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自作PC初心者講座 組み立て編【電源コネクタ取り付け~テスト起動(BIOS確認)】

2022年5月31日

自作PC初心者講座 組み立て編です。

初心者向けにわかりやすく自作PCの組み立て方を解説していきます。

 

今回は、電源コネクタ取り付け~テスト起動(BIOS確認)までの解説になります。

 

 

各パーツの役割など知識編・組み立て編はこちらで解説しています。

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前回のメモリ取り付け~グラボ取り付けまでの解説はこちら

自作PC初心者講座 組み立て編【パーツ紹介~CPUクーラー取り付け】
参考自作PC初心者講座 組み立て編【パーツ紹介~CPUクーラー取り付け】

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電源コネクタ取り付け

今回までで最小構成と言われるところまでの組み立てはできています。

 

次はテスト起動ですが、起動するため電源ケーブルをつけていかなければなりません。

 

電源コネクタを取り付ける場所は2~3つです。

電源コネクタを取り付ける場所

  • 24/20ピン ATX ←メインコネクタ
  • 4ピン ATX12V  or 8ピン EPS 12V ←CPU補助電源
  • PCI Express ←グラフィックボード補助電源

 

電源コネクタを取り付ける場所は主に2~3個です。

SATA SSDを使用している場合は、SATA SSDにも付ける必要がありますが、M.2 SSDの場合は必要ありません。

 

メインコネクタの取り付け

メインコネクタは、24/20ピン ATXと呼ばれるものです。

 

電源ケーブルの中で一番大きいものになります。

24/20ピン ATX

 

マザーボードのこの部分に差し込みます。

24/20ピン ATX 挿し込み場所

電源コネクタ側に爪があり、マザーボード側に爪が入る溝があります。

反対向きに刺すことはできなくなっているので心配不要です。

 

メインコネクタは結構硬いので力強く挿さないといけません。

中途半端に挿していると発火の恐れがあるのでしっかり奥まで差し込みましょう。

電源差し込み

 

CPU補助電源の取り付け

CPU補助電源は、4ピン ATX12V  or 8ピン EPS 12Vです。

コネクタにCPUと書かれているものが多いと思います。

 

大抵は4ピンですが、ハイエンドモデルのCPUだと8ピンの場合があります。

ピンはこちらの4つの塊になっているピンになります。

 

8ピンの場合はこの4ピンを二つ合わせて8ピンにします。

 

マザーボードのこの部分に差し込みます。

CPU補助電源 挿し込み場所

 

これも電源コネクタ側に爪があるので向きを確認して差し込みましょう。

案外、CPU補助電源を差し込み忘れることが多いです。(俺だけかも)

CPU補助電源

 

GPU補助電源の取り付け

GPU補助電源の取り付けですが、グラフィックボードによって補助電源があるものとないものがあります。

補助電源のないモデルを使用される方はこの工程は飛ばしてください。

 

ポイント

今回、僕が使用するものは補助電源なしのグラボになります。

 

GPUの補助電源は、種類が多いです。

GPUの補助電源の種類

  • 6ピン
  • 6×2ピン
  • 6+2ピン
  • 8×2ピン

種類は多いですが難しくありません。

 

電源コネクタは大抵、6+2ピンが2セットあります。

 

 

そのため

  • 6ピン → 6ピンを1つ挿す
  • 6×2ピン → 6ピンを2つ挿す
  • 6+2ピン → 6×2ピンを1つ挿す
  • 8×2ピン → 6+2ピンを2つ挿す

このような組み合わせで対応できます。

 

グラボの補助電源を取り付ける場所は、グラボにあります。

グラボの補助電源

 

ここにピンを挿すだけなので、CPU補助電源と大差はありません。

爪の向きを合わせて、しっかりと差し込みましょう。

 

電源スイッチ取り付け

電源スイッチの取り付けをします。

 

PCマザーボード用 スイッチがあれば便利です。

高級なマザーボードであれば、マザーボードにスイッチボタンが付いてあります。

 

マザーボードにスイッチボタンがない・PCマザーボード用 スイッチもない場合は

  • マイナスドライバーなどでパワースイッチの+と-を同時に触ってショートさせて電源を起動させる
  • ケースの電源スイッチをマザボと繋ぐ

のどちらかをする必要があります。

1つあれば便利なので、400円弱と安いので買っておいて損はないかと思います。

 

取り付ける場所ですが、ここは小さくて若干見ずらいです。

マザーボードのここに取り付けます。

電源スイッチの取り付け場所

 

スイッチのコネクタはこのようになっています。

スイッチのコネクタ

 

コネクタそれぞれの解説

  • POWER SW:電源スイッチのコネクタ
  • RESET SW:リセットボタンのコネクタ
  • H.D.D LED:HDDの動作ランプのコネクタ

 

取り付ける場所ですが、マザーボードに付属してある取り扱い説明書を見て+と-を確認しましょう。

説明書

 

スイッチコネクタのプラス側には小さく△マークがついています。

 

マザーボードの説明書に書いてあるように挿します。

基本的にはリセットスイッチ以外、左側がプラスになっているものが多いです。

 

テスト起動

ここまで来るとついにテスト起動です。

 

忘れがちポイント

優先キーボードor無線(2.4GHz)のキーボードでをマザーボードの後ろに繋いでおきましょう。

マウスもマザーボード後ろに繋いでおきます。(無線2.4GHzでも可)

グラボの映像出力端子にケーブルを繋ぎます。(もちろんモニターにも)

 

テスト起動の順序

  1. スイッチボタンを押します。
  2. Deleteキー or F2を連打します。
  3. BIOSが起動されます。

 

 

BIOS確認

BIOSが無事立ち上がったら確認する項目があります。

もし、BIOSが立ち上がらなければパーツがしっかりと挿されているかなどを確認します。

 

今後、PCが起動しない場合の記事も書きますのでお待ちください。

 

グラボ

グラボは映像が出力されていればOKです。

映像が変になっていないかなどを確認します。

 

CPU

CPUもBIOS画面上で、ちゃんと認識されているかを確認します。

 

CPUファン

CPUファンの確認方法は、まず起動スイッチを押したと同時にファンが回っているかを確認します。

ファンの回転数も表示されているか確認しておくと良いです。

 

メモリ

メモリの確認ですが、メモリが1枚しか認識されていないということが良くあります。

挿した枚数のメモリがきちんと表示されているかを確認しましょう。

 

BIOS画面

この写真のように画面の中央左にCPU・Memory・Storageなど項目があるのでそこをクリックして確認しましょう。

BIOS画面

 

まとめ

電源コネクタ取り付け~テスト起動(BIOS確認)までの解説になります。

自作PCは難しい用語が出てきますが、やっていることはめちゃくちゃ簡単です。

 

テスト起動も面倒な方は飛ばしても良いと思います。

新品パーツなら90%以上はスムーズに起動すると思います。

 

中古パーツの場合はテスト起動しておかないと、ケースに入れてから取り出すのは面倒なのでテスト起動することをおすすめします。

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