初心者向け自作PC講座【CPUクーラー編】

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初心者向け自作PC講座【CPUクーラー編】

2022年2月17日

初心者向け自作PC講座 PCケース知識編です。

PCを自作する上で必要な知識を解説していきます。

マニアックな部分ではなく、初心者の方に理解していただく内容になります。

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覚えて欲しいポイント

  • CPUクーラーの役割
  • CPUクーラーの種類
  • CPUクーラーの選び方

 

CPUクーラーとは

CPUクーラーとは

CPUクーラーとは、名前の通り"CPUを冷やすもの"になります。

 

CPUは動作すると多くの熱を発するので、外部から冷やす必要があります。

もし、CPUに熱が溜まりすぎるとCPUの性能低下・PCがシャットダウンするなどの減少が起きます。

 

CPUクーラーの種類

CPUクーラーの種類

CPうクーラーは大きく分けて2種類存在します。

 

CPUクーラーの種類

  • 空冷CPUクーラー
  • 水冷CPUクーラー

 

空冷CPUクーラー

空冷CPUクーラー

 

空冷CPUクーラーの特徴

  • 価格が安い
  • 装着も簡単

 

空冷CPUクーラーは、初心者におすすめのCPUクーラーです。

価格も安いですが、冷却機能は十分で物によっては水冷よりも冷えるものもあります。

 

どのように冷やすのか

空冷CPUクーラーは、CPUに金属を密接させます。

その密接させた金属の先とヒートシンクが繋がっており、ヒートシンクへ熱を移します。

ヒートシンクにファンを取り付け、空気を流すことで冷却するという原理です。

 

CPUクーラーの種類

空冷CPUクーラーの中にも2つの種類があります。

空冷CPUクーラーの種類

  • トップフロー型
  • サイドフロー型

 

トップフロー型

トップフロー型

トップフロー型は、画像のようにCPUの真上にファンが取り付けられるタイプになります。

 

空冷CPUクーラーのトップフロー型のメリット

  • サイズが小さい
  • CPU購入時に付属している
  • サイドフローよりも冷却機能は落ちる

 

トップフロー型の空冷CPUクーラーは、高さが低いものが多くどのようなPCケースにも対応できるメリットがあります。

さらに、intel・ryzenのCPUを購入した際に最初から付属しているものがほとんどです。

 

サイズも小さく便利なのですが、サイドフローよりもヒートシンクのサイズも小さくなってしまうので、冷却機能はサイドフロー型よりも落ちてしまいます。

 

サイドフロー型

サイドフロー型

サイドフロー型は、大きめのヒートシンクが取り付けられPCケース内の空気の流れに沿うような向きにファンが取り付けられます。

 

空冷CPUクーラーサイドフロー型のメリット

  • 冷却機能が高い
  • 価格も安い
  • サイズが大きい

 

サイドフロー型のCPUクーラーは、非常に冷却機能が高いです。

発熱の多いCPUを使用される方でも、サイドフロー型のCPUクーラーを使用される方もおられ、十分な冷却機能を誇ります。

それだけの冷却機能性があるにも関わらず、価格も安価です。

 

注意しないといけないポイントとしては、サイズがやや大きい点です。

 

ヒートシンクが大きい分、高さがあるのでPCケースによっては入らないものもあります。

PCケースとCPUクーラーのサイズを確認することが必要です。

 

水冷CPUクーラー

水冷CPUクーラー

 

水冷CPUクーラーはの特徴

  • おしゃれ
  • 冷却機能が良い
  • 空冷よりも故障しやすい

 

水冷CPUクーラーは、PCケースをおしゃれにしたい方やCPUクーラーにこだわる方に人気です。

水冷CPUクーラーが故障しやすいというわけではありませんが、空冷よりも故障率は高いので、初心者にはあまりおすすめしません。

 

どのように冷やすのか

水冷CPUクーラーは、CPUに金属を密接させ、その金属に冷却液を循環させます。

その冷却液にCPUの熱を吸収させることでCPUを冷やします。

 

冷却液自体は、ラジエーターと呼ばれる部分に循環され、ラジエーターについているファンで冷やされます。

冷却水を循環させていますが、冷却水自体は空気で冷やすということになります。

 

水冷CPUクーラーの種類

水冷CPUクーラーの種類

水冷CPUクーラーは大きさが3種類あります。

 

水冷CPUクーラーの種類

  • 240mm
  • 280mm
  • 360mm

 

これらの大きさの違いは、ファンの大きさの違いによるものになります。

 

240mm


 

240mmのサイズは、120mmのファンが2つ付いています。

 

280mm


 

280mmのサイズは、140mmのファンが2つ付いています。

 

360mm


 

360mmのサイズは、120mmのファンが3つ付いています。

 

280mmは140mm×2のファンとなり、140mmのファンは大きいため風力も強く、360mmの水冷CPUクーラーと冷却性能は大きく差はありません。

 

CPUクーラーを選ぶポイント

CPUクーラーを選ぶポイント

空冷・水冷どちらにしようか?

と迷うかと思います。

 

CPUクーラーの選び方

CPUの発熱量に合わせて選ぶ

 

  • IntelであればCore i5以下
  • AMDであればRyzen 5以下

であれば、発熱量はそこまで大きくないため空冷CPUクーラーで十分ですし、ファンの回る音が気にならないのであれば、CPUに付属しているCPUクーラーで十分です。

 

  • IntelであればCore i7以上
  • AMDであればRyzen 7以上

であれば、発熱量が多いので水冷CPUクーラーか冷却性能に定評のある空冷CPUクーラーにすることをおすすめします。

 

あとは、おしゃれに光らせたい方は水冷CPUクーラーを選ぶと良いと思います。

 

まとめ

まとめ

CPUクーラーはCPUを冷やすために必ず必要なパーツです。

 

CPUにより使用するCPUクーラーをしっかりと選択する必要があります。

発熱量の少ないCPUに高価なCPUクーラーをつけてもオーバースペックになってしまいます。

 

CPUをオーバークロックされる方はとにかく冷却機能の高いCPUクーラーにしましょう。

 

PCケースがクリアパネルであれば、CPUクーラーは非常に目立つのでおしゃれなものにするもの良いと思います。

 

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