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最近はPCケースもいろんな種類が増えてきて、ガラス面が多いものが流行ってきています。
そんな、魅せるPCケースで特に重要なのがケースファンだと思います。
しかし、PCケースファンも種類が多くてどれを選んだらいいか迷うことも多いかと思います。
そのため、今回は、目的別におすすめのケースファンを5つ厳選したので是非、参考にしていただければと思います。
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参考ケースファンの向きとエアフロー|前/後/上の最適配置と確認方法【2025年版】
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結論|迷ったらこの5つ(目的別)

| 目的 | おすすめ | 光る? | 規格 | 一言 |
|---|---|---|---|---|
| 静音・高品質 | Noctua NF-A12x25(G2)PWM | × | PWM 4pin | 高いけど失敗しにくい |
| 上品にリングで光らせたい | InWin Sirius Loop ASL120 | 〇 | PWM 4pin + ARGB 5V 3pin | 派手すぎず見栄え◎ |
| 吸気/排気どっちでも映える | NZXT F120 RGB Duo | 〇 | NZXT RGB(専用コントローラ/ハブ前提) | 向きで見た目が崩れにくい |
| コスパ(非RGB) | ARCTIC P12 Pro PST | × | PWM 4pin(PSTで数珠つなぎ可) | 安い・台数増やしやすい |
| コスパ(光る) | Thermalright TL-C12C-X28-S X3 | 〇 | PWM 4pin + ARGB 5V 3pin | まず光らせたい入門向け |
迷ったら、まずはこの5つから選べば無難です。
買う前に少しだけ確認(ここだけで失敗が減る)

買う前チェック(最低限)
- サイズ:ケースは120mm?140mm?(まずここ)
- 取り付け可能数:前面/上面/背面に何個付くか
- マザボ端子:CHA_FAN / SYS_FAN が何個あるか(足りなければハブ/分岐)
要注意:マザボにARGB(5V 3pin)が無い場合、ARGBファンを買ってもそのままでは光らないことがあります。
- ARGB端子がある → マザボ同期でOK
- ARGB端子がない → ARGBコントローラー(ハブ)が必要(リモコン式/USB接続など)
- RGB(12V 4pin)とARGB(5V 3pin)は互換なし(変換で無理やりは事故りやすい)
風量と静圧の違い|迷ったらここだけ覚えて

ケースファン選びで迷ったら、まずは「風量(エアフロー)」と「静圧(スタティックプレッシャー)」もポイントです。
- 風量重視(エアフロー):ケース内の空気を入れ替える用途に向く(前面/背面の吸気・排気)
- 静圧重視(スタティック):空気の抵抗が強い場所に向く(ラジエーター/フィルター越し/目の細かいメッシュ)
「前面にフィルターがある」「ラジエーターに当てる」なら静圧寄り、それ以外の基本は風量寄りで考えるとOKです。
基本的には風量重視ですが、風量が強すぎるとうるさくなるので、ケースファンの最大RPMの7~8割での使用をおすすめします。
おすすめケースファン5選(静音・光る・コスパ)

ここからは、目的別におすすめのケースファンを紹介します。
それぞれ「向いてる人」「推しポイント」「注意点」だけ短くまとめています。
Noctua NF-A12x25 G2 PWM(静音・高品質)
こんな人向け
- とにかく静音が良い
- 光らなくていいから、冷却と品質を優先したい
推しポイント
- 静音・風量・作りのバランスが良く、定番として選びやすい
- 回転数を落としても風が弱すぎないので、静かに運用しやすい
注意点
- 価格は高め
Noctuaというファンメーカーの中でも高級なメーカーです。
価格は高いですが、性能・静音性は確かで、Noctuaのファンしか使わないという方もおられるくらい良い製品であることは間違いないです。
価格よりも性能を品質を選ぶ方は"Noctua"をおすすめします。
InWin Sirius Loop ASL120(リングで上品に光るARGB)
こんな人向け
- 派手すぎないリング系で、上品に光らせたい
- ARGB(5V 3pin)でマザー同期したい
推しポイント
- リングの光り方が落ち着いていて、ゲーミング感が強すぎない(両面光る)
- PWM(4ピン)+ARGB(5V 3pin)で、定番構成にしやすい
注意点
- ARGB(5V 3pin)とRGB(12V 4pin)を間違えると光らない
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参考:Sirius Loopレビュー【ゲーミング】IN WIN 120mm ケースファン Sirius Loop ASL120 レビュー【程よく光る】
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InWin Sirius Loop ASL120は、なによりも取り付けしやすい(配線面)ケースファンです。
光り方も綺麗で、ゴテゴテしすぎていないのが良いです。
ファンの音も普通に使用する分には、特に気にならない程度なので、取り付けしやすさなどを重視する方におすすめです。
NZXT F120 RGB Duo(両面RGBで映える)
こんな人向け
- 吸気/排気どっち向きでも、見た目が崩れにくいファンが欲しい
- 見た目重視だけど、ちゃんとしたメーカーを選びたい
推しポイント
- 両面RGBなので、取り付け向きで「光らない側が見える」事故が起きにくい
- 光らせたいけど、配線や見た目をなるべくラクにしたい人向け
注意点
- RGB制御は環境次第(不安ならRGB/ARGB解説記事も確認)
NZXT F120 RGB Duoは、光り方が綺麗なケースファンです。
こちらも取り付けもしやすいケースファンで、価格は普通といった感じです。
ケース内をかっこよく見せたい方にもおすすめのケースファンです。
ARCTIC P12 Pro PST(コスパ最優先の定番・非RGB)
こんな人向け
- できるだけ安く、冷却を底上げしたい
- 光らなくていいから、台数を増やしたい
推しポイント
- PSTで数珠つなぎ配線がしやすく、マザボ端子が少なくても組みやすい
- 安いのに定番として名前が出やすく、選びやすい
注意点
- 見た目はシンプル
足元にPCを置く方だと光らせる必要がないので、見た目よりもコスパ・機能性重視という方も多いと思います。
そのような方は、ARCTICP12 Pro PSTは、光らないファンで性能もまずまずなので、コスパに優れたケースファンになっています。
PCが光っても性能は変わらないので、機能面とコスパ重視の方におすすめです。
Thermalright TL-C12C-X28-S X3(安く光るARGB+PWM)
こんな人向け
- とにかく安く「光るファン」を試したい
- ARGB(5V 3pin)で統一して光らせたい
推しポイント
- コスパ枠の中で、PWM+ARGBの構成にしやすい
- 「まず光るケースファンを入れてみたい」人の入り口にちょうどいい
注意点
- 発色や付属品は価格相応の部分もある
Thermalright TL-C12C-X28-S X3は、PCを光らせたい入門の方に良いです。
価格はかなり安いですが、しっかりと光ります。
性能面は価格相応という感じですが、ハイエンドの排熱の多いパーツを使用している方でなければ十分な性能にはなっています。
とにかく安い価格で、光るケースファンを探している方にはおすすめです。
目的別の選び方(あなたはどれを選ぶ?)

| 製品 | サイズ | 回転数(公称) | 風量(公称) | 静圧(公称) | 騒音(公称) | コネクタ | 光る規格 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Noctua NF-A12x25 G2 PWM | 120×120×25mm | 450〜1700 RPM | 107.3 m³/h | 2.01 mmH₂O | 24.8 dB(A) | 4-pin PWM | なし | 静音・品質を最優先(長く使いたい) |
| InWin Sirius Loop ASL120(3-pack) | 120×120×25mm | 500〜1800 RPM | 50 CFM | 1.67 mmH₂O | 27 dB(A) max | 4-pin | ARGB(5V 3pin) | 派手すぎないリングARGBで、マザボ同期したい |
| NZXT F120 RGB Duo | 120mm | 500〜1800 RPM | 50.18 CFM | 2.57 mmH₂O | 31.0 dBA | 4-pin PWM | NZXT RGB(コントローラ/ハブ経由) | 吸気/排気どっち向きでも“映え”を崩したくない |
| ARCTIC P12 Pro PST | 120mm | 600~3000RPM | 77 CFM | 6.9 mmH₂O | 25 dBA | PWM(PST) | なし | 安く台数を増やしたい(配線ラク) |
| Thermalright TL-C12C-X28-S X3 | 120mm(28mm厚) | 1550 RPM±10% | 73.3CFM | 1.86 mmH₂O | 25.4dBA | PWM | ARGB(5V 3pin) | とにかく安く「光るファン」を試したい |
※メーカー表記の単位が製品により異なるため、風量は「CFM / m³/h」混在です(比較は目安)
取り付け・配線でつまずく人へ(内部リンクまとめ)

写真つき:ケースファンの取り付け方
ケースを開けて、ネジで固定して、配線して…という基本手順は別記事で写真付きです。
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参考:取り付け方【丁寧に解説】PCケースファンの取り付け方【初心者向け】
続きを見る
光るファンのピンが不安なら(RGB/ARGB)
RGB/ARGBの違い(12V 4pin / 5V 3pin)や、接続の原理をまとめています。
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参考:RGB/ARGBの違い【RGBファン配線】PCケースファンの接続方法|3ピン/4ピン・ARGB(5V)とRGB(12V)の違い
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よくある質問

ファンは何個まで付けていい?
基本は「ケースが対応している最大数まで」付けても大丈夫なことが多いです。
ただし、マザーボードのCHA_FAN/SYS_FAN(ファン端子)は端子ごとに上限があるので、台数が多い場合はハブや分岐を使うのがおすすめです。
PWM(4ピン)とDC(3ピン)はどっちがいい?
迷ったらPWM(4ピン)でOKです。回転数を細かく制御しやすく、今の主流も4ピンです。
3ピンでも普通に使えますが、回転制御の自由度は4ピンの方が上です。
光らないときにまず確認することは?
まず「ARGB 5V 3pin」なのか「RGB 12V 4pin」なのかの規格確認です。
次に、コントローラが必要なタイプか、マザボ同期できるタイプかをチェックします。
ピンや接続の仕組みが不安なら、図つきでまとめた記事があるので、ここを見るのが早いです。
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参考:RGB/ARGBの違い【RGBファン配線】PCケースファンの接続方法|3ピン/4ピン・ARGB(5V)とRGB(12V)の違い
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まとめ

今回は、おすすめのケースファンを厳選して5つ紹介しました。
ケースファンは、取り付け自体はそこまで難しくありませんが「どれを選ぶか」で満足度が結構変わります。
僕も初めて、PCケースを光らせた時は結構うれしかったことを覚えています。
ケースファンも気分で付け直すことも簡単ですので、難しく考えず気軽に取り付けてみて大丈夫です。
- 静音を最優先するなら:Noctua NF-A12x25 G2 PWM
- 上品にリングで光らせたいなら:InWin Sirius Loop ASL120
- 吸気/排気どっち向きでも映えたいなら:NZXT F120 RGB Duo
- 安く冷却を上げたい(非RGB)なら:ARCTIC P12 Pro PST
- 安く光らせたい(ARGB)なら:Thermalright TL-C12C-X28-S X3
自分の希望に応じたケースファンを選びましょう。
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参考【ゲーミング】IN WIN 120mm ケースファン Sirius Loop ASL120 レビュー【程よく光る】
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参考ケースファンの向きとエアフロー|前/後/上の最適配置と確認方法【2025年版】
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