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最近は、音質沼にハマりつつあり、より音質を求めていろいろとガジェットを探していると、めちゃくちゃ良さそうなDACをAliexpressで7000円程度で見つけたので購入。
自分のイヤホンの性能を最大限に使用できていなかったのがわかるくらい、音質の違いを感じたので音楽だけでなく、ゲームでも使用してみた正直な感想をレビューしていきます。
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結論
良い点
- 音質が格段に上がる
- コスパが良すぎる
- コンパクトでデスクトップでも持ち運びの使用も優秀
悪い点
- android用アプリがない
FiiOKA13の外観はシンプルでかっこいい
FiiO KA13の外観は非常にシンプルですが、無駄のないかっこよさがあると思います。

少し中身の見えるようになっており、質感も高級感があります。

サイズは、5.5×2.2×1.0cmとかなりコンパクトです。
上面にボタンがあり、音量調整ボタンとD.MODEというPCのデスクトップモードになり、高出力が可能となるモードです。

裏面は写真のように光沢のあるデザインで両面ともかっこいいです。

まず、箱から出した感じが高級感のあるようになっており、品がありました。

中華製品に共通で、箱が良い商品は良い商品という、個人的な経験からこれは良い製品だと感じました。
付属品

付属品
- USBケーブル C to C
- USB変換アダプタ C to A
- 説明書
付属品に、C to C のケーブルと、C to A の変換アダプタがあるので、USB C対応のPCだけでなく、USB Cの差し込みのないPCでの使用もできます。
FiiO KA13の主な仕様とスペック

| 型番 | FiiO KA13 |
|---|---|
| DACチップ | CS43131 ×2(デュアル構成) |
| 対応端子 | 3.5mmシングルエンド / 4.4mmバランス |
| 出力(バランス) | 最大550mW@32Ω(Turboモード時) |
| 出力(シングルエンド) | 最大200mW@32Ω |
| 対応フォーマット | 最大PCM 384kHz / 32bit、DSD256 |
| サイズ | 約56.3mm × 22mm × 12mm |
| 重量 | 約18g |
| 対応OS | iOS / Android / Windows / macOS |
| アプリ連携 | FiiO Control(※iOSのみ) |
KA13はコンパクトなサイズに高性能なデュアルDAC構成を搭載し、スマートフォンやPCに挿すだけでハイレゾ音源にも対応できる本格仕様のポータブルDACです。
4.4mmバランス出力に対応しており、インピーダンスの高いイヤホンやヘッドホンも余裕をもって駆動できます。
PCにもUSBケーブルで接続するだけで使用できるので、使い方も簡単です。

FiiO KA13で感じた音の変化

FiiO KA13をAS16 Proというイヤホンで使用してみて最初に感じたのは、音の明瞭さが一気に上がったことでした。
スマホのイヤホンジャックや一般的なDACではややもっさりと感じていた音が、KA13ではクリアに、そして立体的に聞こえるようになります。
音の広がりについても明確な違いを感じました。
左右だけでなく、奥行き方向の空間もしっかりと表現されるため、まるで一段上のイヤホンに買い替えたかのような感覚を味わえます。
低音は引き締まり、中高音は自然に伸び、全体的にバランスの良いサウンドへと変化したと思います。
特にボーカルや楽器の分離が良くなるため、細かい音のニュアンスまで楽しめるようになります。
同じイヤホンを使っていても、KA13を挟むだけでここまで音が変わるのかと驚きました。
スマホで気軽に高音質を楽しみたい人には、非常に満足度が高いと思います。
スマホでも簡単に高音質化

FiiO KA13は、スマートフォンに挿すだけで使用できるシンプルな設計になっており、専用アプリや複雑な設定は不要です。
接続するだけで自動的に認識され、すぐに高音質なサウンドを楽しめます。
Android端末でもそのまま使用でき、電源も端末から供給されるため、バッテリーや充電の心配もありません。
実際にスマホで使ってみると、音の解像度や広がりが一気に変わり、明らかに迫力のあるサウンドへとグレードアップしました。
ただし、iPhone向けには「FiiO Control」というアプリでイコライザーやフィルター設定ができる一方、Androidには対応していない点が少し残念です。
音質自体はAndroidでも十分に高いレベルですが、細かい調整をしたい人にとっては少し物足りないかもしれません。
とはいえ、接続の簡単さと音質向上の効果を考えると、スマホとの相性は非常に良好です。
外出先でも手軽に高音質を楽しめるのは大きなメリットです。
ゲーム用途でも力を発揮

FiiO KA13は音楽鑑賞だけでなく、ゲーム用途でも非常に優秀です。
実際にFPSやTPSなどで使用してみると、足音や銃声、環境音のひとつひとつがはっきりと聞こえるようになり、音の定位感が大きく向上しました。
特に足音の方向や距離感がつかみやすくなることで、索敵の精度が上がり、プレイ中の反応速度にも良い影響を与えてくれます。
普段使っているイヤホンでも、KA13というDACを挟むだけでここまで変化があるのかと驚きました。
また、音の分離感が高まるため、BGMと効果音が混ざって聞こえることが減り、ゲームの臨場感が格段にアップします。
対人ゲームだけでなく、RPGやアクション系でも没入感を高めてくれる点は大きなメリットです。
ゲーム中の細かい音をしっかり拾いたい人、定位感を重視するプレイヤーには、KA13は非常に相性の良いDACだと感じました。
コンパクト&高性能で持ち歩きにも最適

FiiO KA13は、手のひらに収まるサイズ感でありながら、本格的なバランス出力や高出力アンプを搭載した高性能なDACです。
わずか18gという軽さで、ポーチやカバンに入れてもかさばらず、持ち運びに非常に便利です。
筐体はアルミ合金製で高級感があり、細部まで丁寧に作り込まれています。
安っぽさがなく、ガジェット好きなら所有感も満たされるデザインに仕上がっています。
USB-C直挿しタイプのため、ケーブルが不要でスマートに接続できるのも魅力です。
モバイル環境でも快適に使用できるので、通勤中や外出先でも高音質を手軽に楽しめます。
コンパクトながらパワーも十分で、インピーダンスの高いイヤホンやヘッドホンでもしっかり鳴らしてくれる実力があります。
気になったポイント

FiiO KA13は全体的に非常に完成度の高いDACですが、いくつか気になった点もありました。
まず、iOSには専用の「FiiO Control」アプリが用意されており、フィルター設定やイコライザーなど細かい調整が可能です。
しかし、Androidには同等のアプリが存在せず、音質設定を変更することができません。
この点はAndroidユーザーにとってやや残念に感じる部分です。
また、本体には物理ボタンや音量調整機能がないため、すべての操作は接続先の端末側で行う必要があります。
スマホの音量調整幅が大きい場合は、細かい音量設定がやりにくいと感じるかもしれません。
他にも、使用時に本体がやや発熱する場面もありますが、特に不安になるほどの熱さではなく、通常の使用範囲内といえるレベルです。
全体としては致命的なデメリットではないですが、不便な部分もあります。
androidスマホを僕は使用していますが、FiiO KA13使用中イコライザを使用したいと思うことは特になかったです。
普段からイコライザを使用しない方には特にデメリットにもならないかと思います。
KA13はこんな人におすすめ

FiiO KA13は、以下のようなニーズを持つ人に特におすすめできます。
こんな人におすすめ
- スマホで音楽をより高音質で楽しみたい人
- FPSなどのゲームで足音の定位感をしっかり把握したい人
- 多ドライバーのイヤホンをしっかり鳴らしたい人
- コンパクトなDACを探しているが、音質にも妥協したくない人
- PCでもスマホでも手軽に使えるDACを求めている人
初めての外付けDACとしても扱いやすく、手軽に「音の変化」を実感したい人には非常に満足度の高い製品だと感じました。
まとめ:Aliexpressで7000円は破格

FiiO KA13は、Aliexpressで7000円という価格で、スマホや一般的なDACでは出せない解像度や音の広がり、定位感を手軽に引き出してくれる高性能なポータブルDACです。
AS16 Proとの相性も良く、普段使っているイヤホンから引き出せる音の情報量が一段と増えたことに驚かされました。
ゲーム用途でもその実力は十分で、音の聞き分けや臨場感の向上にしっかり貢献してくれます。
一方で、Android向けのアプリが用意されていない点や、細かな音量調整がしにくい場面があることなど、いくつかの注意点も存在します。
それでも、挿すだけでこれほどまでに音質が変わるのは、価格を考えてもコスパがめちゃくちゃ良いと思います。
デスクトップでの使用もデスク上で邪魔にならないですし、持ち運びもコンパクトで邪魔にならないという、どちらの使用もできるFiiO KA13はゲーマーや音楽を楽しみたい人におすすめだと感じました。
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