今回は、Thunderbolt(サンダーボルト)についての解説をしていきます。
最近では、ノートパソコンなどにも搭載されていることが多くなってきたThunderboltです。
最新のものではThunderbolt4になっており、これがめちゃくちゃ便利なので、初心者の方に向けてわかりやすく解説していきます。
リンク
-
参考【2022年+α】買って良かったガジェット・生活用品【ベスト7選】
続きを見る
Thunderboltとは?
Thunderboltは、Intelとappleが共同開発したLight Peakを元に作成された高速シリアルデータ転送規格であり、2011年に最初に発表されました。
最初は、Macに搭載されていましたが、徐々に様々な危機に搭載されるようになってきています。
Thunderboltは、データ転送、ディスプレイ接続、給電など多様な機能をもっています。
現在、ThunderboltはUSB typeCコネクタで使用されています。
Thunderboltは、現在Thunderbolt"4"まで開発されています。
Thunderbolt1と2はMini DisplayPortで採用されており、最近ではほぼ使用されていないので、今回の解説はThunderbolt3以降の解説とさせていただきます。
USBの種類
USBと聞くと一般的には長方形の形のUSB接続をイメージするかと思います。
しかし、USBにはいくつかの種類があります。
今回は、USBtypeA・B・Cについて簡単に解説します。
他にもmicroUSBtypeというのもありますが、Thunderboltの解説なので割愛します。
USBtype-A
USBtype-Aは、一般的にUSBと言われていたり、PCでも一番多くある接続端子です。
差し込む上下の方向も決まっており、反対向きにさして、反対向けたらまた反対だった。みたいなことも頻繁にある少しイラっとする接続端子です。
USBtype-Aの中の色で性能が少し異なります。
とこのようにバージョンが違います。
3.0が一番新しく、データの転送速度なども早くできます。
データ転送速度は
- USB1.0の転送速度は12Mbps
- USB 2.0の転送速度は480Mbps
- USB 3.0の転送速度は5Gbps
と大幅に転送速度がことなります。
USBtype-B
USBtype-Bは、プリンターの接続などで使われていますが、基本的にはあまり使用されていません。
USBtype-BもUSBtype-Aと同様に2.0/3.0があります。
中身の色でバージョンが違いますが、USBtype-Aと同様の色とバージョンの組み合わせになっています。
USBtype-Bは、知らなくても困ることは、ほぼないです。
USBtype-C
USBtype-Cは、最近のスマホの充電ケーブルにも使用されてきている規格です。
上下方向がなく非常に便利な接続端子となっています。
速度は最大10Gbpsと速度も速く、非常に便利となっています。
そして、このUSBtype-Cの中に属するのがThunderboltになります。
ThunderboltとUSBtype-Cの違い
ThunderboltはUSBtype-Cの中に属しており、簡潔に言うと"USBtype-Cの中の選ばれし者"というイメージです。
画像のような雷マークが入っているとThunderboltと認められたものになります。
USCtype-Cとの違いは、この雷マークがあるかないかで判断されます。
そして、Thunderbolt3やThunderbolt4の違いは、雷マークの下の数字を見るとわかります。
Thunderboltにできること
高速データ転送
Thunderboltは、USB-typeAなどのデータ転送技術に比べて高速なデータ転送が可能となっています。
Thunderboltを使用することで、大容量のファイルやデータを短時間で転送することができます。
Thunderboltポートを備えたデバイスに接続することで、外付けハードディスクやSSDなどを高速に利用することができます。
転送速度は40GbpsとUSBtype-Aの8倍、USBtype-Cの4倍と圧倒的な速さにっています。
ディスプレイ接続
Thunderboltは、DisplayPortをサポートしており、ディスプレイ出力を行うことができます。
今までは、ディスプレイに接続するときは、HDMIやDisplayPortを別に接続しないといけませんでしたが、それをThunderboltで接続することが可能です。
Thunderbolt では、ディスプレイ出力に加えて、デュアルディスプレイ接続や4K解像度のサポートなどのより高度なディスプレイ機能が利用できます。
給電
Thunderboltは、給電機能を備えており、デバイスに給電することができます。
Thunderboltを備えたデバイスを使用することで、ACアダプターなしでノートパソコンを充電することができます。
Thunderbolt では、最大100Wの電力を供給することができ、タブレットやスマートフォンなどの充電にも利用できます。
Thunderbolt Dockの利用
リンク
Thunderbolt Dockは、上記のようなThunderboltポートを複数備えた拡張ユニットです。
Thunderbolt Dockには、USBポート、HDMIポート、Ethernetポート、SDカードスロットなどが搭載されており、多様なデバイスの接続が可能です。
これを使用することで、ノートパソコンやタブレットに様々な接続端子を1か所から増大させるという拡張性も兼ね備えています。
Thunderboltの最大のメリット
Thunderboltの最大のメリットは、1つの接続場所から
- 高速データ転送
- ディスプレイ出力
- 充電
- USBポート、SDカードスロット接続
を同時に行えるということになります。
今までは、これらを別々に行わなければなりませんでした。
つまり、ノートPCだとUSBを差し込む。充電ケーブルを挿す。デュアルディスプレイのためにHDMIケーブルを挿す。など線がごちゃごちゃしていました。
それがThunderbolt Dockを使用することで、ひとつのケーブルを抜き差しするだけでできるようになりました。
他には、高速データ転送ができるので、ノートPCに外付けグラボを接続することで、どんなノートPCでもゲーミングPCにすることも可能です。
リンク
Thunderbolt3と4の違い
Thunderbolt3とThunderbolt4の違いは、細かくはデータ転送のエラー訂正機能が強化されていたり、給電効率が良いなどの違いがあるみたいですが、実感するほどではありません。
大きな違いとしては、Thunderbolt3は4K解像度のビデオ出力はディスプレイ1台までだったのが、Thunderbolt4では4K解像度でディスプレイ2台、8K解像度は1台まで対応可能なっています。
まとめ
今回は、Thunderbolt(サンダーボルト)についての解説しました。
個人的には、ノートPCをデスクトップPCのように使えるようになっている技術の1つだと思います。
これからノートPCを買うことを考えている方は、Thunderboltが付いているものを購入するのが良いと思います。
もし、Thunderboltがあって使っていない方がいれば、とてももったいないのでこれを機会に是非Thunderboltを使用してみてください。
リンク
リンク
ガジェット
2024/11/7
ガジェット 情報
2024/11/6
ガジェット
2024/10/16
ガジェット ゲーム
2024/9/27
ガジェット
2024/8/21
-
参考【コスパ良い】パナソニックドライヤー イオニティ EH-NE7J-K レビュー【キューティクル実感】
続きを見る
-
参考【ヒンジ故障】画面が外れたノートパソコンの修理方法【簡単な修理方法解説】
続きを見る
情報
Thunderboltとは何か?最新技術の解説と活用方法
2023年4月25日
今回は、Thunderbolt(サンダーボルト)についての解説をしていきます。
最近では、ノートパソコンなどにも搭載されていることが多くなってきたThunderboltです。
最新のものではThunderbolt4になっており、これがめちゃくちゃ便利なので、初心者の方に向けてわかりやすく解説していきます。
参考【2022年+α】買って良かったガジェット・生活用品【ベスト7選】
続きを見る
Thunderboltとは?
Thunderboltは、Intelとappleが共同開発したLight Peakを元に作成された高速シリアルデータ転送規格であり、2011年に最初に発表されました。
最初は、Macに搭載されていましたが、徐々に様々な危機に搭載されるようになってきています。
Thunderboltは、データ転送、ディスプレイ接続、給電など多様な機能をもっています。
現在、ThunderboltはUSB typeCコネクタで使用されています。
Thunderboltは、現在Thunderbolt"4"まで開発されています。
Thunderbolt1と2はMini DisplayPortで採用されており、最近ではほぼ使用されていないので、今回の解説はThunderbolt3以降の解説とさせていただきます。
USBの種類
USBと聞くと一般的には長方形の形のUSB接続をイメージするかと思います。
しかし、USBにはいくつかの種類があります。
今回は、USBtypeA・B・Cについて簡単に解説します。
他にもmicroUSBtypeというのもありますが、Thunderboltの解説なので割愛します。
USBtype-A
USBtype-Aは、一般的にUSBと言われていたり、PCでも一番多くある接続端子です。
差し込む上下の方向も決まっており、反対向きにさして、反対向けたらまた反対だった。みたいなことも頻繁にある少しイラっとする接続端子です。
USBtype-Aの中の色で性能が少し異なります。
とこのようにバージョンが違います。
3.0が一番新しく、データの転送速度なども早くできます。
データ転送速度は
と大幅に転送速度がことなります。
USBtype-B
USBtype-Bは、プリンターの接続などで使われていますが、基本的にはあまり使用されていません。
USBtype-BもUSBtype-Aと同様に2.0/3.0があります。
中身の色でバージョンが違いますが、USBtype-Aと同様の色とバージョンの組み合わせになっています。
USBtype-Bは、知らなくても困ることは、ほぼないです。
USBtype-C
USBtype-Cは、最近のスマホの充電ケーブルにも使用されてきている規格です。
上下方向がなく非常に便利な接続端子となっています。
速度は最大10Gbpsと速度も速く、非常に便利となっています。
そして、このUSBtype-Cの中に属するのがThunderboltになります。
ThunderboltとUSBtype-Cの違い
ThunderboltはUSBtype-Cの中に属しており、簡潔に言うと"USBtype-Cの中の選ばれし者"というイメージです。
画像のような雷マークが入っているとThunderboltと認められたものになります。
USCtype-Cとの違いは、この雷マークがあるかないかで判断されます。
そして、Thunderbolt3やThunderbolt4の違いは、雷マークの下の数字を見るとわかります。
Thunderboltにできること
高速データ転送
Thunderboltは、USB-typeAなどのデータ転送技術に比べて高速なデータ転送が可能となっています。
Thunderboltを使用することで、大容量のファイルやデータを短時間で転送することができます。
Thunderboltポートを備えたデバイスに接続することで、外付けハードディスクやSSDなどを高速に利用することができます。
転送速度は40GbpsとUSBtype-Aの8倍、USBtype-Cの4倍と圧倒的な速さにっています。
ディスプレイ接続
Thunderboltは、DisplayPortをサポートしており、ディスプレイ出力を行うことができます。
今までは、ディスプレイに接続するときは、HDMIやDisplayPortを別に接続しないといけませんでしたが、それをThunderboltで接続することが可能です。
Thunderbolt では、ディスプレイ出力に加えて、デュアルディスプレイ接続や4K解像度のサポートなどのより高度なディスプレイ機能が利用できます。
給電
Thunderboltは、給電機能を備えており、デバイスに給電することができます。
Thunderboltを備えたデバイスを使用することで、ACアダプターなしでノートパソコンを充電することができます。
Thunderbolt では、最大100Wの電力を供給することができ、タブレットやスマートフォンなどの充電にも利用できます。
Thunderbolt Dockの利用
Thunderbolt Dockは、上記のようなThunderboltポートを複数備えた拡張ユニットです。
Thunderbolt Dockには、USBポート、HDMIポート、Ethernetポート、SDカードスロットなどが搭載されており、多様なデバイスの接続が可能です。
これを使用することで、ノートパソコンやタブレットに様々な接続端子を1か所から増大させるという拡張性も兼ね備えています。
Thunderboltの最大のメリット
Thunderboltの最大のメリットは、1つの接続場所から
を同時に行えるということになります。
今までは、これらを別々に行わなければなりませんでした。
つまり、ノートPCだとUSBを差し込む。充電ケーブルを挿す。デュアルディスプレイのためにHDMIケーブルを挿す。など線がごちゃごちゃしていました。
それがThunderbolt Dockを使用することで、ひとつのケーブルを抜き差しするだけでできるようになりました。
他には、高速データ転送ができるので、ノートPCに外付けグラボを接続することで、どんなノートPCでもゲーミングPCにすることも可能です。
Thunderbolt3と4の違い
Thunderbolt3とThunderbolt4の違いは、細かくはデータ転送のエラー訂正機能が強化されていたり、給電効率が良いなどの違いがあるみたいですが、実感するほどではありません。
大きな違いとしては、Thunderbolt3は4K解像度のビデオ出力はディスプレイ1台までだったのが、Thunderbolt4では4K解像度でディスプレイ2台、8K解像度は1台まで対応可能なっています。
まとめ
今回は、Thunderbolt(サンダーボルト)についての解説しました。
個人的には、ノートPCをデスクトップPCのように使えるようになっている技術の1つだと思います。
これからノートPCを買うことを考えている方は、Thunderboltが付いているものを購入するのが良いと思います。
もし、Thunderboltがあって使っていない方がいれば、とてももったいないのでこれを機会に是非Thunderboltを使用してみてください。
ガジェット
2024/11/7
【カイロ+モバイルバッテリー】HAGOOGI(ハゴオギ...
ガジェット 情報
2024/11/6
【Amazonおすすめモバイルバッテリー】 INIU ...
ガジェット
2024/10/16
【コスパ最強】TRUEFREE F2 レビュー【オープ...
ガジェット ゲーム
2024/9/27
【圧倒的コスパ】VXE Dragonfly R1 Pr...
ガジェット
2024/8/21
【スマホ2回充電可能】UGREEN Nexode モバ...
参考【コスパ良い】パナソニックドライヤー イオニティ EH-NE7J-K レビュー【キューティクル実感】
続きを見る
参考【ヒンジ故障】画面が外れたノートパソコンの修理方法【簡単な修理方法解説】
続きを見る
-情報
-解説