【初心者向け】CPUクーラー交換方法【写真付き】

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【外し方・付け方】CPUクーラー交換方法【初心者向け】

2022年7月19日

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今回は、CPUクーラー交換方法を解説します。

純正のCPUクーラーを使用していましたが、夏場ゲーム中にCPUクーラーのファンが高回転して若干音が気になったので、サードパーティー製の新しいものを購入。

 

一般的なCPUクーラーへの交換なので、初心者向けの解説になります。

 


CPUクーラー交換手順

交換手順

  1. 電源を切る・抜く
  2. CPUクーラーを外す
  3. 新しいCPUクーラーを取り付ける

大まかな、手順としては以上になります。

特に難しいところもありません。

 

CPUクーラーの外し方・付け方を含む交換手順を丁寧に解説していきます。

 

必要な道具

  • ドライバー(プラス・マイナス両方)

必要な道具は基本ドライバーのみです。

 

CPUクーラーを購入した時に必要な物はついていますので特に心配は無用です。

 

CPU交換方法

ここからはCPUクーラーの交換方法の解説です。

 

今回、使用するのはDeepcool ディープクール Gammaxx GTE V2というものです。

Gammaxx GTE V2

性能

  • 対応TDPは180W
  • ソケット:Intel LGA1200/1151/1150/1155/1366
    AMD AM4/AM3+/AM3/AM2+/AM2/FM2+/FM2/FM1
  • 製品寸法:129×77×157.5 mm
  • 重量:650 g
  • ヒートパイプ:Ø6 mm×4 pcs
  • ファン寸法:120×120×25mm
  • ファン回転速度:500~1650 RPM±10%
  • Fan Airflow:64.5 CFM

とまずまずの性能になっています。

 

僕の現在使用しているCPUはintel i5 10400Fというモデルです。

intel i5 10400Fは、リテールクーラー(付属品のCPUクーラー)でも十分なのですが、ファンの音が少し気になるので今回CPUクーラーを交換することにしました。

 

Gammaxx GTE V2の付属品

Gammaxx GTE V2の付属品は

付属品

  • 説明書
  • バックプレート
  • ネジ一式
  • 固定用プレート(INTEL・AMD用)
  • グリス

付属品

と必要な物はすべて付属しております。

 

電源を切る・抜く

まずは、PCを触るときの基本です。

電源を切って、数分してから電源を抜きましょう。

 

通電している状態で内部を触るのはご法度です。

故障の原因になるので絶対にやめましょう。

 

CPUクーラーを外す

次にCPUクーラーを外していきます。

 

まず、CPUクーラーの電源(CPUくーらーからマザーボードに刺さっている線)を抜きます。

 

そのあとにCPUクーラーを外します。

今回は純正のCPUクーラーなので、ネジを回さずロックを解除するタイプになります。

CPUクーラーを外す

写真の部分の固定具をマイナスドライバーで回し、ロックを解除します。

 

固定具を引き上げる

ロックが解除できれば固定具を指で引き上げます。

4ヵ所すべてロックを解除したのを確認して外しましょう。

 

固定具をすべて上げたらCPUクーラーを持ち上げます。

硬い場合は、少し捻じりながら(左右に回転させながら)垂直に持ち上げましょう。

 

グリスを拭き取る

CPUクーラーが外れたら、CPUソケットに付いているグリスをティッシュなどで拭き取ります。

グリス拭き取る前

グリス拭き取り前

 

グリス拭き取り後

グリス拭き取り後

 

新しいCPUクーラーを取り付ける

次に新しいCPUクーラーを取り付けていきます。

 

バックプレート取り付け

まずは、バックプレートを取り付けます。

PCの後面を開けて、マザーボードの裏側から作業します。

バックプレートの取り付けは、PCを立てて作業した方が行いやすいです。

 

仮設置

付属のバックプレートを付属のネジとともに仮設置します。

※AMDの場合は、バックプレートが裏表逆に付ける仕様となっています。

 

ワッシャーとナット

次に表側から、ワッシャーとナットをつけます。

 

ワッシャーとナット取り付け

 

バックプレートのネジが埋まります。

最初は対角に取り付けていきましょう。

片側からつけるとゆがみやすくなります。

 

しっかりと取り付けられると、バックプレートのネジがバックプレートに埋まります。

 

CPU取り付け

次は表側からCPUを取り付けます。

この作業はPCを寝かせた方が行いやすいです。

 

グリスをCPUに塗っていきましょう。

今回は付属のグリスではなく、余っていたMX-4を使用します。

MX-4

CPUグリスはこだわりのある方もおられますが、CPU温度は大きくは変わりません。

2~3℃程度の違いまでと言われているので、付属品のCPUグリスで十分と言えば十分です。

 

グリス伸ばす

グリスは特に伸ばさなくても良いという声もあるのですが、今回はある程度伸ばしておきました。

伸ばさない場合は、グリスを真ん中に乗せ、CPUクーラーをつけるときに押しつぶして広げるようにすればOKです。

 

ヒートシンクとファンを取り外す

次にヒートシンクとファンを一度取り外します。

くっついたままでも作業はできますが、外した方が作業が行いやすいです。

 

注意ポイント

ヒートシンクのCPU接地面のシールを取り外しましょう。

これをつけたままでCPUクーラーを取り付けてします方もおられますが、CPUクーラーに熱が伝わらないので故障の原因になります。

 

固定プレート取り付け

CPUクーラーを設置し、表面の固定プレートとネジ(固定プレート中央部に留めてあるネジ)で仮固定します。

 

次に、四つ角にばねの付いたネジでしっかりとCPUクーラーを固定します。

ばねの付いたネジ

CPUクーラー固定

 

CPUクーラーが固定できたら、ヒートシンクにファンを取り付けます。

ヒートシンクにファンを取り付けます。

ファンはヒートシンクにひっかけているだけなので簡単に取り付けできます。

 

最後にCPU_FANコネクタを取り付けましょう。

これは忘れがちなポイントです。

CPUFANコネクタを忘れず

 

完成

完成

 

完成2

 

外す・取り付けと難しいポイントは特にない

自作PCは、結構難しいイメージがあると思いますが、特に難しくはありません。

CPUクーラーの交換も外す・取り付けると行うことはシンプルですし、ネジ留めが基本なので難しくはありません。

 

CPUクーラーごとに微妙な取り付けの違いはありますが、基本的には同じ作業手順です。

 

ゆっくりと、ひとつひとつ丁寧に行えばできますし、終わってみれば簡単だったと思うかと思います。

 

まとめ

今回はCPUクーラーの交換方法について解説しました。

特に難しいことはなく、初心者の方でも20分程度で可能です。

 

CPUクーラーの性能についてはこちらでも解説しています。

Deepcool ディープクール Gammaxx GTE V2 CPUクーラー レビュー
参考【intel i5,Ryzen5まではこれで十分】Deepcool ディープクール Gammaxx GTE V2 CPUクーラー レビュー

続きを見る

 

CPUは空冷であれば、他の物でも取り付け方に大きな違いはないので参考になるかと思います。

BTOパソコンでも作業工程は同じなので、リテールクーラーで見た目が嫌とか音が気になる方は、CPUクーラーの交換をおすすめします。

 

CPUクーラーもこだわらなければ、安価な物でも十分効果が高いので、そこそこのCPUクーラーへの交換も良いと思います。


 

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