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今回は、1万円台おすすめCPUまとめです。
自作PCするにあたって、PCパーツの値段は時価で大きく変動します。
僕が以前に書いた記事とはおすすめするパーツも変わっているので、2024年4月現在におすすめできる1万円台のCPUをご紹介します。
参考【コスパ・格安構成】自作PC初心者向け構成【7万以下も】
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1万円台おすすめCPUランキング
1万円台おすすめCPUランキング
- Ryzen5600
- Ryzen5500
- intel13100F
僕のおすすめする1万円台のCPUはこの3つです。
どれもコスパの良い性能となっており、ゲームライトユーザーであれば十分なスペックです。
動画編集なども可能ですし、高性能を求めないのであればこの3つで十分です。
Ryzen5600
Ryzen5600は、2022年4月に発売されたCPUです。
価格は19800円とギリギリ1万円台に収まっています。
最近、価格が低下しており、次に紹介するRyzen5500と価格差がなくなってきており、さらにおすすめ度が増しています。
スペック
Ryzen5600のスペックは
Ryzen5600のスペック
TDP | 65 W |
最大動作クロック周波数 | 4.4 GHz |
マルチスレッド | ○ |
二次キャッシュ | 3MB |
クロック周波数 | 3.5GHz |
コア/スレッド数 | 6/12 |
三次キャッシュ | 32 MB |
このような感じになります。
おすすめのポイントとしては、1万円台でありながら6コア12スレッドと十分なコア・スレッド数です。
さらに、最大クロック数が4.4GHzで二次キャッシュが3MBとゲーム性能もコスパが良いスペックになっています。
TDPも65Wと消費電力・発熱も少なめなので扱いやすい点もおすすめな点です。
Ryzen5600に合わせるマザーボード
Ryzen5600と組み合わせるおすすめのマザーボードは、B550です。
これは好みにもよりますが、中間グレードであるB550がおすすめです。
廉価グレードのA520でも十分CPU性能を活かせますが、B550は、PCI Expressリビジョンが4.0 とA520よりも高速対応なので、ゲーム用途であるならばB550が良いです。(お使いになるGPUにもよりますが…)
B550とA520で価格も大きく違うわけではないので、予算次第ですがB550がおすすめです。
ビジネス・動画編集などであれば、A520でも十分ストレスなく使用できると思います。
Ryzen5500
Ryzen5600の次におすすめなのが、Ryzen5500です。
価格は14800円とめちゃくちゃ安くコスパに優れたCPUです。
スペック
Ryzen5500のスペックは
Ryzen5500のスペック
TDP | 65 W |
最大動作クロック周波数 | 4.2 GHz |
マルチスレッド | ○ |
二次キャッシュ | 3MB |
クロック周波数 | 3.6GHz |
コア/スレッド数 | 6/12 |
三次キャッシュ | 16 MB |
このようなスペックになります。
おすすめポイントは、14800円とかなり安い価格でありながら、6コア12スレッドとなっています。
最大クロックも4.2GHzですし、ゲームも十分に楽しめるスペックです。
Ryzen5600よりも少しスペックは劣りますが、価格を抑えたい方であれば、Ryzen5600よりもRyzen5500の方がおすすめです。
5000円の価格差ほどスペックに差はないと思います。
Ryzen5500に合わせるマザーボード
Ryzen5500に合わせるおすすめのマザーボードは、A520です。
Ryzen5600の時は、B550をおすすめしましたが、なぜRyzen5500ではA520と廉価版をおすすめするかというと、Ryzen5500の場合はとにかくコストを抑えてコスパを優先する方が良いから。です。
ポイント
正直、"Ryzen5500でB550"のマザーボード買うのであれば、"Ryzen5600でA520"にする方が良いです。
なので、Ryzen5500であればマザーボードをA520にして、コストを抑える方向にした方が良いと思います。
Ryzen5500とA520の組み合わせでもゲームも十分楽しめます。
そのため、Ryzen5600+B550、Ryzen5500+A520という組み合わせがおすすめです。
intel13100F
3番目におすすめなのが、intel13100Fです。
intelの最新世代の廉価グレードになりますが、廉価グレードであっても最新世代なので性能は十分です。
価格も、16880円とRyzen5600とRyzen5500の間になります。
スペック
intel13100Fのスペックは
intel13100Fのスペック
TDP | 58W |
クロック周波数 | 3.4GHz |
最大動作クロック周波数 | 4.5 GHz |
マルチスレッド | ○ |
二次キャッシュ | 5MB |
コア/スレッド数 | 4/8 |
三次キャッシュ | 12 MB |
Ryzen5600.5500よりも最大クロックが大きくなっており、よりゲーム向きのCPUになります。
4コア8スレッドですが、シングルタスク(ゲームを行うだけ・写真編集するだけなど1つの作業のみ行う)であればコア・スレッド数は多く必要ありません。
動画編集はできないことはないですが、若干エンコードに時間を要するかと思います。
intel13100Fは、ゲームを中心に行う方におすすめです。
intel13100Fに合わせるマザーボード
intel13100Fに合わせるマザーボードでおすすめなのが、B560です。
次いで僅差でおすすめなのが、H510です。
intel CPU対応のマザーボードは4種類あります。
上位モデルからZ590→H570→B560→H510という順です。
なぜB560かというと、コスパに優れたモデルであるという点です。
B560は種類も多く値段も1万円を切っているマザーボードもあります。(時価による)
intel13100Fは廉価モデルなので、上位モデルのマザーボードを使用するとマザーボードがオーバースペックになります。
そのため、B560・H510くらいで性能的には十分です。
B560とH560の差としては、メモリがオーバークロックできるか、できないかという点です。
正直、オーバークロックさせる方の方が少数なので必須の機能ではないです。
B560の方が、販売個数も多く新品が安くコスパが良く買えるのでおすすめです。
ゲームをするのであればGPUにお金をかけるべき
ゲーム用途でのPCであれば、CPUよりもGPU(グラボ)にお金をかけるべきだと思います。
CPUの性能は、今回紹介した3つでも十分ゲームも可能ですし、最高スペックGPUでなければボトルネックで足を引っ張ることも少ないです。
APEX・フォートナイト・Valorantなどの無料FPSゲームであれば、これらのCPU+RTX2070やRTX3050などのGPUでも十分に144FPS可能です。
60FPSであればGTX1650でも十分なくらいです。
ゲームする上では、CPUよりもGPUの方が重要となります。
そのため、紹介した3つのCPUを選びコストを抑えて、浮いたお金をGPUに回す方がゲームをする上では得策だと思います。
まとめ
今回は、1万円台おすすめCPUベスト3をまとめて紹介しました。
多くの方がハイエンドよりもコスパの良いモデルを探されていると思いますので、今回紹介した3つはどれもコスパ良く1万円台とおすすめできるCPUです。
一応ランキング形式にしていますが、結局のところ自分の求めるスペック・使用用途により一番良い物は変わるので使用用途によって購入するCPUを選びましょう。
参考ノートパソコンでゲームをすることをおすすめしない理由
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