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今回は、動画編集もできるノートパソコンの選び方を解説していきたいと思います。
自分でノートパソコンを選ぶ方法を解説していますが、動画編集できるコスパの良いノートパソコンを教えて欲しいという方は、目次の"おすすめノートパソコン"をクリックしてページ下部に移動してください。
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結論
結論
- パソコンは完全に数値で能力が決まる
- 高性能という言葉ではなく自分で見極める力が必要
- CPU性能を見る
-CPUは、intel製では、i5以上で、11世代(上2桁)以上のもの。
-Ryzen製では、Ryzen5以上かつ、4(上1桁)以上のもの。 - GPU性能を見る
-GPUは、フルHDであれば、Geforce1650が最低ライン。
-4Kであれば、Geforce3060以上が良い。 - メモリを見る
-メモリは最低で16GBは必要だが、できれば32GBが良い。 - SSD搭載か見る
パソコンは数値で能力が決まる
最初に知っていただきたいこととして、パソコンというものはすべてのパーツに性能があり、それはすべて数値で能力が決まります。
つまり、パソコンは実際に使用しなくても、パーツの数値を見ればどの程度の能力があり、どんな作業ができるのかが一目瞭然ということです。
今回は、そのことを念頭に置いていただいて見るポイントを解説してきます。
高性能という言葉に騙されてはいけない
ノートパソコンを選ぶ際に、良く見かけるのが"高性能ノートパソコン"とか"最新Windows搭載"という言葉です。
この高性能とか最新という言葉には全く信頼はできません。
高性能といっても、どのレベルから高性能とか明確なものがありません。
最新Windowsとか最新CPUとかでも、最新のものでも低性能のものもたくさんあります。
そのような言葉に騙されないようにしましょう。
見るポイントは4つ
動画編集できるノートパソコンを選ぶ際に見るべきポイントは4つあります。
ポイント
- CPUの能力
- GPU(グラフィック)の能力
- メモリの容量
- SSDを搭載しているか
この4つは最低でも確認するようにしましょう。
でなければ、自分の求めている性能のパソコンではなくなってしまい、動画編集ができないとかも起こり得ます。
CPU能力
CPUというのは、パソコンの"脳"にあたる部分です。
つまり、このCPU能力が高くないと動画編集などの高度な作業にパソコンが追いつきません。
CPU性能は非常に大事です。
CPUは、intelとRyzenと2メーカーありますが、どちらでも性能差はありません。
intelの場合
intelのCPUは、i7 13700HXというようなナンバリングになっています。
"i"の後の数字・上2桁の数字(i7 13700HXだと"13")をしっかりと確認しましょう。
ポイント
- iの後の数字は、CPUの大まかな性能を意味します。
- その後の数字は、上2桁は世代・下3桁は細かな性能を表します。
intelのCPUを選ぶ場合は、"i7"以上を選ぶようにしましょう。
世代(上2桁)は12以上を選ぶようにしましょう。
この2つは余裕で動画編集できるレベルのノートパソコンになります。
時々、重たくなるが動画編集は可能というレベルのノートパソコンであれば、i5以上で、11世代(上2桁)以上のものでも可能です。
Ryzenの場合
Ryzenの場合は、Ryzen7 7840Uのようなナンバリングになっています。
"Ryzen"の後の数字・上1桁の数字(Ryzen7 7840Uだと"7840の上1桁の7")をしっかりと確認しましょう。
ポイント
- Ryzenの後の数字は、CPUの大まかな性能を意味します。
- その後の数字は、上1桁は世代・下3桁は細かな性能を表します。
RyzenlのCPUを選ぶ場合は、"7"以上を選ぶようにしましょう。
世代(上1桁)は6以上を選ぶようにしましょう。
この2つは余裕で動画編集できるレベルのノートパソコンになります。
時々、重たくなるが動画編集は可能というレベルのノートパソコンであれば、Ryzen5以上かつ、4(上1桁)以上のものでも可能です。
GPU(グラフィック)の能力
GPUというのは、パソコンのグラフィック(映像)を司る部分になります。
GPU機能が高くないと動画編集中に映像がカクツクという現象に陥ります。
GPUは、Geforce1660のようなナンバリングになっています。
数字が大きければ大きいほど性能は高いです。
しかし、これも世代と性能がありそこは見極めないといけません。
ポイント
Geforce1660であれば、上2桁16が世代・下2桁60が性能という感じです。
現在ノートパソコンでは、世代は40・性能は90まで出ています。
動画編集に必要なGPU性能
動画編集に必要なGPU性能は
- フルHDであれば、Geforce1650が最低ライン
- 4Kであれば、Geforce3060以上が良い
動画編集に必要なGPUは、この辺りの性能は欲しいところです。
メモリの容量
メモリとは、パソコンが同時に作業するための部分と言えます。
メモリが少ないと、1つの作業はできても複数の作業は重たくてできなくなります。
動画編集は1つの作業ではなく、動画を見る・文字を入れる・音楽を動画に乗せるなど複数の作業が同時に展開されます。
そのため、メモリもある程度は必要になります。
メモリは8・16・32・64GBと8の倍数ずつでの販売になります。
- メモリは最低で16GBは必要
- できれば32GBが良い
メモリは予算に余裕があれば32GBを選びましょう。
16GBでも可能ですが、モーションやトランジションなどを多く入れると、時折カクツク場合もあるかと思います。
SSD搭載か見る
SSDとは、パソコンのデータ保存場所の部分です。
一昔前だとハードディスク(HHD)と言われている部分です。
SSDはHHD(ハードディスク)の進化版です。
読み書きの速度が圧倒的に速くなっているので、今はほとんどSSDになっているかと思いますが、間違ってHHDを購入しないようにしましょう。
外付けとしてHHDを買うのは全く問題ありませんが、ノートパソコンに内蔵されているのはSSDにしておくことをおすすめします。
apple(mac)はダメなのか?
若者やおしゃれの方に人気のmacですが、これはWindowsと比較して性能はどうかというのも気になる方もおられるかと思います。
macの場合M2チップというCPU・GPUが一緒に搭載されたもので販売しています。
M2チップのmac bookも高性能ではあります。
- intel CPUで言えば、i7 1280pよりも性能は下です。
- GPU性能もGeforce 1660と同等の性能です。
(※細かい仕様が違うのでおおよその性能です)
このようにM2チップ搭載のMAC bookでは、20万円近くするので価格に対する性能は低いです。
しかし、おしゃれで薄型で動画編集できるという点は強みとなっています。
おすすめのノートパソコン
ここまでを踏まえて、2024年現在のおすすめのノートパソコンをいくつか紹介します。
Lenovo IdeaPad Slim 560 Pro
Lenovo IdeaPad Slim 560 Proは、動画編集をするには最低ラインのノートパソコンです。
フルHDであればソフトを使用し問題なく動画編集も可能です。
スペック
- CPU:Ryzen 5 5600H
- GPU:GTX 1650
- メモリ:16GB
- ストレージ:SSD 512GB
このスペックで、価格も10万円と比較的買いやすい価格帯だと思います。
Acer ゲーミングノートパソコン Nitro 5 AN515-46-A76Y6
Acer ゲーミングノートパソコン Nitro 5 AN515-46-A76Y6は、十分に動画編集ができるレベルのノートパソコンです。
スペック
- CPU:Ryzen 7 6800H
- GPU:GeForce RTX 3060
- メモリ:16GB
- ストレージ:SSD 512GB
価格は14万弱とさっきのノートパソコンと比較すると価格はあがりますが、CPU性能・GPU性能の大幅な強化を考えるとコスパはこっちの方が良いと思います。
4K動画も編集可能なレベルです。
ASUS ゲーミングノートPC TUF Gaming A15
ASUS ゲーミングノートPC TUF Gaming A15は、ノートパソコンでは最高性能になるレベルのノートパソコンです。
スペック
- CPU:Ryzen7 7735HS
- GPU:GeForce RTX 4060
- メモリ:16GB
- ストレージ:SSD 1TB
個人的にはこの性能であればメモリは32GBが欲しかったですが、Amazonでは16GBまでの販売でした。
公式HPではカスタムもできるので、メモリを32GBにもできますが、価格がAmazonほど安くはなくなってしまいます。
この性能で20万弱であれば妥当という価格です。
同価格帯のMAC Bookと比べると性能は高いので、コスパ面でも優秀だと思います。
まとめ
今回、動画編集できるノートパソコンの選び方を解説しました。
デスクトップは邪魔になるし持ち運びもできないという部分からノートパソコンが人気の現在です。
ノートパソコンでも動画編集できる高性能なものもたくさん販売していますが、正しい知識がないと動画編集できないパソコンを買わされることになるので、自分でしっかりと知識をつけておきましょう。
まとめ
- CPUは、intel製では、i5以上で、11世代(上2桁)以上のもの。
Ryzen製では、Ryzen5以上かつ、4(上1桁)以上のもの。 - GPUは、フルHDであれば、Geforce1650が最低ライン。
4Kであれば、Geforce3060以上が良い。 - メモリは最低で16GBは必要だが、できれば32GBが良い。
- ストレージは、SSD搭載。
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