時に充電できるものなので、かなり便利です。
製品スペック・特徴をチェック

1.5V出力とUSB-C充電の便利さ
USB-Cで直接充電できるのが最大の魅力だと思います。
専用の充電器が不要なので、スマホやイヤホンと同じケーブルで充電可能です。
手軽に充電できるのはかなり便利です。
最近ではUSB-Cを採用する電気製品が多いので、ケーブルの共通化によって持ち運びの利便性が格段に向上しています。
付属のUSB-Cケーブルを使って4本同時で約3.9時間でフル充電が可能だそうです。
3000mAhの信頼性は?
公称容量は1.5Vで3000mAh(=4.5Wh)と高容量であり、長時間の使用が可能です。
安定した電圧を維持する性能は他の電池よりも優秀だと思います。
容量以上に「最後までフルパワーで使える」ことが、この電池の強みといえます。
過放電・過充電保護などの安全機能
XTARの製品に共通していえることですが、過放電や過放電や過電流を防ぐ保護回路も搭載されているので、安心して繰り返し使用できます。
特にリチウム電池は発火や膨張などのリスクがあるため、これらの保護機能があるかどうかは絶対にチェックすべきポイントだと思っています。
実際に使ったXTAR電池の使用感レビュー

USB-Cの使い勝手

充電中に充電状況が上部(+側)のLEDで表示されるので非常にわかりやすいです。(写真ではわかりにくいですが…)
LED表示も視認性が高く、夜間でも充電状態が一目で分かります。
USB type C での充電なので、スマホの充電器などでも充電できるというのがかなり便利です。
充電池用の充電器を持たなくて良いのがよかったです。
USB-C充電による充電スピードを計測

XTARの1.5V充電式リチウム電池を実際にUSB-Cで充電し、電圧電流チェッカーで計測してみました。
電圧はおおよそ5.03〜5.05V、電流は約0.38Aと安定しており、充電出力は約1.9Wです。
USBポートの性能やケーブル品質によって多少変動があります。
これは付属品ケーブルで充電した時の速度です。
1本でも4本同時充電でも特にW数に変わりはありませんでした。
懐中電灯やワイヤレスマウスでの挙動
電圧が安定しているため、懐中電灯を使う際の明るさが一定で、暗くなる前に知らせてくれるのが安心です。。
マウスでもラグが少なくスムーズに使えました。
日常の中でちょっとしたストレスを感じずに使えるのは、地味ながら大きな違いです。
1.5V出力のメリットを感じる場面
スマートリモコンなど、1.2Vでは動作不安定だった機器でも問題なく使えるのが非常に便利です。
さらに、電池式のキーボードなんかは、1.5Vでないとチャタリングなどを起こすので、1.5Vが便利だと思います。
キーボードやマウスなど、充電池の方が軽くて、何度も使えるものの方が便利な電気製品も多いので、1.5V充電池にメリットを感じる場面は多くあると思いました。
他社の充電池と比較してどう?

eneloopとの比較
eneloopは信頼性が高いですが、1.2V出力なので、一部機器では不安定で使用できなくなることもあります。(キーボードなど)
XTARの充電式1.5V AAリチウムイオン電池は「新世代の直線放電曲線設計」により、放電中の電圧低下が少なく、比較的安定した1.5V出力を維持します。
1.5Vは乾電池と同じなので、基本的にはなんにでも使用できます。
またeneloopは自己放電が少ない点が強みですが、XTARも同等以上の放電抑制性能を持っており、長期保存時の電池残量にも差が出にくい仕様です。
Amazonベーシック充電池との違い
価格面ではAmazonベーシックの方が安価ですが、電圧の安定性・充電方式(USB-C)ではXTARが上回ります。
高性能を求める方であればXTARの方が良いと思います。
注意点・デメリット

値段は高めなので、コスパはどう見るか
1本あたりの価格は高めですが、1200回繰り返し使える点を考えれば十分元は取れる設計です。
電池を無くす方以外には長期的に見ると、XTAR 充電式1.5V AAリチウムイオン電池の方がコスパは良くなります。
使い捨て電池を買い続けるよりも圧倒的に経済的です。
機器との相性に注意(高電圧に弱い機器)
結構な古い機器や高電圧に対応していない製品では使用できない可能性があります。
そこまで多くはないですが、説明書などで「リチウム電池不可」と書かれている製品には注意しましょう。
USB-C充電の利便性は抜群

スマホやモバイルバッテリーと同じケーブルが使える
USB-Cで直接充電できるため、普段使っているスマホの充電ケーブルをそのまま使えるのは大きなメリットだと感じました。
専用の充電器が不要なので荷物も減らせます。
旅行やアウトドアなどのシーンでも煩雑さがありませんので、キャンプなどで電池を使用する機器をお持ちの方はかなり便利だと思います。
自宅・外出先どちらでも快適に充電
USB-C対応のモバイルバッテリーや、ノートPCの充電器などでも充電できるので、災害時や出先でも"充電できない"と困ることはないかと思います。
コンビニで売っている充電器でも対応できるため、急な電池切れにも柔軟に対応できます。
購入前に知っておきたい注意点

保存温度と長期保管時の扱い
リチウム電池の特性上、高温多湿な場所での保管は避けるのが良いです。
長期保管する際は半分程度の残量にしておくと、劣化を防げます。
日光の当たらない風通しの良い場所で保管するようにしましょう。
ニッケル水素充電器は使えない
この電池はUSB-C専用の充電設計となっているため、従来のニッケル水素用充電器に入れてしまうと破損や発熱のリスクがあります。
普段充電池用の充電器を使用されている方に注意が必要です。
必ず付属のケーブルか、適正なUSB-Cケーブルを使用しましょう。
1.5Vリチウム電池の選び方ガイド

用途に合った電圧・容量を選ぶ
1.2Vのニッケル水素充電池でも多くの機器に対応できますが、電圧に敏感なデバイス(カメラや高性能リモコンなど)では、1.5Vを安定して出力できるリチウム電池の方が適しています。
どんな機器に使用したいかも考えておくと充電池を選びやすくなります。
使用機器の仕様を事前に確認することも大切です。
充電方式とコストのバランスを見る
USB-C充電に対応しているかどうかも重要です。
専用充電器が必要なタイプは初期費用が高くなりがちなので、ケーブル1本で済むXTARのような製品はトータルコストを抑えやすくなります。
シンプルでわかりやすい運用が可能です。
安全機能の有無をチェック
個人的には一番重要だと思うポイントです。
過放電・過充電保護機能が搭載されているかどうかは、長く安心して使えるかに関わる重要です。
特にリチウム電池は安全面の設計が甘いと発熱や膨張の原因になりますので、信頼できるブランドを選びましょう。
XTAR 1.5V充電池はこんな人におすすめ

「繰り返し使える高性能電池」を求めている人に
XTARの充電式1.5V AAリチウムイオン電池は、安定した電圧を維持できるため、ガジェットや電子機器を日常的に使う人にとって非常に頼もしいアイテムです。
特に電池切れの頻度を減らしたい人や、アルカリ電池のゴミを減らしたい人にぴったりです。
長期的に見ても経済的かつ環境に優しいです。
単三電池で安定した1.5V出力が欲しい人へ
一般的なニッケル水素充電池は1.2Vの出力ですが、本製品は常に1.5V出力を維持してくれるので、電子辞書やワイヤレスマウスなど、電圧にシビアな機器にも安心して使えます。
特に電池の電圧が不安定になると誤動作を起こしやすい機器では、この安定した出力が非常に重要になります。
電圧が高すぎず低すぎず、常に一定なのは電子機器の寿命を延ばすのにもつながります。
まとめ
今回は、XTAR 充電式1.5V AAリチウムイオン電池をレビューしました。
今までは充電池を充電器に入れて使用するタイプの充電池を使用してきましたが、この直接USB type C を差し込むのは、かなり便利だと感じました。
しかも、+極を見るとインジケーターもあるので、見た目でもわかりやすいです。
1.5V充電池はマウス、キーボードに使用するのはもちろん便利なのですが、災害用としても持っておくと非常に心強いです。
初期投資は少し高くなりますが、長期的に見るとコスパは良いので、買ってみる価値は十分にあると思います。
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