Logicool PROシリーズで、最近売れ筋もよく音質・定位感に定評のあるゲーミングヘッドセットを購入したのでレビューします。
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結論
良い点
- 音質・定位感が良い
- ゲーム以外にも使える
- 価格が下がってきており、コスパ良い
悪い点
- DAC・アンプに繋ぐ方が音質が良い
- 少し重めのため長時間使用は首が疲れる
Logicool PRO X
Logicool PRO Xは、2019年8月に発売され、当初17000円程度の価格でしたが、最近10000円程度に価格も下がり人気がどんどん伸びているヘッドセットです。
Logicoolがプロゲーマーと共同開発したヘッドセットのため、ゲームでの使用に非常に定評があります。
現在でも多くの方が使用しています。
スペック
Logicool PRO Xのスペック
Logicool PRO X | |
ヘッドフォン | |
型式 | 密閉型 |
ドライバーサイズ | 50mm |
周波数特性 | 20~20000Hz |
インピーダンス | 35Ω |
接続 | 3.5mmプラグ(4極) (3極Yスプリッタ付属) |
重さ | 337g(マイク含む) |
マイク | |
指向性パターン | カーディオイド(単一指向性) |
駆動方式 | エレクトレットコンデンサー |
サイズ | 6mm |
周波数特性 | 100~10000Hz |
価格 | 10364円 |
付属品
付属品
- パソコンケーブル 2m(インライン音量とミュートコントロール付き)
- ボタン付きモバイルケーブル 1.5m
- マイクポートとヘッドフォンポートに接続するためのYスプリッタ
- 着脱式マイク
- USB外付けサウンドカード
- 低反発合成皮革イヤーパッド
- 低反発クロスイヤーパッド
- キャリングケース
非常に豪華な付属品になっています。
ヘッドセット自体は全く同じで付属品のないタイプのLogicool PRO G-PHS002というモデルも7980円で販売しています。
付属品が必要ない方は、Logicool PRO G-PHS002の方が良いと思います。
見た目
Logicool PRO Xの見た目は、高級感にあるヘッドセットです。
イヤーパッドの外側が金属のような素材です。
その周りはプラスチックですが、マット加工されており指紋などの痕が付きません。
ヘッドバンド部は合皮でできており、PROの文字が入っています。
全体にシンプルな作りですが、高級感が出ていてかっこいいです。
マイク位置
マイクは左側のヘッドフォンに差し込む形になります。
前側にマイク・真下にイヤホンケーブルを差し込むようになっています。
装着感
Logicool PRO Xの装着感はしっかり装着されていると感じました。
締め付け感はやや強めでピタッと頭に付くという感じです。
この締め付け感は好みが別れるところかと思います。
1ヶ月程度使用していると締め付け感も弱くなってきました。
そのため、早くから締め付け感を弱くしたい方は、ヘッドセットを使用していない間はティッシュケースなどに挟んでいると良いかと思います。
イヤーパッド
Logicool PRO Xのイヤーパッドは、最初から付いているものは低反発合成皮革です。
低反発合成皮革は、密閉感があり音が逃げないので音に集中できますが、少し蒸れやすいです。
付属品にある低反発クロスイヤーパッドは、感触はサラサラしており付け心地は非常に良く、蒸れにくいです。
しかし、低反発合成皮革よりも音は外に漏れやすくなります。
僕は、低反発クロスイヤーパッドの方がサラサラしていて好きです。
どちらにするかは好みだと思います。
USB外付けサウンドカード
Logicool PRO Xには、USB外付けサウンドカードが付属しています。
このサウンドカードをPCに繋ぐことにより、Logicool G HUBが使用できます。
Logicool G HUBでは、イコライザや7.1サラウンドサウンドの設定も可能です。
さらに、マイクのBlue VOICEというマイク音質向上の設定も可能です。
イコライザー設定
ヘッドセットをUSBサウンドカードに介してPCに接続することで、自動的にLogicool G HUBが読み取ってくれます。
Logicool PRO Xをクリックすると、ヘッドフォンのイコライザー設定が可能です。
プリセットも用意されており、自分の使用用途に合わせてイコライザーを簡単にセットすることができます。
サラウンドサウンドを有効にすることで、7.1chサラウンドサウンドにも対応しています。
ボイス設定
Logicool PRO Xには、Blue VIOCEというものがあり、マイクのイコライザー設定も可能です。
マイクの細かい部分までイコライザー設定が可能で、マイクテストによって自分でどのような音質になっているかすぐに確認することができます。
プリセットも用意されているので、こちらから好みの音質を選ぶ方が楽です。
音質
Logicool PRO Xの音質ですが、フラット目の音質だと僕は感じました。
全体にバランスの取れた音質だと思います。
高音のキンキンする感じも強くはなく、低音も少し強くしているかなという程度という印象です。
万人受けしそうな音質だと思います。
フラット目な音質なので、イコライザーをうまく設定することでゲーム以外の映画鑑賞などにもいい感じに使用できます。
定位感
FPSゲームで非常に重要な定位感ですが、定位感はめちゃくちゃ良いです。
ゲームをしていてもしっかり敵の足音が聞こえるので、敵の位置の把握がしやすいです。
定位感に関しては、僕が使用してきたヘッドフォンの中でトップレベルの定位感でした。
マイク音質
マイクの音質に関しては、Blue VOICEもできますがそこまで良いというわけではないと思います。
ヘッドセットの中ではマイク音質も良いとは思いますが、マイクのみの音質に比べると劣りますので、普通に通話しながらゲームができるレベルの音質です。
マイクの音質にこだわる方は別にマイクを購入した方が良いと思います。
デメリット
Logicool PRO Xのデメリットは、重さだと思います。
マイクをつけて337gと少し重めのヘッドセットになります。
マイクなしでも327gと重めです。
長時間つけていると少し首が疲れてくる重さです。
装着感が良いので、頭を多少動かしてもズレることはないのでめちゃくちゃ重いとは感じません。
しかし、普段200g前半の重さのヘッドセットを使用している方だと結構重たいと感じると思います。
特に女性にとっては重たいかと思います。
DAC・アンプがあった方が良い
Logicool PRO Xには、USB外付けサウンドカードが付属しており、G HUBも利用できますが、DACやアンプを介した方が音質は格段に良くなります。
僕もLogicool PRO Xをよく使いますが、DACを通して使っています。
定位感・音質が付属品のUSB外付けサウンドカードよりも圧倒的に良くなります。
DAC・アンプを持っていない方は、Logicool PRO Xを最大限に使うためにもDAC・アンプの購入もセットで考えることをおすすめします。
参考【FPSに必須】Sound Blaster G3レビュー【敵の場所がわかる】
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まとめ
定価17000円が現在(2022年5月)10000円程度に下がってきており、音質・定位感もかなり良くコスパが良いヘッドセットだと思います。
USB外付けサウンドカードは、思っていたよりも音質が良くなりませんが直差しよりは音質も良いです。
DAC・アンプとセットで使うことをおすすめします。
重さだけがネックなので、重さが特に気にならない方は即買いレベルのヘッドセットだと思います。