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初心者向け自作PC講座【GPU編】

2022年1月4日

初心者向け自作PC講座 GPU知識編です。

PCを自作する上で必要な知識を解説していきます。

マニアックな部分ではなく、初心者の方に理解していただく内容になります。

 

各パーツごとに解説しています。

自作PC初心者講座一覧はこちら

 

覚えて欲しいポイント

  • GPUの役割
  • GPUの名前で性能がある程度わかる
  • ベンチマークスコア

ここがなんとなくで理解できればPCを自作する上では十分なレベルです。

 

GPUとは?

GPUとは?

GPUは、"Graphics Processing Unit"の略称で主に画像描写・3Dグラフィックなどの処理を行う部分になります。

 

CPUは、PC全体の処理を行うものでしたが、GPUは画像を専門に処理を行うパーツになります。

 

人間でいう"右脳"部分にあたるかと思います。

 

GPUは、グラフィックボードを略してグラボなどとも呼ばれていますが、GPUとグラボは正確にはわずかに異なります。

 

GPUは、画像・映像の脳の部分にあたります。

グラボは、GPUを含む基盤やファン・VRAMなどのパーツを組み合わせて、に取り付けできる状態になっているものを指します。

 

同じGPUを使用していても、グラフィックボードのメーカーによって見た目は異なります。

つまり、メーカーによりファンが2つのものやファンが1つのもの・寸法の違いなど、同じGPUを使用していても見た目が異なります。

 

グラボのメーカーが違っていてもGPUが同じであれば、性能面で大きく変わることはありません。

 

GPUの種類

GPUの種類

GPUもCPUと同様に2つもメーカーがあります。

 

GPUのメーカーは、NVIDIA社の"GeForce"とAMDの"Redeon"の2つです。

 

GeForceの方がゲームには良い。と言われることがあります。

個人的にもRadeonよりもGeForceの方がゲームとの相性が良いと感じます。

 

しかし、Radeonでもゲームができないわけではないです。

その時の価格などでどちらのメーカーにするか決めることをおすすめします。

 

GPU性能の違い

GPU性能の違い

CPUと同様にGPUもそれぞれ大きく性能が異なります。

 

GeForce

GeForceシリーズの名前は

  • GeForce GTX 1660 Ti
  • GeForce RTX 2070

という名前になっています。

 

GeForceシリーズは、名前で世代・性能指標がわかるようになっています。

 

GeForce GTX 1660 Ti であれば

  • クラス:GTX
  • 世代:16
  • 性能:60
  • 追加性能:Ti

という意味になります。

 

クラス

GeForceには、それぞれクラスがあります。

ハイエンドRTX
GTX
ミドルレンジ
GTS
ローエンドGT
無印

※他にもありますが、自作PCで使用するのはこの辺りになります。

 

  • ゲームをするならGTX以上
  • 軽い動画編集程度であればGTS以上
  • ネットサーフィン中心であれば無印orGT

というイメージかと思います。

 

RTXについて

RTXは、GeForceシリーズの最高ランクのモデルです。

 

RTXシリーズは、リアルタイムレイトレーシングに対応しているモデルです。

リアルタイムレイとトレーシングとは、水面や壁に反射した映像まできれいに映し出せる技術です。

 

通常は、水面に映る反射面までの映像をGPUが演算処理して映し出すことは困難なのですが、RTXはそれを可能にしています。

 

とにかく、映像処理がすごいシリーズということだけ理解していれば良いと思います。

 

本格的にゲームを楽しみたいならRTXシリーズがおすすめです。

 

世代

GeForceの世代は、数字部分の頭文字1or2つで分かるようになっています。

 

  • GTX 1070
  • GTX 1660 Ti
  • RTX 2060

GTX 1070は10世代目と10世代目までは、このようにわかりやすいです。

 

RTX 2060は10世代目の次の世代になります。

つまり、11世代目ですが、数字は20となっています。

 

GTX 1660 Tiというのは、16世代ではなく、20と同様に10世代の次世代になります。

 

  • GTXシリーズは、10の次が"16"
  • RTXシリーズは、GTX10世代の次が"20"

というようになります。

 

つまり、10世代までは順番通りですが、その後

10→16→20→30

古い→新しい

と若干変則的になります。

 

少しややこしいのですが、それぞれGPUを比較したときにどちらが新しい世代かというのがわかれば十分です。

 

性能

GeForceの末尾の数字・アルファベットは性能を表します。

 

数字に関しては表のような分類になります。

ハイエンド70
ミドルレンジ60
50
ローエンド40以下

 

ゲームをするのであれば、50以上の性能は欲しいところです。

 

末尾に"Ti"が付くものもあります。

このTiというのは、Titanium(チタニウム)の略称です。

 

Tiが付くモデルは、同じ番号のモデルよりも上の性能ですが、上の番号のモデルよりは下という立ち位置になります。

 

RTX 3060 Tiであれば

RTX 3060→RTX 3060 Ti→RTX 3070

の順に高性能になっていきます。

 

末尾に"SUPER"とつくものもありますが、これに関しては、そのモデルの書き換え(改版)になるそうなのであまり覚えなくても良いかと思います。

 

Radeon

Radeonは、GeForceよりも名前を見るだけでクラスや性能の違いが分かりやすいです。

 

RadeonのGPUの名前は

  • RX 6800
  • RX 5600 XT

このようになっています。

 

RX 5600 XTであれば

  • クラス:RX
  • 世代:5
  • 性能:6
  • 追加性能:XT

という意味になります。

 

クラス

RadeonのGPUのクラスは、現在はRXで統一されているそうですが、以前はR9→R7→R5(数字が大きい方が上位)と区別されていました。

 

現在はRXのみなので、RXが最新のクラスだとおぼえていれば良いと思います。

 

世代

RadeonのGPUは

  • RX6000
  • RX5000
  • Radeon VII
  • RX Vega
  • RX500
  • RX400
  • RX300

※上位から順に並べています

世代はこのように分かれています。

 

500の次がVega→VIIとわかりずらいものを挟んだあとに、5000→6000と世代が上がるのでややこしい部分ではあります。

 

性能

RadeonのGPU性能の数字に関しては表のような分類になります。

ハイエンド8以上
ミドルレンジ7
6
ローエンド5

 

XTに関しては、GeForceのTiと同様に、同じ番号のモデルよりも上の性能ですが、上の番号のモデルよりは下という立ち位置になります。

 

RX 6800→RX 6800 XT→RX 6900

の順に高性能になっていきます。

 

注意点

Radeonシリーズの"Radeon 7"に関しては1モデルしか出ていないため、少し特殊な立ち位置になります。

 

Radeon 7はこれしかないため、他のシリーズとは違い数字での性能などは関係ないため注意が必要です。

 

 

もう一つの注意点は、最新のRX6800などのように5000シリーズ・6000シリーズの下2桁は"00"と活用されていません。

 

今後、活用されるのかもしれないですが、現状では活用されていないので下2桁数字の意味を考える必要はありません。

 

VRAM(メモリ)容量

VRAM(メモリ)容量

GPUとセットで覚えていた方が良いものの中にVRAMというものがあります。

 

VRAMは、グラフィックメモリとも言われるもので、映像専用のメモリです。

つまり、VRAMが大きいほど同時にたくさんの映像処理を行うことができます。

 

使用用途 VRAMの目安

  • 軽い画像編集:2GB以上
  • 軽いゲーム:4GB以上
  • 4Kでのゲーム・映像処理:8以上

 

ベンチマーク

ベンチマーク

GPUにもCPUと同様にベンチマークスコアというものがあります。

 

ベンチマークスコアとは、プログラムを実行した結果のスコアのことです。

 

わかりやすく言えば、GPUをベンチマークテストというテストを行い、成績を表したものがベンチマークスコアになります。

 

ベンチマークスコアが高ければ高いほど性能が良いということになります。

 

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参考GPUベンチマークスコア

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使用用途別おすすめGPU紹介

使用用途別おすすめGPU紹介

使用用途ごとにおすすめのGPUを紹介します。

 

軽い動画編集(フルHD)・低画質でゲーム

軽い動画編集(フルHD)・低画質でゲームであれば

  • GeForce GTX 1650

 

APEX・フォートナイトであれば低画質で120FPS以上出すことも可能です。

フルHDの動画編集も問題なく行えます。

 

低画質と言っても、普通にゲームができますし、汚い映像だなと思うことはあまりないと思います。

 

サブPCや子供と一緒に使うなど汎用性の高いGPUで価格も低めでおすすめです。

 

ゲームが趣味の方

ゲームが趣味でいろんなゲームをされる方は

  • GeForce RTX 2070

 

GeForce RTX 2070であれば大抵のゲームは問題なく可能ですし、画質もそこそこ出しても大丈夫です。

 

コスパも良く、ゲームが趣味で良くゲームをする方はGeForce RTX 2070あればそこまで困ることはないと思います。

 

ガチゲーマー・配信用

ガチガチのゲーマー・配信される方は

  • GeForce RTX 3080 Ti
  • GeForce RTX 3090

 

ガチガチのゲーマーであるならば、GeForce RTX 3080Ti以上の性能は欲しいところです。

 

現在あるGPUの中でも最高クラスの物なので、配信でも高画質でゲームをすることができます。

 

価格がとんでもなく高いので、コスパが良いかと言われると微妙ですが、高画質でゲームをするのであれば必要なスペックです。

 

まとめ

GPUについてまとめました。

簡易的な解説ですが、PCを自作する上では十分なレベルだと思います。

 

使用用途により、使用するGPUを選ぶということが大切です。

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